今年のせんくら、2回目のコンサートは、チェロの名手 長谷川陽子さんとのデュオです。
その素晴らしい音楽性、歌心、そして太陽のように明るく、いつも生き生きとした陽子さんの人柄。
私は彼女のデビュー前からの大ファンでしたが、レコード会社が同じになったこともあって共演の機会が多くなりました。
12年ほど前にブラジル音楽を中心としたCDも発表し、この「せんくら」でも何度もご一緒させて頂きました。
今回はお互いのソロの後、パガニーニ、チャイコフスキー、バルトークなどクラシック音楽の名曲集を聴いて頂きましょう。
チェロとギターはお互いの音域が近いこともあって、耳に優しく解け合うアンサンブルが魅力です。
このコンサートは日立システムズホール(青年文化センター)シアターホールで10月3日(金)17時45分開演です。
さて今年は、支倉常長が送り出した建長遣欧使節のスペイン到着から400年。
この記念の年を祝って様々なイベントが行われています。
私はこの5月末にスペイン東海岸の都市アリカンテの大学からの依頼でリサイタル、続いて一週間のマスタークラスを教えました。
世界10カ国から集った14人のギタリストを教える仕事は大変でしたがとても刺激的な新しい体験でした。
そしてもう一度、「せんくら」の後10月の半ばからスペインに参ります。
南部アンダルシア地方の古都セビリアの国際ギターフェスティバルが招待してくれました。
先日聞いた話ですが、セビリアの近くには建長遣欧使節団の末裔が住みついた村があるとのこと。
なんとその住民は皆「JAPON」という姓を名乗っているそうです。
是非訪ねてみたいと思っています。
福田進一
仙台クラシック・フェスティバル、「せんくら」も、早いもので第9回目を迎えることになりました。
世界でも類を見ない、この画期的な音楽フェスティバルに、私は幸運にもその第一回から参加させていただいています。
多くのファンの皆様から、毎年10月に「せんくら」でギターが聴ける事が嬉しいという喜びの声を頂き、私は様々なジャンルの音楽が集う絶好の機会に、ギター音楽の魅力を少しでも多く知って頂こうと、毎年のプログラムには趣向を凝らしてきました。
これまで、バッハの組曲や19世紀古典派の知られざる作品、武満徹さんの現代作品やビートルズ・アレンジ、またフルートや弦との室内楽、そして昨年はロドリーゴの名曲「アランフェス協奏曲」をオーケストラと共演させて頂きました。
さて、今年は再び原点に戻った気持ちで、まずはクラシック・ギター音楽の王道であるスタンダードなスペイン音楽をソロでお届けします。
近代のギター音楽と奏法の基礎を確立したスペインの作曲家、フランシスコ・タレガの名作「アルハンブラの思い出」に始まり、ギターをイメージして作曲されたグラナドスやアルベニスのピアノ作品からの編曲の数々、そしてロドリーゴが60歳の時に作曲し、パリ国際ギターコンクール作曲部門で優勝した隠れ名曲「祈りと踊り」に至るスパニッシュ・アンソロジー「スペインの風」は10月3日(金)12時から「イズミティ21」小ホールで開演です。
福田進一
さて今日は最終回!!
今日はオーケストラのことについて書いてみようかと思っていますが、最後にはどんな話になるのでしょう。
徒然なるままに書きます。
今月、7月の定期演奏会は指揮にマエストロ尾高さんをお招きして、シューベルトの交響曲グレートや、我らがフルーティスト芦澤さんをソリストに、フルート協奏曲等をお届けしました!!
今回は大曲にも関わらず、とても気持ちよく演奏させていただきました。
その所以は、オーケストラの演奏には欠かせない指揮者の存在!!
とてもジェントルに音楽を提示し、楽団を次へと導いてくださり、何よりプレイヤーを尊重しながら音楽の自由を与えてくださりました。
自由というのはただ自由奔放に弾くのではなく、与えられた雰囲気を感じとり、自ずと自ら音楽を創ろうとする意思が芽生えることです。
その自由をマエストロはまとめあげるのですから、すごい精神力と音楽力と人間力ですよね!!( ̄0 ̄;)
オーケストラはただ指揮者のタクトについていくのではなく、楽団のサウンドや個性を、どうマエストロのタクトについていくようにアレンジするか、ということが大事なことだと僕は思っています。
なんだかんだ、プロの世界で演奏させていただくようになって10年くらいたちましたが、この『自由』を与えて下さる指揮者が僕は好きです。
好きだと思います。。
だろうな。。。
なはず!!!!
さて、今日7月14日は、仙台フィルは、栗原市でさだまさしさんとの演奏です!!
バスで皆で向かっておりますヽ(^。^)ノ
3日間ありがとうございました!!
プレイヤーとしてだけではなく、コンサート会場の客席でお会いすることがあるかもしれませんが、その時はお気軽にお声掛けくださいねー!!!!
またせんくらでお会いしましょう!!
仙台フィルハーモニー管弦楽団 コンサートマスター 西本幸弘
皆さんこんにちは!!\(^-^)/
ブログ2日目です。
今日はヴァイオリンの話やプログラムについて書いてみようと思います。
前回書いたとおり、ヴァイオリンデュオのコンサートってありそうでなかなか聞くことができません。ヴァイオリンを聞けるコンサートは数えきれないくらいありますけどね(笑)
圧倒的にレパートリーが少ないのと、同じ音域で同じ特性を持った楽器を並べることはバランスをとるのも難しいのが本音です。しかしながら、そんなデュオだからこそ、ヴァイオリンのありとあらゆる奏法や技巧を駆使しヴァイオリンの魅力を存分に見ることができるのではないでしょうか。
長い音楽史の中で、時に魔性の楽器と呼ばれてきたヴァイオリン、幾千の人々を魅了し、ヴァイオリンの魔力で、人々を虜にしてきましたが、その魔力って何なんでしょう!?
僕自身その魔力にまんまとハマった人間ですね(笑)
そんな疑問を全身の五感で感じて、お客様と一緒に考えられるコンサートになるとよいですね♪
プログラムとワンポイント聞き所を書いてみましょう!!
サラサーテ:ナヴァラ
ショスタコーヴィチ:5つの小品
ハルヴォルセン:コンチェルトキャプリス
を中心にお送りします。
サラサーテはヴァイオリンデュオの名曲中の名曲でとても有名です。スペインならではの陽気なリズムと華やかな音楽は、ついついタンバリンを一緒に鳴らしたくなってしまうような曲です。
ショスタコーヴィチは、攻撃的でアグレッシヴな印象が強い方も多いのではないかと思いますが、実はたくさんの映画音楽をも書きました。今回の作品はそんな映画音楽から舞曲風だったり、センチメンタルなバラードだったり色彩豊かなアルバムになっています。
ハルヴォルセンは、ヴァイオリン2本だけの曲でノルウェーの民謡を主題にした変奏曲です。ヴァイオリニスト兼作曲家だった彼ならではの構成で、ありとあらゆる奏法が両ヴァイオリンに登場します。激ムズというやつです(笑)
こんなプログラムでヴァイオリンの魅力と魔力をお届けします!お楽しみに!!!
d=(^o^)=b
仙台フィルハーモニー管弦楽団 コンサートマスター 西本幸弘
皆さんこんにちは。
仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター西本幸弘です!!
今年もせんくらが日に日に近づいてきましたね。今年もブログを担当することになりましたのでよろしくお願いします。
さて、早いもので仙台フィルに入団してから2年が経とうとしています。だいぶ皆様には顔と名前を覚えていただけたかなと思っていますがどうでしょうか?と言うわけで、せんくらへは2度目の参加です。
せんくらは僕にとって仙台の『プロムス』(イギリス、ロンドンの音楽祭)と思っています。素晴らしいアーティスト達が集まり、ひたすらにコンサートをして、素敵な音楽をお客様と共有する。こんなに楽しいものはないのではあーりませんか♪
なんといっても最終日の最終公演の第九と威風堂々は堪りません(  ̄▽ ̄)
昨年はカンタービレというタイトルでリサイタルをさせていただきましたが、今年はヴァイオリンデュオの魅力をお届けします!!たしか公演番号は80番だった気が、、、、
なかなか普段は聞けないヴァイオリンのデュオコンサートですが、ヴァイオリンの魅力や魔力を存分にお伝えできるコンサートにしようと思います。
そんなコンサートのパートナーは、仙台国際コンクールで圧巻の演奏で聴衆を魅了した、韓国のキム・ボムソリさんと共演させていただきます。 昨年のコンクールで初めてコンチェルトをご一緒したのですが、パワー溢れる、凛とした音楽は、本当に素晴らしく、自分も演奏しながら、すっかり聞き入ってしまいました。
コンクール後もご縁があり、いつか一緒にコンサートをしましょうという話から今回の公演に結びつきました。
そしてそのコンサートを支えてくださるピアニストは津田裕也さん。
お馴染み仙台国際コンクールの覇者でもありますが、僕にとっては学生時代の尊敬する先輩でもあるのです。
先月にもコンチェルトをご一緒させていただきましたが、音楽への真摯さや、音の美しさ、何より説得力のある曲作りは本当に尊敬です。
このような素晴らしいお二人とコンサートは本当に楽しみです!!!
年間120回ほど本番をしていますが、その中でも今年のクローズアップしたいコンサートのひとつです。
内容については次回のブログで書いてみようと思います(^^)
仙台フィルハーモニー管弦楽団 コンサートマスター 西本幸弘
食の話に戻ってしまいますが…歌と食はなかなか切り離せないもので、ごめんなさい!
お酒は大好き、でも本番が近いと控えるようにしている内にあまり飲まなくなったので人生1/3くらい損をしているのかもしれません…味わうのは好きなので美味しいお料理との相性、雰囲気によって頂いたりたまに楽しんでいます。
夏はこのランブルスコなどの発泡ワインが飲みたくなり、イタリアではついついスーパーで大量に販売しているものを気軽に買ってしまい、パルマで住み込み個人稽古をしている時に滞在していた場所の近くには、あまり手に入らないランブルスコの「オテロ」(赤)と「デズデモナ」(白)が出没する惣菜店がありましたので、ランブルスコなら価格も安くつい買って飲んでしまうことの多かった思い出のお酒です。このお酒炭酸で飲み口が良く、結構糖度があり歴史上の某有名オペラ歌手の大変な肥満は毎日飲んだせいとか…
東北は米どころ酒処ですね!移動をしていると立派な酒蔵もよく見かけます。毎日晩酌していらっしゃるのでしょうか。
今回はせんくら全ステージ終了後に東北の地酒と牛タンを頂けたら!と思います。食事のお楽しみがあると今からとてもハッピーです!
今年のせんくらも仙台の皆さんと有意義でクリエイティブな時間がもてますよう願うばかりです。
フィナーレの第九演奏会では平和へのメッセージが仙台から発信できますように!!心を込めて歌わせて頂きたいです。
安藤赴美子
2012年秋のせんくら出演後、その間オペラやコンサートに忙しくさせていただいておりました。
海外の方とのお仕事も多く、その中でもかなり個性的で優れたマエストロたちと共同作業が続き…あのような個性に出演者として、タイトルロールとしてマッチできたこと自体アンビリーバブルな状況が続きましたが成長させて頂きました。
オペラ演出は伝統的な舞台のみならず、奇抜なアイデアも投入可能ではありますが、セッティングされた稽古初日に舞台を見て笑いが止まらなかったことは初めて。恐らく今後もないのではないかと思いますが、この舞台のように意外にエスカレーターを使用したオペラ演出は多くあります。でもこれだけ良くできたショッピングモールは珍しく、関係者のみなさん唖然。もちろんお客様も。
一方、日本の伝統的な様式と繊細さをクローズアップしたオペラ「蝶々夫人」。名古屋での舞台は照明、衣装も美しく映えました。所作は歌舞伎俳優の方が指導して下さいまして、女形のたおやかな身のこなしをご教授頂きました。
蝶々夫人というオペラは日本のお話でありながら、音楽や表現はイタリアというアンバランスさのある難しい作品ではありますが、昨年の新演出では日本人が見て日本のストーリーだとわかる舞台を目指しました。指揮者は血気溢れる若手イタリア人。どちらにも引っ張られるので良い塩梅を見つけるのは大変でした。作曲者プッチーニが思い描いたものは海外の方からみた東洋のファンタジー、もっとオリエンタルでエキゾチックな夢の国だったのか…ご本人に訊いてみないとわかりそうにありませんが(笑)日本人には儚く無垢な蝶々さんが親しむ入口かもと思います。昨日ヴェルディについて書きましたが、昨年秋はヴェルディ音楽の真髄といえばこのマエストロ!というリッカルド・ムーティ氏のコンサートに出演させて頂き、世界最高嶂の音楽をご指導賜りステージでは別次元のハーモニーを肌でビリビリと感じました。
知性と情緒溢れるイタリア音楽を知ると胸を抉られるほど深く感動します。
オペラガラコンサート(オペラ歌手4名出演)ではそんな世界をたっぷり1時間、ぜひ登場人物の気持ちになってドラマティックに浸って頂きたいです。
安藤赴美子
仙台のみなさま!またせんくらに出演できることを本当に楽しみにしております!
一つ一つのステージが観客の方々と近く、共に楽しむ時間だったことを鮮明に覚えております。
毎回、東北を訪れると北国の暮らしぶりや人の温もりに心が満たされ、懐かしくなります。北海道や東北へ演奏のために行くことはそれ程多くはないのですが、先月はヴェルディ作曲「レクイエム」を歌いに故郷札幌におりました。
前日まで記録的な長雨だった札幌ですが、到着日から素晴らしいお天気が続きご覧のとおりキタラホールのある中島公園も自然光に木の葉や水面が輝いていました。
死者のためのミサ曲「レクイエム」は名作ばかりですが、ヴェルディほど壮大に表現した人はいないのではないかと思います。特にソプラノにとって終曲「Libera me」は別格で、生きること、死ぬことを極上の音楽で表現できる感動がある曲です。今年の2月にオペラ「ドン・カルロ」の王妃エリザベッタをオペラで歌いましたが、アリア「世の虚しさ知る神よ」や来世と繋がるような最終シーンの二重唱が最高に美しく、演奏する側としても歌い切った後ちょっと現実に帰って来られない感覚にさえなるようなヴェルディ後期の音楽。
リサイタルで歌う「オテロ」の柳の歌も後期の充実した音楽です。このアリアは曲というよりオペラの1シーンで、潔白なデズデモナが錯乱したオテロから疑念をかけられ後に殺されますが、死の予兆を含む悲しく不安な心境を感じ取って頂けたらと思います。
歌手にとって長時間歌うことは要エネルギー!いつもお稽古の途中や幕間に何を食べるべきか迷いますが、先日はオケ合わせの合間に品の良い握りで大好きな鮨店のテイクアウトを休憩時間に食べて元気を補給。食事の充実感、なにより大事ですね。
自然を眺めて食べるのは大曲の緊張やプレッシャーなんて吹き飛ぶ思い(笑)
今から仙台でのエネルギー源を考えてお稽古に励みます。ワクワク。
安藤赴美子
私は、ピアニストというのは手職人だと思っている。
若い時からずっとそうだった。
音楽を手で触るという感覚は面白い。
手で音を撫で、愛しみ、大事にしていくのだ。
いや、愛しんでというのは一面的な表現である。
ごりごりと握り、投げつけぶつけ放り投げもする。
作曲家の生涯だとか作品の構成とか歴史といったものに興味を持ったり考えたりしたことはない。
あるのは作品だけ、その音だけである。
音楽の意味、なにを表現しているのか、視覚的なイメージがあるのかと訊かれることもよくあるが、それも言葉にすることは難しい。
ある数学者の文章に面白いことが書いてあった。
「研究の成果を本にしたのだけど、数学の証明が800頁にもなって、数学者でも読んではくれない。
では、それが複雑で技巧的なことかというとそうではなくて、単純で自然なことをやっている。
伝達しようと思うと、こうなってしまうのが不思議です」というのだ。
きわめて単純な事例だけど、パソコンなどの使用説明書などを読むと複雑極まりなくて到底理解しがたいが、実際にやってみると簡単で分かりやすいのに似ているだろうか。
音の中にも沢山の情報が詰め込まれていて、辛抱強く探っていくと、それがある日、ああ、そうなんだといって姿を現してくる。
先日、エジプトのツタンカーメン大王のミイラを長年検証してきた結果が発表され、王が虚弱体質で、マラリアによって若年で死亡したことや、一緒に埋葬されていた者たちとの血族関係なども明白になったことが述べられていた。
同じころに、数億年前に恐竜が絶滅したのは小惑星の地球への激突が原因だということも報じられていた。
私は中学生の頃一時、考古学者になることを夢見て考古学研究会なるものに所属していたこともあるし「歴史研究」という月刊誌を購読していたので、こうした情報が目に入りやすいのかもしれないが、云いたいのは、音楽は音や音構成の中にすべての情報が詰め込まれているので、音を手で探っていれば、いつかはその全容が見えてくるものということだ。
無になることによって、本当のことが見えてくるのだとも思う。
舘野泉
2012年から約2年を掛けて行なってきた<舘野 泉フェスティバル― 左手の音楽祭>は昨年11月10日の東京オペラシテイーのコンサートをもって無事終了した。
左手作品のみによる音楽祭など前代未聞のことで無謀とさえいわれもしたが、全16回が毎回異なるプログラムで構成され、手応え充分な充実した音楽祭となった。
左手のピアノ・ソロ作品のみならず三手連弾曲、さまざまな編成による室内楽曲、そして幾多のピアノ協奏曲など、限りない可能性を含んだ立派な作品がこの音楽祭の間に誕生し、豊穣な稔りを日本の音楽史の上に刻みこむことが出来た。
日本を代表する作曲家達に加え、アルゼンチン、アイスランド、アメリカ、フィンランド、エストニアの作曲家達からも多くの立派な作品が寄せられた。
これまで「左手の文庫」募金への寄付で、新作の誕生を応援してくださった方々に感謝。
改めて皆様に深くお礼を申し上げたい。
「左手の音楽祭」が終わって半年がたっても、多くの作曲家からピアノ協奏曲、ピアノソナタ、室内楽作品などの新作が寄せられており、今後はそれらを演奏する機会も探っていきたいと考えている。
今年の「せんくら」でもいくつかの作品をご披露できるのは嬉しいこと。
病に倒れてからもう12年の歳月が過ぎる。
元気になって毎日ピアノに向かい、音を紡ぎあげてゆくことが出来るのを、ただただ有り難く思っている。
音楽が与えてくれるものは、常に生き生きとし、日々豊かに変化変貌してゆく・・・その在りようを手で味わい、表してゆきたい。
「左手の音楽祭」で出会った実りを慈しみ、これからの活動がなにをもたらしてくれるのか、踏み出さないことには何も分かりませんが、喜寿を迎えたその一歩として。
舘野泉