私の大好きな祖母は、今年の3月で100歳を迎えました。
まだ歩けますし、会話も普通に出来ます。
普通に出来るどころか、100年も生きているとすべてにおいて達観しているので、どんなことに対しても思いもつかないようなおもしろいコメントや、深い言葉が返ってきます。
忙しいな…と思う時でも、旅の仕事の前には必ず会いに行くようにしています。
私にとっては生き神様のような存在です。
100歳になったとき、「戻れるとしたらいくつの頃に戻りたい?」と聞いたら、「18の女学校の頃かな、あの頃は楽しかった」と言っていました。
戦争は大変だった?いつの時代がつらかった?と聞いたら、
「まぁ、ずっとそんなに変わらないね。別に大差はない」と言っていました。
どうやら人生は、振り返ってみればそんなに大差はないようです(笑)。
そして、楽しかったことは、いつまでも心に残るようです。
今年もせんくらで楽しい思い出をたくさん作りたいと思います。
3日間、ありがとうございました!
See you soon!
今回はせんくら初のフルート共演となりますが、
実はジュリアード留学時代に、室内楽のレッスンでフルートとのデュオを1年間取っていました。
先生はパールマン、ズッカーマン、ロストロポーヴィッチら数々の巨匠たちのピアニストをつとめていた故サミュエル・サンダース。
ピアニストとしてはもちろんですが、人間的にも本当に素晴らしく、
レッスンが終わると毎回「僕のために弾いてくれてありがとう」と感謝の言葉を必ずおっしゃる方でした。
「私も将来、こういうことを生徒に言える先生になりたい」
と思ったものでした。
そして、パートナーのフルーティストは、ブロンドで身長180cmは越える、まるでモデルのような美女でした。
性格も明るく、優しく、フルートもピカイチ。
なのに、「本当は指揮者になりたいの」と指揮科も同時に専攻していて、ピアノもバイオリンも弾けると言うし、こんなになんでも出来る人っているんだ・・・
といつも圧倒されていました。
その彼女とは卒業以来疎遠でしたが、先日たまたま来日していた情報を発見!
今は主に欧州で活躍する指揮者となり、なんと元ソニークラシカル社長で、現メトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁の妻となっていたのです!
写真を見たら、ひとつも変わってない!髪型もスタイルも、20年前のままでした。
残念ながら再会は出来ませんでしたが、一緒に夢を追いかけて勉強していた人が成功(公私ともに!)しているのを見ると、とても幸せな気持ちになりますね。
そして自分もガンバロー!と励みになります。
高木さんとの共演が今からとっても楽しみです♫
みなさん、こんにちは!
ピアノの三舩優子です。
今年は記念すべき10周年のせんくら、そして私はなんと7回目の参加となります!
ありがとうございます!!
この7年でかなりいろいろなことをやらせて頂いて来ましたが、
まず今年も私の大好きな0歳赤ちゃん♡のためのリサイタルと、
フルート界のスター、高木綾子さんとのデュオ2公演で、初フルート共演、となります。
おかげさまで3公演とも早い段階で完売となり、嬉しい悲鳴です。
毎年いらしてくださっている方、今年は初めて聴いてみよう!と思ってくださっている方、皆さまが「楽しかったね」、と思って帰って頂けるような公演になりますことを願っています。
早くお会いしたいです!
今年もよろしくお願い致します!