ピアノの青柳晋です。
今回せんくらで松山冴花さんと弾かせていただく曲のなかのひとつ、チャイコフスキーの「瞑想曲」(「懐かしい土地の思い出」第1曲)は何を隠そう、ショーソンのポエム、シベリウスのコンチェルトとならんで私がもっとも愛するヴァイオリン曲です。
音楽には、「演奏者は平常心で、聴衆が泣く曲」と「演奏者と聴衆が共に泣く曲」があると思いますが、瞑想曲は紛れもなく後者でしょう。
子供のように素直な心になって、メランコリーに浸りたい一曲です。
また、渡辺玲子さんとの共演曲、「ショパンのバラード1番」のヴァイオリンとピアノのためのアレンジメントもとても新鮮ですね。
大先輩の渡辺さんからパワーをいただきつつ演奏させていただけるのが楽しみです!
ピアノの青柳晋です。
ピアノには膨大なレパートリーがあり、一生かかっても氷山の一角にしか触れることが出来ない事が恵まれている事であり、モチベーションにもつながっています。
今回せんくらで取り上げる曲目、ソロプログラムは超名曲でまとめていますが、ヴァイオリンの松山冴花さんと渡辺玲子さんのリサイタルで弾かせていただく曲はすべて私にとって全くの新曲。
夏休みは籠って、ひたすら読譜です。
ちなみにどこに籠っているかというと・・
オープン間近のとあるホールです。
新しく納入されたフルコンの弾き込みのために誰もいないホールの中でずっと練習しています。
まさに至福の時間!
こちらのホールでは来年1月にリサイタルをさせていただく事が決まっていますので詳細はHPでお知らせしますね。
是非お出かけ下さいませ!
ピアノの青柳晋です。
こちらへは2回目の出演となります。
初回は忘れもしない2012年、初めて仙台で演奏させていただいたのが震災の翌年。
開催にあたって様々なご苦労があった事が想像されますが、お客様、スタッフの皆さまの音楽祭への並々ならぬ愛情とパワーを感じ、演奏しているこちらが勇気づけられた事が思い出されます。
あの熱気の中に再び入っていける事をとても楽しみにしています。
ぜひ、ピアノ演奏会場へ!お運びください。
お待ちしております。