トリオ・ダンシュ・フロイデの霧島国際音楽祭関連のコンサートとして垂水市でのふれあいコンサートがありました。
鹿児島市から見る桜島の姿は今まで何度も見ましたが、今回フロイデの演奏会が開催されたのはちょうどその反対側に位置する垂水市です。霧島から車で錦江湾をぐるりと回りながら初めて見る桜島反対側の荒々しい姿に感激しながら2時間かけて垂水市に到着しました。
クラシックの演奏会自体が非常に少ないこの地での開催と言うことで、主催者の方々も気合が入っていました。
半端じゃない暑さの中わざわざ来てくれる皆さんに楽しんでもらうぞ~!こっちも気合が合いります。
FM垂水という当地のFM局が取材と録音に来てくださり、慣れないインタビューなんかもやったりして、ちょっと有名人になった気分?結構単純な性格です。
コンサートでは休憩を含めて1時間半のしっかりしたプログラムでしたが、夏休みの子供達も含めて沢山の方々が聴きに来て下さいました。
子供達も騒がずに聴いてくれて偉いなあーと思いました。
あまちゃんや潮騒のメモリー、となりのととろなどあったから楽しんでもらえたかな?
次に行われるトリオダンシュ・フロイデのコンサートは10月4日のせんくらです。
その時にはまたパワーアップして沢山の楽しい曲を皆さんに楽しんでもらいたいと思います。
是非皆さん、アットホーム雰囲気の私たちトリオダンシュ・フロイデのコンサートへいらしてくださいね。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次
前日に霧島入りし、7月23日には早速トリオ・ダンシュ・フロイデで霧島音楽祭最初の出番、「エアポート・コンサート」がありました。
これは鹿児島空港の国際線出発ロビーをお借りして毎年行われているコンサートで、今年はトリオ・ダンシュ・フロイデが担当する事になりました。もちろんフロイデにとってもエアポートコンサートは初めての経験です。
時々ジェット機の飛び立つ轟音が遠くに聞こえる会場ですが、演奏会場となる国際線ロビーは天井が高く、とても静かな空間で音楽ホールにピッタリなんです。
ところで、空港にわざわざ聴きに来る人ってそんなに沢山いるのかな?と思って本番を待っていたのですが、いざ本番になったら本当に大勢の方々が聴きにいらして下さっていてびっくり!マイクを持つ手も汗びっしょりの緊張感でした。
普段あまりクラシックに馴染みの無い方々もいらして下さっているようで、今回の選曲をよりポピュラー路線にして良かったと思いながら演奏しました。
お客様の反応も上々で最後は皆さんとても笑顔で会場を後にして下ったようです。
終演後のサイン会にはちびっ子も並んでくれてメンバー一同思わず笑顔のサイン会でした。
霧島へ戻る前には、今回のコンサートの裏方として親身になってお世話して下さった空港スタッフの方々と一緒に記念撮影をして霧島へ。楽しく心地よい今日の疲れを霧島の温泉が癒してくれました。また明日も頑張るぞ!
トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次
皆さんこんにちは。
トリオ・ダンシュ・フロイデのファゴット井上です。
僕は普段は読売日本交響楽団首席奏者としてオーケストラを中心とした演奏活動をしていますが、今回「せんくら」で参加しますのは、木管三重奏団「トリオ・ダンシュ・フロイデ」というたった3人のユニットです。
木管三重奏はオーボエ、クラリネット、ファゴットの3つのリード楽器からなるトリオです。
この「トリオ・ダンシュ・フロイデ」が生まれたのは3年前の霧島国際音楽祭でした。
仲良しの3人が集まって演奏してみたらとても良いサウンドになったので、それ以降毎年コンサートを重ねるようになりました。
そして一昨年には東京で、昨年は始めて「せんくら」で演奏させて頂く機会を得ました。
私たちにとって今回は二度目のせんくらでのコンサートになりますが、メンバー一同とても楽しみにしています。
さて、今回は7月末から始まる霧島国際音楽祭で2回あるトリオ・ダンシュ・フロイデのコンサート・リハーサルがありました。
今年はNHKで大人気となった連続ドラマ「あまちゃんのテーマ音楽」や「潮騒のメモリー」を始め、多くの新曲を引っさげてコンサートに登場します。
これらの音の配置や楽器の割り振りなどを色々と音を出して試しながらベストなサウンドを見つけていく地道な作業が必要なので、結構時間がかかります。
今日も4時間半のリハーサルがあっと言う間に終わってしまいました。
「オーケストラリハーサルだと1時間がなかなか過ぎないのに、トリオだと4時間があっという間なのは何でだろう?」という軽い3人共通の疑問を持ちながら帰途につきました。
皆さんに楽しんでもらえるプログラムをどんどん見つけていきますから皆さんも楽しみにしていて下さいね。
トリオ・ダンシュ・フロイデ
ファゴット 井上俊次