仙台フィル・コンサートマスターの神谷未穂です。
せんくらブログ担当3日目となりました。
今週の仙台フィルは、仙台オペラ協会の皆様と、モーツァルトのオペラ「後宮からの逃走」の本番が東京エレクトロンホール宮城(仙台)でありました。
先日、武蔵野大学での特別講義のゲスト講師として、モーツァルトを取り上げ、このオペラのDVD鑑賞、解説等をしたばかりでしたので、今回の生のオペラを私自身、とても楽しみました。舞台より低いオーケストラピットの中でも、コンサートマスターの席は舞台美術、衣装、照明、と凝りにこった豪華な舞台がよく見えるのです。
(全く見えなかったであろう、コントラバスの皆様、ごめんね〜。。。お客様からコントラバスの皆様のお顔はよく見えたのでは?)
映画「アマデウス」でもこのオペラが出てきますが、とても印象的ですよね。仙台オペラ協会の皆様に拍手!地元の音楽団体との交流は、いいものです。
地元の音楽団体との交流といえば、11月24日(月・休日)には、仙台市民響の皆様と、サン・サーンスのコンチェルト第3番をソリストして共演させて頂きます。
実はこのコンチェルト、震災直後の4月に仙台フィルと演奏する予定でした。あの時の事を忘れずに、この曲を弾くチャンスを下さった市民響の皆様には、感謝の気持ちで一杯です。
そうそう、市民響の皆様は、今回のせんくらの仙台フィル公演の指揮を担当される山田和樹さんとも、以前共演された事があるそうですよ。市民響のメンバーの方々から、山田さんと仙台フィルのせんくら公演を楽しみにしていると伺いました。
せんくらを楽しみにして下さっているのは、地元の方々だけではなく、私の育った鎌倉からも、せんくらを楽しみにされているお客様がいます。有難い事です。
「後宮からの逃走」の本番当日は、仙台ではジャズフェスティバルがありました。お客様の中にはジャズ→オペラ→ジャズ、と音楽にたっぷり浸りました、という方がいらっしゃいましたよ。
東京から仙台までは、東北新幹線(はやぶさ)で約1時間半。
仙台までいらして、せんくらでた〜〜っぷり音楽に浸って下さいませ〜。
ブログ最終日ですので、次の方にバトンタッチ。
私のブログ http://yaplog.jp/miho1017/ もよろしくお願いします。
せんくらでお会い出来ます様に♪。
仙台フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスター 神谷未穂
仙台フィル・コンサートマスターの神谷未穂です。
ブログ二日目の今日は、今年のせんくらで、私が特に楽しみにしている3つの事を書きたいと思います。
まず1つ目は、せんくらで仙台フィルのヴァイオリニストの小池まどかさんが病後、元気に復帰する予定です!
まどかさんは、オーケストラでの演奏、そして10月4日の私、エマニュエル、梅津樹子さんとのバロックプログラム(公演番号47)での演奏があります。
皆様、客席からまどかさんへの温かい応援と拍手を是非とも、よろしくお願い致します。
2つ目は、仙台フィルの全ての公演に、仙台フィルの指揮者(ミュージック・パートナー)の山田和樹さんがご登場される事!
先日NHK・TVで放送された、山田さん指揮によるスイス・ロマンド管弦楽団の演奏を、皆様はご覧になりましたか?
私は拝見する事が出来、心から感動しました。
サントリーホールで生演奏を聴かれたお客様は、鳥肌が何回も立つ程だったのではないでしょうか。
私の義理の母はフランス・ブザンソンの方に住んでいて、ブザンソンの指揮者コンクールは毎回予選から本選まで聴いています。
山田さんがこのコンクールで優勝された年、彼女は予選の段階から「優勝は日本人の山田さんだと思う」と言っていました。
それ程当時から惹き付けられる指揮だった様です。
私は幸運にも、昨年出産後初のコンサートが、山田さん指揮の仙台フィルの定期演奏会でした。しかも母校桐朋の学長でいらした三善晃先生のヴァイオリンコンチェルトを演奏させて頂く事が出来ました。
写真はその演奏後に、山田さんと客席で聴いて下さった奥山仙台市長、伊藤副市長と撮影したもの。
今回のせんくらで、私は3日と5日の仙台フィル公演のコンサートマスターを担当します。
公演番号79では、山田さん、仲道郁代さんとトークをします。
サプライズ演奏と書かれてありますが、一番驚くのは楽器を持参する事位しか内容を聞かされていない私なのでは?!
演奏、トーク、とせんくらで山田さんの世界をたっぷり堪能したいと思います。
最後の3つ目ですが、これはせんくらで沢山のアーティストに再会出来る事!
自分のゲネプロ、本番と重なっていたりして、なかなか演奏は聴きに行けませんが、楽屋で「元気~?久し振り~」と今年も盛り上がる事でしょう!
お客様との交流もとても楽しみにしていますので、せんくら会場でお声を掛けて頂けたら嬉しいです。
仙台フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスター 神谷未穂
皆様、こんにちは。
仙台フィル・コンサートマスター、ヴァイオリニストの神谷未穂です。
昨年のせんくらから、もうすぐ一年になるとは、時の流れのはやさに驚くばかりです。
この一年、皆様はいかがお過ごしでしたか?
親友であり、せんくら出演者でもあるピアニストの中川賢一さんはこの一年の間にめでたくご結婚!!
賢ちゃん、おめでとう!!
私の方は、色々な方のサポートのおかげで、何とか新米ママ生活にも慣れ、長年の夢であった室内楽シリーズ演奏会の第一回目を9月20日(土)14時東京・浜離宮朝日ホールでスタートする事になりました。
共演は一昨年のせんくらでも共演したピアニストの望月優芽子さんと、今年のせんくら(公演番号47・10月4日13時半開演〜芳しきバロックの薫り)でも共演するエマニュエル・ジラール(チェロ)です。
せんくら出演者との東京公演、チケット代が4,000円と、せんくら価格ではありませんが、売り上げから東日本大震災被災地へのチャリティーが出来れば、と思っていますので、沢山の方にいらして頂ければ幸いです。東京にお知り合いがいらしたら、是非宣伝よろしくお願いします。
東日本大震災へのチャリティー、
「被災時に赤ちゃんだった子が成人するまでは続ける」という気持ちは、3年前と変わりません。この様な気持ちは、他の仙台フィルメンバーも同じだと思います。
共に前へ、絆、ピンチはチャンス!e.t.c…..、
私は震災後に沢山の言葉、そして音楽に励まされました。
皆様にとって、私達の演奏が元気パワーの源になりますように♪
仙台フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスター 神谷未穂