新しい道

2017.07.21| 田村響

ブログ担当の最終日となりました。

 

私は現在ピアニストとして活動しながら

2015年の4月から京都市立芸術大学で専任講師も務めています。

 

初日のブログで大阪に2年住んだと書きましたが、大学院としての生活が終わるタイミングで大学からお声をかけていただきました。

 

まさか大学に専任で入るとは考えてもいませんでしたし、個人的に京都に何か関係しているわけでもなかったのでとても驚きましたが、悩まず即答でお引き受けさせていただきました。

 

時間や体力的に大変になることは当然ですが、「指導を通してもっと成長しなさい」と神様が私に与えた道なのだと感じました。

 

(嵐山)

 

今までの人生を振り返ると、自分で選択したことが多くありません。

ピアノの先生が変わる時、音楽高校に入る時、留学先を決める時、大阪の大学院に入る時、そして大学講師になる時・・・

 

どの環境の中でも、自分自身の本当の成長と発展を目指していれば、よきタイミングで新しい道に導かれると信じています。

 

辛い苦い経験や、それに伴う感情までもがその時の自分に必要で起こっていると思います。

 

そのように捉えて全てに意味を見出し前向きに進むようにしています。

 

今回の《せんくら》への出演も、新たな経験や感情を運んでくれる神様からの贈り物だと思っています。

 

音楽を通して様々な世界観やエネルギーを体感し、また演奏を通していろいろな土地を訪れることができ、またその土地で人に触れ、文化や料理を味わうことができる・・・

 

本当に感謝です。

 

そのような経験が私自身を深く広くして音の香りとなって皆様にお届けできるよう、これからも一生懸命生きたいと思います。

 

堅苦しいブログになってしまいましたが、せんくらの全ての公演での音楽が街中を豊かに彩ることを祈っています!

 

(ザルツブルグ)

 

田村響

室内楽

2017.07.20| 田村響

みなさまこんにちは!

 

昨日に引き続きピアニストの田村響です。

 

今回はヴァイオリンとのデュオで演奏させていただきます。

 

ピアノは、主に一人でのソロ、オーケストラとのピアノ協奏曲の共演、そして他の楽器との室内楽がありますが、私自身、室内楽の機会が最近とても増えてきました。

 

 

昔は、一人で弾いている方が間違っても誰にも迷惑かけない!

 

なんて思ってオーケストラ共演や室内楽の時に特に緊張していましたが、機会が増えていくうちに、他の楽器から学べることが多いことを改めて実感し、また瞬間にエネルギーを寄せ合う繊細なやり取りに充実感を見出すようになりました。

 

室内楽は共演者がいるので、お互いに人間や楽器が違う中で、ただ音を合わせるだけではなく、音の質、スピード、方向、バランス、雰囲気、入るタイミング・・・言い出したらきりがなくなりそうですが、瞬時に察知して調和させる事が求められると思います。

 

今回共演する郷古さんとは、7月1日の京都ロームシアターでのコンサートで初めて共演させていただき、ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番を演奏いたしました。

 

 

ピアノとヴァイオリンの2人の世界観とエネルギーがどのように形創られて舞台上から放たれるか、会場で体感してください!

どうぞお楽しみに!

 

 

余談ですが、私が生まれた時に兄2人がヴァイオリンを弾いていた環境もあるのか、ヴァイオリンの音や曲が好きです。

ちなみに母いわく、私が赤ん坊の頃はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と、ヴィターリのシャコンヌに反応して泣いていたそうです。

 

 田村響

金髪の理由

2017.07.19| 田村響

こんにちは!ピアニストの田村響です。

 

今回初めて《せんくら》に出演させていただくことになりました。

ヴァイオリニストの郷古廉さんとの2公演です。

仙台で演奏させていただくのは今回が初めてになります!

このようにブログを綴るのも初めてです!!

 

新たな経験をする度に「あ、これがきっかけで人間としてまた変化するのかも」と思い一人で快感を覚えるので、今回のせんくら初出演を通して、初ブログで自分の気持ちを今一度整理して、仙台市内や初めて行く演奏会場のエネルギーを感じ・・・聴いてくださるみなさまと、偉大な作曲家が残した素晴らしい音楽を共有できることをとても楽しみにしております。

 

ところで、なんで金髪にしてるの?と思いましたか?

この髪色にしてから4年が経過します。

約2週間に1回美容院でダブルブリーチしています。

頭皮はオイルやトリートメントで最善を尽くしていただいているので、今のところは大丈夫。なはずです。。

 

7年間過ごしたヨーロッパを去り、2年間大阪の大学院に通いました。

ピアニストとして過ごす中で、精神的に自分を追い込みすぎたり、こうじゃなきゃだめ、などといった固定観念に苦しんでいた心を、この大阪での生活と学生という立場が解放するきっかけになりました。

 

院生として学生生活を取り入れたことで、まだ学生、まだ若い、もっと思い切り生きよう、挑戦者でいよう、失敗なんて当たり前だよ、エンジョイしよう、もっと明るくいこうよ・・・というような様々な思いが湧いてきました。

 

その結果、髪の毛の色が明るくなりました。(笑)

 

でも、その明るい髪の色を鏡で見ると、なんだか気持ちも明るくなり、人との接し方も以前よりオープンになり、繋がりも広がってきました。

 

人に外見的に見せるためというよりも、自分の心を解放させたい気持ちが強かったと思います。

 

どちらかというと気持ちが内に深く入りやすい性格なので、そのバランスを保っているのかもしれません。

 

音楽に対していつまでも真摯に向き合い、約200年も前に創られた芸術の持つ魂を橋渡しする機会を与えられている事に感謝して、これからも精進し続けたいと思います。

 

田村響

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