こんにちは。仙台チェンバーアンサンブルの叶です。
チェンバーには直接関係ないのですが、お盆の16日から18日まで東鳴子温泉で「宮城クラリネットキャンプ」を開催しました。
もともとは宮城蔵王でやっていたのですが今年は東鳴子温泉の「旅館大沼」さんと鳴子公民館をお借りしてクラリネットを勉強する合宿です。
講師は地元大崎市出身のNHK交響楽団首席クラリネット奏者、伊藤圭さん、私の高校の後輩で仙台で教え始めた頃の生徒でもある加藤丈陽君、仙台フィルの千石先生のところの「妹弟子」の大場さや佳さんと佐藤由紀さん。と私の5名。
ピアニストはチェンバーの門脇さんと時々ご一緒している山形佑輔さん。
今回は14名の参加があり、半分は東京の音大生のみなさん、東京芸大の学生さんも3名いて非常にハイレベルな講習会となりました。
期間中、講師、受講生のコンサートには地元の皆さんも聴きにきてくださってとても喜んでくださいました。
レッスンも大事ですが楽しみはなんといっても温泉や食事。そして旅情も。
期間中、鳴子の温泉街での自由時間もあり、それぞれが楽しんだようでした。
それにしても鳴子の温泉は本当にパワフルで、元気になりますね!
帰りには岩出山の道の駅で「ロイズ」のチョコレートと新鮮な野菜(特に枝豆が最高!)を買って帰りました。
写真は最終日の旅館大沼さんの前での記念写真です。
来年も開催予定です。
こんにちは。
仙台チェンバーアンサンブルの叶光徳です。
昨日、自己紹介をさせていただきましたが、ちょっとクラシックに詳しい方には「この編成でなにができるの?」と思われる方もいるかもしれません。
確かにこの楽器編成(弦楽器二人、管楽器二人、打楽器、ピアノ)はクラシック音楽の標準的な編成ではまったくなくこの編成のための曲、というのは私の知る限り、ありません。
なのでそこで作編曲のスタッフが大活躍。表にはでませんが私たちにとっては絶対に必要な「裏方」です。
我々の作編曲スタッフは仲沼祐太さん、仙台の大学で作曲を勉強し、いまはなんと福島市役所の文化関係の部署で働きながら作曲活動をしています。
仲沼君には編曲だけでなく、オリジナルの作品も書いてもらっていて昨年仙台駅での「杜の都コンサートの為に書き下ろしてもらった 組曲「仙台の風景」はメンバーもお気に入りの1曲です。
5月にメンバーの勝又さんが結婚した時にも結婚式で演奏し、大変好評でした。1曲目の「広瀬川」は「モルダウ」と「青葉城恋唄」が合わさったような雰囲気だったり、2曲目の「荒城の月」によせては現代的な音の中に本当に月が見えてくるような美しさ。3曲目の定禅寺通は楽しいマーチです。
今回の「せんくら」のプログラムも仲沼さんのアレンジが冴えるところがいくつもありますのでご期待ください!
詳しいプロフィールなどは仙台チェンバーアンサンブルのホームページ solfamusica.jp をごらんください。
初めまして!
今回初めて「せんくら」に出演する仙台チェンバーアンサンブル、クラリネットの叶光徳です!
「誰、それ?」と思われる方も多いかもしれませんが私たちは2006年、「音楽とコミュニケーション」をテーマに結成。東北電力の「放課後ひろば スクールコンサート」や宮城県文化振興財団の「芸術銀河アウトリーチコンサート」をはじめ、数多くの学校、幼稚園や各種のイベントで演奏してきました。
メンバーは
ソプラノ/勝又久美子
ピアノ/門脇麻美
ヴァイオリン/叶千春
チェロ/塚野淳一
フルート/渡邉珠希
クラリネット/叶光徳
パーカッション/小林直央
の7名。
結成のきっかけは角田市のある小学校からの演奏依頼でした。以前から「スクールコンサートができたらサン=サーンスの動物の謝肉祭を朗読付きでやりたいなあ」と思っていたので動物の謝肉祭ができる編成でメンバーを集めました(そのときは打楽器はまだいませんでした)。
そして、リハーサルを重ねていたころ、親しくしていた朝倉香絵さんのお宅に遊びにいっている時にある音楽事務所から朝倉さんに電話が。その電話が「東北電力のスクールコンサートの依頼」だったのです。朝倉さんがすかさず「いま、目の前にそういうことをやりたい人がいますよ」といって電話を替わってくれました。
そのあとはトントン拍子に話が進み、朝倉さんもメンバーに加え「仙台チェンバーアンサンブル」という名前で活動を開始しました。
朝倉さんはその後、別のお仕事で東京へ行くことになりいまの小林君にメンバーチェンジしましたが、今年以前から念願だった「せんくら」への出演が決まり、メンバー全員、とても喜んでいます。
私たちのステージは10月2日の10:30太白区文化センターの地下1階展示ホールでの「0歳からのコンサート」です。
これまでの幼稚園、保育所での演奏の経験を生かして楽しいプログラムをご用意しています!
ところで、先週の日曜日(23日)、「チェンバー発祥の地」である角田市に演奏に伺いました。
震災で壊れた公民館を改装した「かくだ田園ホール」の開館記念コンサートです。
木の香りがするような木目の美しい、素敵なホールで約1時間のステージでしたが市長さんも聴きにきてくださって終始楽しいコンサートとなりました。
写真はコンサートの模様です。