ご挨拶

2014.08.07| イリーナ・メジューエワ

皆様こんにちは。
ピアニストのイリーナ・メジューエワです。
今日から3日間ブログを担当します。よろしくお付き合いください。

今年も「せんくら」に出演することが決まり、とても嬉しく思っております。
2008年から続けて7年目。私にとって「恒例のお楽しみイベント」のひとつです。

今年は以下の3公演に出演します。
古今のピアノ名曲による「ピアノ黄金レパートリー」。
愛する人や故郷に思いを寄せた作品を集めた「永遠の恋人たちへ」。
そして、ムソルグスキーの「展覧会の絵」。
「展覧会の絵」は2008年「せんくら」初参加の折にも演奏した思い出深い作品です。

皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯演奏したいと思います。

イリーナ・メジューエワ

オーストラリアの思い出

2014.08.03| ダヴィッド・ヤジンスキー

7月にオーストラリアに初めて行ってきました。私にとっては五大陸制覇です!(南米大陸と南極大陸にはまだ行ったことがありませんが)
普段の生活とは異なる、知らない土地に行くことは、素晴らしいことだと思います。
新鮮な空気を吸って、新しい景色を見て、インスピレーションを得ることができます。

私たちは成田から上海(つまり中国東方)経由で、シドニーへ1週間行きました。(中国東方はひどいものでした。飛行機のスタッフの何人かは正しい英語を話せませんでした。英語圏の国へのフライトであるならば、理論上は英語を話すゲストが搭乗しているはずと思いますよね。それなのに中国人のみ。しかし安かったのでガマンしました)
上海空港は何も面白くありませんでした。飛行機より少しはマシな食事を出す店はありましたが。

15時間かかり、午前中にシドニーに着きました。シドニーには3日間ほど滞在しました。
有名な「オペラハウス」(外観はとても番素晴らしいが、内部は通常の近代的なホール、特別なものは何も無く、音響も完璧ではありません)、そして、「ハーバーブリッジ」をはじめ、街中を歩きました。海岸に面したすてきな場所があり、いくつかの船着き場があり、水遊びに最適です。

その後の日程では、「エアーズロック」に行きました。「ウルル」とも言われる、アボリジニの人々の神聖な山です(彼らの一部はまだそうして暮らしています)。初日に夕日を見ましたが、太陽の動きによって、山の色が変化していく様子が見られ、素晴らしい経験になるだろうと思ったからです。

でも、もしみなさんがそこに行って休憩なしに山を見ても、色の変化には気が付かないことでしょう!(例えば10分毎に次々撮影すると、それぞれの写真ごとに様々な色合いの山を見ることができるでしょうけれども)

そして、とても寒かったです。まるで冬です!夜には約5℃になりました。

次の日は「カタ・ジュタ」の山で非常に長いハイキングをしました。(7.5km- 4時間)

「ウルル」からは、ちょうど50キロ。「カタ・ジュタ」は非常に興味深い山で、山は赤く、青い空と少しの植物だけです。

最終日には、もう一度「ウルル」に行きました。登山ではありませんが(登山は禁止されているのです。どちらにせよ、上には面白いものがないのですが)、いくつかの洞窟壁画や峡谷を見て歩きました。

そして、私たちは日本へ帰ってきました!

オーストラリアでの写真をいくつかご覧ください。

お読みいただき、ありがとうございました。
せんくらのコンサートでお会いしましょう​​!

クラリネット
ダヴィッド・ヤジンスキー

 

ルーマニアの思い出

2014.08.02| ダヴィッド・ヤジンスキー

上の写真を見て分かる通り、ルーマニアの山岳の中で最も美しいのは、教会や修道院などでしょう・・。

これらは主に木材(ここにはまだたくさんの森が存在します)または石で作られているのです。

内側や外側に特別なペイントを見ることができますね。いくつかの修道院は、ユネスコの世界遺産リストに載っています。それを見ることができてとても幸せでした。

次の写真をご覧ください。

これらの修道院もまたとても古く、幾千年も鮮明にペイントが保たれていることが信じられませんね。管理やオーバーホールはありません。おそらく太陽の光から保護しているだけです。それはとっても美しかったですね。玉子さえ、塗られていましたからね。(次の写真を参照)

ルーマニアの後ポーランドに戻って、8月の終わりに、そして日本に戻ってきました。これが私の夏休みでした。

今年も夏がきますが、しかし8月はどこにも行かないのです。なぜなら今年はすでにとっても面白い国に行ってきたからです!

さてどこでしょう?

また明日お伝えします!
クラリネット
ダヴィッド・ヤジンスキー

みなさん、こんにちは。

2014.08.01| ダヴィッド・ヤジンスキー

みなさん、こんにちは。

明日からしばらく予定がないからでしょうか、何だか前回の旅行の思い出がよみがえってきました。

写真をいくつか見せながら、遠い国々の旅がどんなものだったかをお伝えしましょう。

今日は、1年前にルーマニアとモルドバへ旅行をした時のことです。

モルドハでは(モンゴルではないですよ!)、とてもダイナミックなワイナリー(ブドウ園)があって、気候250平方キロメートルにもわたる地下のワインセラーに行ってきました。いくつかのワインボトルは、とっても古かったですね。

そこで白ワインを飲んでから、すぐにその白ワインを12本も買ってしまいました!!

でも、もう今では1本しか残っていないのです・・。

これは、地下の地図です。(まるで地下都市のようですね!)

ある日、モルドバの首都「キシナウ」へ行ってきましたが、そんなに面白くなかったのです。

ここでの写真がこれです。背景の塔がまるでチェスの盤の上の塔の駒のようにみえますね。(ちょっと大きすぎるけれど)

当時モルドバは、ロシアの影響下にあったソ連の元メンバー(構成国)からの、変化と改革を待つ時期にありました。(実際に国はとても若く、前はルーマニアの一部で、ルーマニアはそれ(モルドバ)をソ連に友情の贈り物としてソ連に渡した。ソ連が崩壊した後、モルドバはルーマニアには戻ってこなかったが、モルドバは独立国として存在していた)

今、欧州連合(EU)に所属したいという人々もいるし、ルーマニアに戻ることを望んでいる人々もいます。とにかく現在のところはまだまだ非常に貧しい国だけど、どんな将来になるのか、見ていきましょう。

モルドバのあと、ルーマニアの山岳に行ってきました!

でも、そのことは、明日のブログでお伝えしたいと思います!

クラリネット
ダヴィッド・ヤジンスキー

トリオ・ダンシュ・フロイデ 垂水市ふれあいコンサート(7月24日)

2014.07.31| トリオ・ダンシュ・フロイデ

トリオ・ダンシュ・フロイデの霧島国際音楽祭関連のコンサートとして垂水市でのふれあいコンサートがありました。

鹿児島市から見る桜島の姿は今まで何度も見ましたが、今回フロイデの演奏会が開催されたのはちょうどその反対側に位置する垂水市です。霧島から車で錦江湾をぐるりと回りながら初めて見る桜島反対側の荒々しい姿に感激しながら2時間かけて垂水市に到着しました。

クラシックの演奏会自体が非常に少ないこの地での開催と言うことで、主催者の方々も気合が入っていました。
半端じゃない暑さの中わざわざ来てくれる皆さんに楽しんでもらうぞ~!こっちも気合が合いります。

 

FM垂水という当地のFM局が取材と録音に来てくださり、慣れないインタビューなんかもやったりして、ちょっと有名人になった気分?結構単純な性格です。

 

コンサートでは休憩を含めて1時間半のしっかりしたプログラムでしたが、夏休みの子供達も含めて沢山の方々が聴きに来て下さいました。
子供達も騒がずに聴いてくれて偉いなあーと思いました。
あまちゃんや潮騒のメモリー、となりのととろなどあったから楽しんでもらえたかな?

次に行われるトリオダンシュ・フロイデのコンサートは10月4日のせんくらです。
その時にはまたパワーアップして沢山の楽しい曲を皆さんに楽しんでもらいたいと思います。

是非皆さん、アットホーム雰囲気の私たちトリオダンシュ・フロイデのコンサートへいらしてくださいね。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次

 

霧島音楽祭・エアポートコンサート(7月23日)

2014.07.30| トリオ・ダンシュ・フロイデ

前日に霧島入りし、7月23日には早速トリオ・ダンシュ・フロイデで霧島音楽祭最初の出番、「エアポート・コンサート」がありました。

これは鹿児島空港の国際線出発ロビーをお借りして毎年行われているコンサートで、今年はトリオ・ダンシュ・フロイデが担当する事になりました。もちろんフロイデにとってもエアポートコンサートは初めての経験です。

時々ジェット機の飛び立つ轟音が遠くに聞こえる会場ですが、演奏会場となる国際線ロビーは天井が高く、とても静かな空間で音楽ホールにピッタリなんです。

ところで、空港にわざわざ聴きに来る人ってそんなに沢山いるのかな?と思って本番を待っていたのですが、いざ本番になったら本当に大勢の方々が聴きにいらして下さっていてびっくり!マイクを持つ手も汗びっしょりの緊張感でした。

普段あまりクラシックに馴染みの無い方々もいらして下さっているようで、今回の選曲をよりポピュラー路線にして良かったと思いながら演奏しました。

お客様の反応も上々で最後は皆さんとても笑顔で会場を後にして下ったようです。

終演後のサイン会にはちびっ子も並んでくれてメンバー一同思わず笑顔のサイン会でした。

霧島へ戻る前には、今回のコンサートの裏方として親身になってお世話して下さった空港スタッフの方々と一緒に記念撮影をして霧島へ。楽しく心地よい今日の疲れを霧島の温泉が癒してくれました。また明日も頑張るぞ!

トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次

 

トリオ・ダンシュ・フロイデのリハーサルin東京(7月18日)

2014.07.29| トリオ・ダンシュ・フロイデ

皆さんこんにちは。
トリオ・ダンシュ・フロイデのファゴット井上です。

僕は普段は読売日本交響楽団首席奏者としてオーケストラを中心とした演奏活動をしていますが、今回「せんくら」で参加しますのは、木管三重奏団「トリオ・ダンシュ・フロイデ」というたった3人のユニットです。

木管三重奏はオーボエ、クラリネット、ファゴットの3つのリード楽器からなるトリオです。
この「トリオ・ダンシュ・フロイデ」が生まれたのは3年前の霧島国際音楽祭でした。
仲良しの3人が集まって演奏してみたらとても良いサウンドになったので、それ以降毎年コンサートを重ねるようになりました。
そして一昨年には東京で、昨年は始めて「せんくら」で演奏させて頂く機会を得ました。
私たちにとって今回は二度目のせんくらでのコンサートになりますが、メンバー一同とても楽しみにしています。

さて、今回は7月末から始まる霧島国際音楽祭で2回あるトリオ・ダンシュ・フロイデのコンサート・リハーサルがありました。
今年はNHKで大人気となった連続ドラマ「あまちゃんのテーマ音楽」や「潮騒のメモリー」を始め、多くの新曲を引っさげてコンサートに登場します。
これらの音の配置や楽器の割り振りなどを色々と音を出して試しながらベストなサウンドを見つけていく地道な作業が必要なので、結構時間がかかります。

今日も4時間半のリハーサルがあっと言う間に終わってしまいました。
「オーケストラリハーサルだと1時間がなかなか過ぎないのに、トリオだと4時間があっという間なのは何でだろう?」という軽い3人共通の疑問を持ちながら帰途につきました。

皆さんに楽しんでもらえるプログラムをどんどん見つけていきますから皆さんも楽しみにしていて下さいね。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次

百薬の長?!

2014.07.28| 吉田浩之

私はずっと次の日に歌うことがあるときは
コンディションが崩れるのを恐れて、お酒を飲むのを控えてきました。。。

ところが、ある時お酒をリラックスして楽しんだ翌日、声の調子がとても良い状態にあることに気付きました。
それ以来、歌う前の日も少しだけお酒を飲むようにしています。

普段から、自分の声を守るために様々な制限や自分なりのこだわりを持っていて、たくさん無駄な努力もしていると思われますが、このお酒のことは、難しいコンディション作りの中で最近の新たな大発見です!

そう、やはりお酒は百薬の長でした!!

また、最近歌っていて、良く思う事があります。
もうそろそろ、、人生の半分は過ぎたかな、という年になって(笑)、、今後の私の演奏活動が、自分達のためだけではない活動へと拡げていく事が出来たなら、こんな素晴らしい事はないなぁ、と。

今回少なからず復興の力となっている“せんくら”の出演者の1人に加えていただいた事は私にとって、非常な喜びであり、その使命をしっかりと果たさなければ!
と、改めて気を引き締めているところです。

今年3回の出演、精一杯歌います!
どうぞ、お楽しみに!!

このプログ担当は今日で終わります。3日間、ありがとうございました。
では、演奏会場で!!
テノール 吉田浩之

島の美術館コンサート

2014.07.27| 吉田浩之

先日(7月19日)、広島県呉市下蒲刈島の蘭島閣美術館コンサートで歌ってきました!
タクシーで、安芸灘大橋を渡り、初めて瀬戸内の島に入りました。
予報では雷雨でしたが下蒲刈島は快晴。
何もかもに陽の光が注いで、きらきら輝いていました。

波穏やかな海沿いの道を走ること5分、本番の演奏会場、蘭島閣美術館に到着しました。
その昔、朝鮮通信使を日本の玄関口として迎えた松濤園と近接しており、重厚な木造で、その中心には檜をそのまま一本使った柱が存在感を持っており、中々素敵な造りの建物です。
美術館ですので、コンサートのために会場設営が必要ですが、開演二時間ほど前には、いつの間にか何人かのボランティアの方々が集まって楽しそうに準備をされていました。
しばらくすると、中々素敵なコンサート空間が出来上がりました。

本番が始まり、まず驚いたのが、お客様たちの気さくで明るい反応!!
舞台と客席が実際に近かったのですが、曲間でのお話の時も、普段のように話しかけていただいたので、最初は少し戸惑いましたが、お客様方がとても楽しんでおられるのがすぐに伝わってきましたので、こちらもリラックスでき、一緒に楽しむことが出来ました。
案の定、この日は私も絶好調のうちに終演することが出来ました。

この島に1歩足を踏み入れてから最後の歓迎会まで、本当に皆さまに暖かく接していただいて、元々海の近くで生まれ育ったということもあり、何だか自分の故郷に帰ってきたような心地良さを覚えました。
まるで島全体に歓迎されている様で、癒される一日となりました。

美術館のスタッフの方には、私の少々無理なお願いや相談にも快い完璧な対応で、色々と助けていただきました。
またボランティアの方たちにも大変お世話になりました。
思いやりに満ちあふれたおもてなしをいただき、島の皆さま全員に心から感謝申し上げます。
そして、皆さん本当にこの島がお好きなんだなあ、、と思いました。

本当にありがとうございました。一生忘れません!

このブログをご覧の皆さまも是非、下蒲刈島へお出かけくださいませ!

では、また明日!!
吉田浩之

よろしくお願いします!!

2014.07.26| 吉田浩之

(c) Eiji Shinohara

せんくらオフィシャル・ブログをご覧の皆さま!
初めまして! テノールの吉田浩之です。

せんくらには、今回初めて出演させていただきます!!

10月4日、日立システムズホール仙台(交流ホール)でのリサイタル。
同日、日立システムズホール仙台(コンサートホール)での歌ガラ・コンサート。
翌5日、イズミティ21(大ホール)でのグランド・フィナーレ「第九」。
以上、3つのコンサートに出演します!

なぜか、、、これまで仙台では演奏の機会にあまり恵まれず…
昨年、東北大学でのヴェルディ「レクイエム」以来の2回目となります。。。
誤解のないように申し上げますが、決して仙台を避けていたわけではありません。
いつも、歌いに行きたいなあ。。。と思っていた場所なのです。
やっと念願かなって2年連続で仙台で歌えます!

そしてこの“せんくら”と言えば、仙台中にクラシック音楽が溢れるという、気軽にしかも沢山楽しめるという素晴らしいフェスティバルなので、今から何だかワクワクしています!
それぞれのコンサート会場で、皆さまとお会いできるのが待ち遠しいです!!

本日から3日間、このブログを担当することとなっております。
どうぞよろしくお願いいたします!

ではまた明日!!
吉田浩之

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