ひとつの曲を仕上げるのに、納得のいくまで何度も何度も何度も…。
この、自分の未熟さをさらけ出すかの様な作業は中々に苛酷でした。
とはいっても限られた時間、声の消耗、集中力の持続などを思うと、気持ちが折れてしまっている場合ではない…と、とにかく自分を奮い立たせておりました。
せんくら3日目となる10月4日のリサイタルで歌う予定の、プッチーニ作曲の歌劇「つばめ」“ドレッタの夢”もレコーディングしています。
CDの中で唯一のオペラ・アリアであり、唯一のイタリア語の作品となりましたが、甘美な前奏に始まり、そして情熱的に湧き上がる旋律とハーモニーは、きっと皆さまにも気に入って頂けると思います!
さて、3日間ブログを担当させて頂きましたが、あとは皆さまにお目にかかれる10月を待つばかり…!
心から楽しみに致しております。
お読み下さってありがとうございました!
この8月、相模湖(神奈川県)のほとりにあるホールにこもって、私としては初めてとなるCDのレコーディングを行いました!
CDを出そうという話はもう随分前からあったのですが、自分の中で納得のいくプログラムが出来上がるまでに時間がかかってしまい(数年…!笑)、今回ようやくレコーディングまでたどり着いたのです。
悩んで、絞って、それでも歌詞はドイツ語・フランス語・イタリア語・英語・ポルトガル語・日本語…と、気付けば6ヶ国語におよびました!!
まだタイトルを決めたり、ジャケットの写真やデザインを選んだり、やらなければいけない事は沢山あるのですが…、何とこのCD。せんくら2015で先行発売をする予定になっております!!
サイン会なども行いますので、是非そちらも楽しみにして頂けたら嬉しいです。
皆さま、ご無沙汰致しております!!
(2013年に出演させて頂き、2年ぶりとなります…!)
今年は10周年とのことで、いまこのブログを書きながら、その記念の年に参加出来る喜びを改めて実感しております。
前回は生後半年の娘を連れていましたので、あれだけ沢山の素晴らしい公演を目の前にしながら、なかなか聴いてまわることが叶わなかったのですが、今回はそういった意味でも、自称「せんくら」ファンとしての血が騒ぎます!
演奏の方は、なんと…!2日間で4つの公演に携わらせて頂くことになっており、盛り沢山!
“究極のイタリアオペラ・アリア”と銘打った2つの公演は、私にとって正に挑戦になります。
というのも、私はイタリア作品だけでプログラムを組む事は殆どありません…!
ですので、是非この貴重な機会をお聴き逃しなく!(笑)
そしてあと2つの公演は仙台フィルさんとの共演で、グノー、カッチーニ、シューベルトの3大アヴェ・マリアのメドレーで伝える「歌の力」、グランドフィナーレでの第九となります。
この2年で少し成長したであろう(?!)歌をお聞かせ出来るように頑張りたいと思います。
皆さまのお越しを、会場にてお待ち申し上げます!