魅力あふれる街仙台

2015.08.01| 原田哲男

外でいくら蝉が鳴いていてもクーラーをつければ部屋は別世界!

ロシアの寒さとはいかないまでも夏のドイツくらいの涼しさの中で快適に練習できます。

3日目

写真は部屋から見える夕焼け。 刻々と変わる色を見ながら練習していると真っ暗になってもまだ電気をつけるのが惜しい気がして暗い中で弾いていることもあります。

 

電気を使って快適に過ごす恩恵を受けながらも、一方で自然を十分に感じながら生活できることは幸せだと思います。

そういえば、仙台の新しい地下鉄東西線の真上、青葉通りはこれまでのけやき並木を残し、

しかも歩道を以前より広げて、歩く人にとってより快適な通りになると福岡でも報じられていました。

仙台の街が便利に整備されながらもかつ自然を感じることのできる魅力ある都市になっていくことがとても羨ましいです。

地下鉄に乗ってコンサート会場へ、台原森林公園でお弁当を食べて、コンサートを聴く、終わったら国分町で飲む。

皆さんせんくら2015を存分にお楽しみください。

 

原田哲男

懐かしい仙台

2015.07.31| 原田哲男

暑い日が続きます。今日の予報を見ると福岡の最高気温33度、仙台は34度!と夏の暑さはもう北も南も同じなのですね。

時々福岡の方に「仙台の夏は涼しかったでしょう?」と言われることがあります。

そう言われれば・・・、なんとなく涼しかったような気もしてきます。

そう思わせるのは、仙台特有の空気の質と街の雰囲気、そして薫りかもしれません。
仙台を訪れるたびにこの街でしか感じることのできない爽やかな気分を味わいます。

今では福岡にも仙台の牛タン屋さんがあって、石巻のお酒が並んでいて、懐かしい味は遠く離れても楽しむことができますが、懐かしい空気だけは仙台に行かないことには。

10月に仙台の空気を吸ったら懐かしさとともにまた何か新しいエネルギーが湧いてくる気がします。

写真は自宅庭の木で鳴いている蝉 はたして福岡で油蝉の鳴き声を聴きながら練習したラフマニノフの音はいかに…

写真は自宅庭の木で鳴いている蝉
はたして福岡で油蝉の鳴き声を聴きながら練習したラフマニノフの音はいかに…

 

原田哲男

セレーノ弦楽四重奏団

2015.07.30| 原田哲男

みなさんこんにちは。

今日から3日間チェロの原田哲男がせんくらブログを担当させていただきます。

今回で10年目を迎えるせんくら、第1回目に参加させていただいたあの時がもう10年も前かと、改めて時間の経過の速さを感じています。

当初はプログラミングもできるだけクラシック音楽になじみのない方にもわかりやすく親しみやすい選曲でと言われていたのですが、そのうちに演奏者が弾きたいと思う曲を自由に…と、それを真に受けてセレーノ弦楽四重奏団ではショスタコーヴィチの2番、コダーイなど、実は私も聴いたことがなかったような曲を遠慮なく取り上げてきました。

クラシックになじみのない方へどころか室内楽ファンにも「え?…」のプログラミング。

そんな暴れん坊の時期を乗り越えて今年はグリーグの四重奏曲、北欧らしい清らかな空気、厳しい寒さに耐える激情、民族の明るい踊りなど、その土地を思わせる魅力があふれる曲を選曲しました。
仙台の皆様にもきっと喜んでいただける曲だと思います。

8月10、11日はセレーノ3年ぶりのリハーサル、久しぶりに集うメンバーがそれぞれどのような音を響かせるのか、楽しみです。

写真はグリーグのチェロパート譜。チェロケースに入れていたらエンドピンに当たっていたようで穴が…。 4人ではまだ1音も出していないのに楽譜だけはすでに10年選手の貫録です。

写真はグリーグのチェロパート譜。チェロケースに入れていたらエンドピンに当たっていたようで穴が…。 4人ではまだ1音も出していないのに楽譜だけはすでに10年選手の貫録です。

 

原田哲男

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