日本のサックス界には、プロからアマチュアプレイヤー、学生さんまで、とても多くの人々がいます。
日本列島の北から南まで、たくさんのグループが自由に活動していて、そのレベルも志もとても高いことに驚きます。
私はこれまで20数カ国で演奏や指導を行ってきましたが、日本ほど演奏レベルや企画の質が高い国 は他にはないと
実感しています。
オリンピックに例えると、日本のサックス界は団体戦で金メダル間違いないと思っています。
仙台の皆様がこれからますます サックスのファンになってくだされば、こんなに嬉しいことはありません。
須川展也(サクソフォン)
今回のリサイタルは、日本の新進気鋭の作曲家、加藤昌則氏に委嘱した、サクソフォンとピアノのための作品の世界初演を中心に、クラシックの名曲からノリの 良い作品まで幅広く揃えています。
せんクラで何度も演奏させていただいていることをとても名誉に思っています。
お礼の気持ちを込めたスペシャル・プログラムです!
須川展也(サクソフォン)
サクソフォンという楽器は1840年代にベルギーのアドルフ・サックス氏によって発明された楽器です。
クラリネットと同じくリードを使って発音し、円錐形の金属の管でできており、フルートと同じ鍵(キー)のシステムで 音程を変えるという、木管楽器と金管楽器の両方の良い所を取り入れた楽器です。
新しい楽器としてこれほどまでに世界に広がった楽器はまずありません。
たいへん繊細なクラシックからポピュラーまでカバーできるすごい楽器です。
私はこの楽器に魅せられ、虜になり、人生を捧げています。
須川展也(サクソフォン)