最終日の今日は、コンサートについて。
今回は2つの公演に出演致します。
1つは9月30日の、「せんくら・フェスティバル・ソロイツ」
豪華なメンバーで構成された弦楽オーケストラで、弦合奏版のバッハのシャコンヌや、ソリストのデュオによる超絶技巧曲等盛り上がること間違いなし!
僕は、ヴィヴァルディの協奏曲を、僕が仙台に住んでいた時の仙台フィルの憧れのコンマスだった西江さん、そして現在のコンマス西本さんと共演させて頂きます。
素晴らしいメンバーの皆さんと同じ舞台に立てるこの機会に、できるだけ多くのことを学び、吸収したいと今から待ち遠しいです。
そして2つ目の公演は10月2日、仙台フィルと高関先生の指揮でチャイコフスキーの協奏曲を共演させて頂きます。
このコンサートは、ワオ・コーポレーションスペシャルコンサートということなのですが、この公演にご協賛頂いてるワオ・コーポレーションは実は僕が中学生の時(つまりせんくらがちょうど始まった頃ですね!)に通っていた思い出の塾なのです。
中学生の当時、ヴァイオリンの練習やレッスン、コンクール等で塾の授業を欠席することが多かったのですが、先生方が後で時間を削って補習授業をしてくださったり、親身になって相談にのって頂いたお蔭で、自分の行きたい道、やりたいことができました。
単に勉強を教えて頂いたということだけでなく、先生方との出会いは自分の今までの人生に大きな影響があって、大切な思い出の1つでもあります。また、こうして今になっても別の場所でもお世話になり、大変有り難いです。
そんな感謝の気持ちも込めて、素晴らしいコンサートになるよう精一杯の演奏を皆さんにお聴かせしたいと思います!
是非お越し下さい!
今日は、僕が今留学しているドイツのクロンベルクについて、紹介したいと思います。
クロンベルクはフランクフルト近郊の小さな街で、旧市街は中世の面影を残す建物が多く残る場所です。街の中心の高台には12世紀頃に建てられたという歴史あるお城があります。(下の写真の一番高いところにある建物です。)
僕が住んでいるのは、このお城から十数メートルの場所で、通りの名前もSchloßstraße (ドイツ語でお城通り)といいます。
その家に同じアカデミーで学ぶ仲間達と住んでいるのですが、部屋からの景色が本当に素晴らしく、朝起きて窓から外を眺めると、頭の中が全てリセットされたかのような爽やかな気分になります。(笑)
写真は窓から見える朝の景色です。左奥にとても小さく見えるビル群はフランクフルトの中心部です。
夜は「静けさ」が聞こえる気がする程静かで(なんだか矛盾してますが、本当にそう感じるのです笑)、その静寂が響く中で見る星空は仙台にいた頃を思い出します。
久しぶりに夜空をゆっくり眺めると星ってこんなに沢山あったんだ!と思ったくらい星が良く見えます。
フランクフルトにお立ち寄りの機会がある方は是非、この中世の情緒漂うクロンベルクを一度訪れてみてはいかがでしょうか。
せんくらブログをご覧の皆様、こんにちは。仙台出身、ヴァイオリンの大江馨です。
今日から3日間ブログを担当致します。
今年で第11回目となるせんくら。
僕は第1回目から(当時中学1年生)聴衆として毎年楽しみに参加してました。
その時はまさか自分が演奏する側として舞台に立てることになるとは全く思っていませんでした。
それが、いつの間にか演奏者としてせんくらに参加させて頂けるようになって、感慨深いなあ…なんてまだまだ短い人生ながらも思ったりしてたのですが(笑)、
気づいたらせんくらに出演するのは今回で、もう4回目。
振り返ると仙台の皆様には沢山お世話になって、応援して頂いて、そのお陰で今の自分があるということを改めて実感します。
これからも回数を重ねて、皆様に成長した姿をお見せ、お聴かせして、そして音楽で恩返しできるよう頑張ろうと、このブログを書きながら決意した次第です。
明日は、今僕が生活しているドイツのクロンベルクについて書こうと思います。