今回のもうひとつの共演は、俳優・タレントの辰巳琢郎さんとのトークコンサートです。
辰巳さんと初めてご一緒したのは、かれこれ20年ぐらい前でしょうか・・・
たまたまご自宅がご近所だったことから、公演のあと車で送って頂き、その頃売り出し中の阿部寛さんや、吉田栄作さんら豪華メンバーの飲み会にそのままお邪魔してしまった思い出があります。今思うとあり得ない!って感じですね。
その後も何回か同じステージでご一緒させて頂いてますが、ここ数年はワインを通じてあちこちでお目にかかる機会が多く、このたびせんくらで、ぜひ博識な辰巳さんのお話を皆様にも聞いて頂きたい!
と、直々にお願い致しました。
主にワインの視察で世界中を旅していらっしゃるのですが、せんくら直前の9月は、バルカン半島に2週間ほど行かれるそうです。
クロアチアなどは近年とても人気で、観光で訪れる人も増えていると思いますが、その他はなかなか行くことがない国々ですよね。
その「ほやほやの」バルカンのお話にちなんで、エイミー・ビーチというアメリカの女性作曲家の「バルカン半島の主題による変奏曲」なんていう曲を見つけて弾く事にもしました(笑)。
その他は主にヨーロッパ各地を代表する名曲とともに、ワインのお話、その国の文化や特徴など、いろいろと伺いたいと思います。
もう1回は、辰巳さんも最近よく行かれていらっしゃるという「ロシア」の、20世紀初頭の芸術の華やかりし頃のバレエ音楽をお届けしながら、当時の素晴らしさを振り返って、今の時代にどのような影響を与えたかなど、熱くお話しして頂きたいと思います。
辰巳さんはたまにミュージカルもやられているので、ご機嫌よろしければ踊って頂けたりするかも?!
どんな「深イイ話」が出るか楽しみです。
開催まであと1ヶ月切りましたね!
3日間、読んでいただきありがとうございました。
それでは仙台でお会いしましょう!
三舩優子
未知の世界へ・・!と今年から始めたのが、ドラムの堀越彰さんとのユニットです。
堀越さんは山下洋輔さんのトリオでデビューされ、以後ジャズ界のみならず、民謡やワールドミュージック、邦楽に至るまで、様々なジャンルを網羅して来られた、とても多才なドラマーです。
クラシック音楽もとてもお好きで、今までにご自身のバンドでもクラシックの楽曲をいくつかアレンジして取り上げたりされていました。
なにか一緒に出来たらいいですね・・・という何気ないひとことから、じゃあどんなことやろうか、どんな曲なら出来るかなと、話しているうちに夢と可能性がどんどん現実化していき、気が付いたら真剣にデュオを組むことになりました。
手がけている曲は基本クラシックのみです。
大幅なアレンジもきわめて少なくしています。
その曲のイメージを話し合うところから始まり、あれこれと試行錯誤しながらそれを音にしていく。。。
時間もかかりますが、ものすごくやりがいがあって、放課後のクラブ活動のような楽しさを久しぶりに味わっています。
ドラムの音の大きさだとピアノが聴こえなくなるんじゃ・・・
と思うかもしれませんが、堀越さんの叩きはとても優雅で、まるで歌っているかのような、表情豊かなドラムなのです。
改めて、楽器の違いやジャンルは越えることが出来るんだ、と実感しています。
今までにどこにもない、自分たちにすら想像がつかなかった音を今回せんくらで聴いていただけることに、感無量です。
すでに完売となっていることに、ダブルで感激です!
ありがとうございます!!
ユニット名はOBSESSION(オブセッション)。
私たちの演奏に、どうかとり憑かれてください!
三舩優子
こんにちわ! ピアノの三舩優子です♫
毎年私にとっても秋の一大イベントとなっている「せんくら」、今年で6年目の参加となりました!ありがとうございます!
初回からずっと応援してくださっている方にも、新たにいらしてくださる方にもお会い出来るのが、心より楽しみです。
ひと口に6年と言っても、1年生だったお子さんが6年生になってしまうワケで、自分自身もこの年月でどれだけ成長出来ているのかを皆さまに見られてしまう、という怖さも、正直毎年あります。
「今年はどんなことをやろう・・」と、いろいろ考えるのはとても楽しみなのですが、今回は自分にとってもまだ未知の世界に、勇気をもって一歩踏み出してみました。
今年はデビューより25周年で、膨大な数の曲や共演を経て来たなぁ。。。
いろんなお仕事をさせて頂けたなぁ。。。
とやっと少し振り返ることができるようになりました。
その中で、まったく新しいことにチャレンジしてみたくなり、そのひとつが今回の演目のひとつの、ドラムとのユニットです。
ドラムとピアノ・・・イメージ出来ません!ジャズ弾くんですか?と大抵言われます。
違うんです!
明日はそのお話をしたいと思います。
3日間、どうぞよろしくお願い致します!
三舩優子