チェリスト、ヴィオラ・ダ・ガンビストのエマニュエル・ジラールです。
今回が私のせんくらブログ最終回となります。
今回はチェロについて書きたいと思います。
私は桐朋学園大学でバロックチェロを指導していますが、どの時代の曲も、もちろん現代曲も大好きで、演奏しています。
(ブログ1日目に宣伝させて頂いた、せんくらで初販売させて頂くCDは20世紀の作曲家の作品です)。
ガンバ、リュートと色々演奏しますが、チェロが私にとって一番最初の楽器でした。
5歳の時に出身地のブザンソンの音楽祭で初めてこの楽器に出会い、音に魅了され、すぐに習い始めましたので、まもなく40年になります!!
本当に奥深い楽器です。
今年のせんくらでは同じく桐朋でご指導されている長谷川陽子さん、仙台フィルの三宅進さん、吉岡知広さんとの4人で
10月4日(日)14時30分〜15時30分 日立システムズホール/コンサートホール『4大チェリスト大集合!せんくら10周年スペシャル・チェロ・カルテット』(公演番号57)
に出演します。
バロックから現代まで幅広い作曲家の作品を演奏します。
それぞれ個性の違うチェリストが集まって、どんな音楽が出来るでしょうか?
タイトルにあるように、スペシャルなものになるでしょう!
最後の最後に、せんくらで初販売させて頂くCDの販売記念東京公演のお知らせをさせて下さい。
11月21日(土)14時開演 近江楽堂で
『エマニュエル・ジラール 無伴奏チェロ・リサイタル』を行います。
チケット:全自由席3,000円
お問い合わせ:ミリオンコンサート協会 03-3501-5638
せんくらには東京都内、近郊からも沢山お客様がいらっしゃるとか。
こちらもどうぞよろしくお願い致します。
それではまずはせんくらでお会いしましょう!!
チェリスト、ヴィオラ・ダ・ガンビストのエマニュエル・ジラールです。
出演する10月4日(日)10時30分〜11時45分 日立システムズホール/シアターホールでの『神谷未穂&フレンズ』(公演番号62)では、私はヴィオラ・ダ・ガンバを演奏します。
ヴィオラ・ダ・ガンバとはどんな楽器?とよく聞かれるので、写真を見て頂きたいと思います。
7弦で、脚で楽器を挟んで演奏します。
弦は羊の腸(ガット)で出来ていて、ギターの様に和音を弾くのが得意な楽器です。
音の美しさだけでなく、見た目も頭に音楽のミューズが付いていて(多くのガンバの頭に女性、女神の顔が付いています)、美しい楽器です。
共演者のチェンバロ奏者・梅津樹子さんが演奏するチェンバロは、仙台の林裕希さんの製作されたもので、こちらもとても素敵な楽器ですよ。こちらは私の手元には写真がないので、当日のお楽しみにして下さい。
今回の公演で最初に演奏する、マレのサント・ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘ですが、この教会は当時のパリの教会の中で一番高い位置にあり、とてもよく響いたので、この音で起き、昼食をとり、仕事を終え、とパリ市民の生活には欠かせない音でした。
この曲中、チェンバロがずっとこの鐘の音を奏でます。
フォルクレのジュピターは、当時としては珍しいト短調で、トップ・オブ・ザ神様の威厳、シンボルである鷲の飛翔、雷等を表します。ルクレールのヴァイオリンデュオでは仙台フィルの神谷未穂さん&小池まどかさんによる息の合ったデュオを、最後のルクレールの序曲は出演者4人全員で演奏します。フランスバロックの名曲揃いです。
10月4日のトップバッター(早い時間ですが!)、
是非聴きにいらして下さい。
チェリスト、ヴィオラ・ダ・ガンビストのエマニュエル・ジラールです。
せんくら10周年、おめでとうございます!
私は今回で3回目の出演となります。
私の『バッハの無伴奏チェロ組曲全曲』のCDを初めて販売させて頂いたのが、3年前のせんくら初出演時でした。
沢山のお客様が公演後に、温かなご感想と共にご購入下さり、幸先の良いスタートとなった、嬉しい思い出があります。
今年のせんくらでは『20th CENTURY FOLK CELLO SOLO』と題した無伴奏CDを、これまたせんくらで初販売させて頂く予定です。
コダーイのソナタ、カサドの組曲、黛の文楽、ジンザゼのチョングリというプログラムです。
今回のせんくらでは、恒例となっている神谷未穂 & フレンズ「フランスバロック音楽の真髄」(公演番号62)と
4大チェリスト大集合!「せんくら10周年スペシャル・チェロ・カルテット」(公演番号57)に出演させて頂きます。
皆様にお会い出来るのを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い致します。