今日はハープとチェロとヴァイオリンという珍しい組み合わせで初合わせでした。
ピアノが会場に持ち込めないとのことで、チェロとヴァイオリンのデュオを思いついたのですが、なんとなく華がない。そこで宮廷やサロンを連想させるハープは良いのではと思い提案したところ、演奏場所が美術館との事もあり思いのほか良い返事が。ハープの色々な奏法上の問題や、ハープならではの良さが分かった一日でした。
さて、今回せんくら2015での曲目ですが、
ツィゴイネルワイゼンは言わずと知れた名曲中の名曲。ヴィオリニストを目指す人ならだれもが弾きそうな曲ですが、私はわりと弾かずに過ごしてきたので、今回お話をいただけて良かったです。
ジュゼッペとのブラームス「雨の歌」では最初のひと雫がすでにとても難しい所。
グリークの弦楽四重奏曲は以前から小川さんが取り上げてみたいと言っていた曲で、セレーノだからこそのアンサンブルをしたいと思います。
いまはみなあちこちに暮らしていますが、それぞれに新しく身に着けた感性や技術でお互いに刺激しあえれば楽しいかな!
あと2か月少しとなりましたが、2015年の我々を聴きにいらして頂ければ幸です。
皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしています。
暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください!
写真はグリークの作曲部屋から
新日本フィル×ダニエルのマーラ「復活」の本番も終わり、今日はウィーン・フィル、ベルリン・フィルの首席奏者たちとの協奏曲コンサート。
少々体はくたびれているけれど、綿密な内容のあるリハーサルや、充実した本番による疲れは僕にとっては心地よい疲れだ。
今月は木越洋先生とハープの津野田圭ちゃんと、トリオの本番ももうすぐ。初めての組み合わせで初めての曲も多いけれど楽しみ!
新日本フィルメンバーと、横坂源ちゃんとできるハイドンの協奏交響曲、それに井上道義さんとの本番。
どれも充実した本番になりそうです。
8月は久しぶりにセレーノ弦楽四重奏団のメンバーと合わせ。
部屋に積み重なった楽譜を早く整理したい・・・・(笑)
写真はノルウェーのフィヨルド。澄み切った水と、山々。
皆様こんにちは。毎日いかがお過ごしでしょうか?
せんくらも今年は10周年という事で、いつにもまして豪華な内容になっていますね!
私はジュゼッぺとの共演、セレーノ弦楽四重奏団、フェスティヴァル・ソロイスツで出演させて頂きます。
公演番号【3】せんくら10周年特別企画!「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」
公演番号【35】仙台ゆかりの盟友と取り組む、ブラームス「雨の歌」&バルトーク
公演番号【44】北欧の響きと香りに満ちた「グリーグ」の名曲 仙台生まれのカルテット“セレーノ”せんくら10周年に再集結!
どの公演も本当に楽しみ。
私自身聴きたい公演もあるのですが、時間の組み合わせ的に聴きに行けるのか、チェックしなくてはです。
いつも舞台上で、共演者や指揮者から色々学ぶのですが、今回も貴重な経験が出来そうで、いまからワクワクしています!
是非遊びにいらしてくださいね!
宣伝になってしまいますが、6月24日に新譜CDをリリースしました。人生初の2枚組。
ベートーヴェンのスプリング・ソナタ、以前から演奏したかったレスピーギのソナタ、(楽譜を買って棚にいれたままいつの間にか20年・・・)エネスコの素晴らしい作品に加え、小杉紗代さん、クオッツオという2人の友人が曲を書いてくれました。
デザインにも凝って、曲目と絡めた幼いころの写真がデザインされています。
こちらも是非聴いていただければ嬉しいです。
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/seite1a.html