0歳児からのコンサート

2014.06.09| 佐々木真史

皆さんはヴィオラの音色をお聴きになったことはありますか?

勿論オーケストラや、室内楽でもヴィオラの音は鳴り響いていますが、ソロとなると中々聴く機会も無いのではないでしょうか。
ヴァイオリンやチェロと比べると華々しさは少ないかもしれませんが、中音域の、なんとも良い音を持った楽器です。

10月5日、11時からの「0歳児からのコンサート」ではそんなヴィオラにぴったりの、心優しくなれる様な小品ばかりを集めてみました。

なかでも注目はシューマンの[おとぎの絵本」。
本来は4つの小品からなる組曲なのですが、今回は2曲目の「いきいきと」のみ演奏します。
走る馬の蹄の音を表現した、ギャロップと呼ばれる、楽しい音楽です。
殆どの方が初めて聴かれると思いますが、きっと楽しめます。

共演してくれるのは地元仙台の素晴らしいピアニスト、高橋麻子さんです。
高橋さんとは、彼女のリサイタルで、ブラームスのヴィオラソナタ第2番を演奏して以来の共演です。
その時とても楽しく演奏できたので、ぜひまた共演したいと願っていました。
今回実現してとても嬉しいです。

高橋さんの暖かい人柄がにじみでるピアノとともに奏でる名曲の数々。
未来を担う子供たちの心にもきっと響くと願っています。
そしてその子達を見守る、お父さん、お母さんはじめ、全ての人が、心暖かくなれるコンサートに出来たら、こんな幸せはありません。

10月5日に、エルパーク仙台でお会いできますのを心から楽しみにしています。

3日間お読み頂いて有難うございました。
佐々木真史

 

最近は、、、

2014.06.08| 佐々木真史

仙台フィルを退団してからは、東京を拠点に音楽活動をしています。
あちこちのオーケストラのコンサートに客演首席として出演したり、室内楽奏者としても活動しています。
時にはソロリサイタルもやっています。

仕事で全国各地に伺いますが、珍しいところでは、先月生まれて初めて徳島に行きました。
海の美しい、お魚の美味しい素敵な所でした。
どこか時間がゆったり流れているようにも感じました。
そして本物の阿波踊りを鑑賞する機会にも恵まれ、それはそれは凄い迫力で圧倒されました。
そういえば空港の名前も「徳島阿波踊り空港」って言うのですね。
全然知りませんでした。

全国各地で色々な方に巡り会えるのは、音楽家の醍醐味の一つですが、11年半過ごした仙台はいわば心の故郷。

皆さんにお会いできるのを
今からとても楽しみにしています。
佐々木真史

お久しぶりです

2014.06.07| 佐々木真史

皆さんこんにちは。
元仙台フィル首席ヴィオラ奏者の佐々木真史です。

10月4日11時からのイズミティ21小ホールでのクァルテットと、10月5日11時からのエルパーク仙台での「0歳児からのコンサート」の二つに出演させて頂きます。

仙台の地を離れて早いもので3年が過ぎました。

いまだにせんくらで、仙台の皆さんにお会いできるのは本当に嬉しいです。

せんくらも9回目ですか、、、早いですね。

昨年は出演の機会が無かったのですが、あとの8回は毎年出演している事になります。

今回演奏させて頂く、エルパークもイズミティも思い出が一杯。
万感の想いを込めて演奏したいと思います。

佐々木真史

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