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SENCLA BLOG

ブログ

市原愛
2013.08.27

残暑お見舞い申し上げます

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
初めて参加させて頂く『せんくら』をとっても楽しみにしている、ソプラノの市原愛です。

10月5日に歌ガラコンサートとリサイタル、翌6日にはフェスティバルのフィナーレ公演の第九を歌わせて頂く訳ですが、本日はリサイタルで演奏予定の曲目について少し触れてみようと思います。

まず冒頭は三曲続けてドイツ語の歌曲、“ドイツ•リート”をお聞き頂きます。
メンデルスゾーン「歌の翼に」、シューベルト「アヴェ•マリア」、ドヴォルジャーク「我が母の教え給いし歌」は、皆さまもきっとどこかで耳にされた事があるでは…?!と言えるほどお馴染みの作品かと思います。

実は今年の3月に娘が生まれたのですが、自分が母となり、子供への愛を知り、娘に聞かせたい歌としてこの3曲には一層思い入れが深くなっている所です。

そして武満徹作曲の歌を3曲。
こちらは、今回共演するピアニストの丸山滋さんが、ピアノ伴奏部分をアレンジして下さっています。

というのも、今回取り上げる「翼」「死んだ男の残したものは」「小さな空」には伴奏の譜面が残されていないのです…!
どの様な仕上がりになるのか、当日をお楽しみに!!

では、また明日!!
市原愛(声楽 ソプラノ)

仙台オペラ協会
2013.08.26

仙台オペラ協会 佐藤順子です。

みなさま、こんにちは。
仙台オペラ協会 ソプラノの佐藤順子です。

毎日、ホントに暑い暑いあつ~い!!
それでも、まだ東北は良い方ですよね。

今回のせんくらに、オペラ協会として出演させて頂くのは本当に嬉しい事ですし、ちょっとドキドキです。

椿姫ハイライトですが、オペラ協会では、2005年に創立30周年記念として「椿姫」を上演しました。
その時に椿姫の役をさせて頂きましたが、今でも思い出す過酷な役で、毎日逃げ出したくなるほど、泣きたくなるほど、大変でした。
本番をやり終えた時は、ほとんど放心状態、オペラ人生、これで終わっても良い!!と思うほどでした。

8年ぶりに、また椿姫に出会える事になり、嬉しいやら、プレッシャーやら、何がなんだかわかりません!!
あれから年を重ねたヴィオレッタですが、今、出来得る、前回とはまた違うヴィオレッタを目指し、日々、頑張ろうと思います。

たくさんの皆様に聴いて頂けましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

自宅では、1歳1ヶ月の柴犬モモと毎日格闘中です。疲れる~ゥ。
仙台オペラ協会
佐藤 順子(ソプラノ)

仙台オペラ協会
2013.08.25

仙台オペラ協会 鈴木誠です。

学生の頃からオペラのステージに立つようになって今年で30年。

いろいろな役を演じてきましたが,いつの間にかコミカルな役どころが得意になってきました。
最近は「こうもり」や「メリー・ウィドウ」のハイライト公演でMCを考え,曲間を語りでつなぐ役にも取り組んでいます。

今回の「椿姫」ハイライトも,同様に私の語りで進めていくのです(ヴィオレッタの主治医の立場で回想しながら語ります)が,問題はこの作品が“悲劇”だということです。

「こうもり」や「メリー・ウィドウ」は,コミカルなオペレッタ。
MCも「どこでお客さんから笑いをとろうか」とウキウキしながら原稿を書いたのですが,今回はそうはいきません。

45分間,沈痛な面持ちで語りきれるか(もちろん歌も歌いますが),是非ご来場いただき,ご覧になってください。
仙台オペラ協会
鈴木 誠(バス)

仙台オペラ協会
2013.08.24

仙台オペラ協会 佐藤淳一です。

仙台オペラ協会の佐藤淳一です。
せんくらには3回目の出演です。

2006年の第1回の時は私の家内とのジョイントコンサート。
2009年の第4回では「歌のガラコンサート」と仙台フィルと共に「フィギュア・スケートの華麗な名曲」で
“誰も寝てはならぬ”を歌わせていただきました。
仙台オペラ協会としては今回初めて出させていただきます。

今年はヴェルディとワーグナーの生誕200年に当たっています。
そこでヴェルディ作曲「椿姫」のハイライトをプログラムとして選びました。

打ち合わせをしているうちに、ピアノ伴奏ではなく何か考えられないか…?
何かもっとコラボレーション出来ないか…?
といった方向に話が進み、昨年もこのせんくらで素晴らしい演奏を聴かせてくださった神田将さんのエレクトーンで伴奏していただくことになりました。

そして今回第九のソロとしてお出でくださる三原剛さんに少々無理をお願いしてジェルモンを歌っていただくことに決定。
我々のメンバーの中で一番の役者である鈴木誠が台本を書き、医者役プラス進行役としてオペラを進める形になりました。

私たちにとって、この新しい方々との出会いをとても楽しみにしています。

一つ宣伝を!
仙台オペラ協会では年に一回、本公演と称して本格的にオペラを上演しています。
今年は来月9月の7(土)8(日)の二日間、東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)にてヨハン・シュトラウスⅡ作曲の「こうもり」を上演します。

指揮:本多優之、演出:梶賀千鶴子、
オーケストラ:仙台フィルハーモニー管弦楽団で行います。
とっても楽しいオペレッタです。
日本語で公演します。
敷居が高いと思わずに是非たくさんの方々にいらしていただきたいと願っています。
詳しくは、仙台オペラ協会022-264-2883までお問い合わせ下さい。

私自身、一仙台市民として震災後もこのようにせんくらが続いていることを誇りに思っています。
今回は83の公演があります。
たくさんの方々がいろいろなコンサートに足を運んで下さることを切に願っています。

明日はオペラ協会の鈴木誠が、明後日は佐藤順子がこのブログに
登場します。
仙台オペラ協会芸術監督・演奏部会員代表
佐藤 淳一(テノール)

神田将
2013.08.23

早く50歳になりたい

こんにちは、エレクトーンの神田将です。

私は早く50歳になりたくて仕方ありません。
そう慌てなくても、放っておいたってあと数年で叶いますけどね。

最近、若い時には出来たのに、もう出来なくなってしまったことが増えて、ちょっとへこんでいます。
それは主に体力的な問題です。
でも、その一方で若い時には出来なかったのが、今やっと出来るようになったこともたくさんあります。
むしろ、音楽には後者の方が重要かもしれません。

そんな私はコンサートこそが生きがいです。
昨年まで、平均して年間230回のコンサートに出演していました。
大きいものから小さなものまで、エレクトーンの音楽をひとりでも多くの人に知ってもらうために、声が掛かれば、スケジュールが許す限りどこへでも出向いて来ました。

今でもじゅうぶんタフなつもりですが、スケジュールがタイトになると消耗戦になってしまうことに耐えられなくなり、今年からは出演回数を2割にまで減らしています。

その結果、ひとつひとつの演奏会にじゅうぶんな準備をするゆとりが得られ、これまでにはなかった充実感を満喫できるようになりました。

このペースなら、常に追われているような感覚に苦しまずに済みますし、50歳になっても安定して続けていけそうです。
大昔、友達とふざけて受けた占い師に、「あんたの人生は50からよ」と言われたのですが、最近、私が尊敬する大音楽家にも同様のことを言ってもらい、単純な私はすっかりその気になっています。

とはいえ、この先、エレクトーンで何を成し遂げられるのか、まったくわかりません。
でも、道なき道を進むのは、冒険好きの私の性に合っています。
せんくらではいつも、その先へ進むヒントが待ち受けていました。
今年もどんな新しい発見があるのかとても楽しみですし、きっと新しい展開につながることでしょう。

10月4日はヘルシンキから仙台に向かい、6日は演奏を終えたらすぐにシンガポールへ出発するスケジュール。
今年の10月はせんくらが唯一の国内公演ですので、思いっきり弾きまくります!
皆さんもぜひ一緒に楽しんで下さいね。

それでは、10月の仙台でお会いしましょう。
神田将(エレクトーン)

神田将
2013.08.22

神田将、今年のききどころ―2013.08.22

こんにちは、エレクトーンの神田将です。

今年のせんくらでは、3つのソロコンサートと1つのアンサンブルコンサートに出演します。
それでは、早速ききどころをご紹介しましょう。

10月4日(金)16:45~17:30
日立システムズホール仙台(青年文化センター) パフォーマンス広場
オペラの魅力をギュギュッと凝縮。
もちろん、ヴェルディ、ワーグナーも!
オペラ関係の曲といえば、難しいイメージがあるかもしれませんが、特に序曲はおいしいところばかりが詰まった魅力的な作品が揃っています。
意外にも子どもたちに大人気なのが「運命の力」。私は今回初披露の「キャンディード」に懸けてます。

10月5日(土)11:00~11:45
日立システムズホール仙台(青年文化センター) シアターホール
ヴェルディ生誕200年記念スペシャルコンサート
今年ぜひ聞いていただきたいのがこのコンサート。
エレクトーンソロでは絶対に味わえない声との共演です。
ソリストたちの圧倒的な歌唱に加え、華やかな合唱も。
オペラの気分を味わっていただこうと、舞台セットも考案中です。
スケール感溢れる舞台の中で、エレクトーンがどんな役割を果たすのか、ぜひご期待下さい。
ただの伴奏では終わらせませんよ。

10月5日(土)17:00~17:45
エル・パーク仙台 スタジオホール
家族そろって楽しめる~秋の夕暮れに聞きたい音楽
夏が終わって次第に夕暮れが早くなってくる季節、しみじみ何かを思ったり、心穏やかに満ち足りた気分を味わったり、そんな雰囲気にぴったりな曲ばかりを集めました。
「オペラ座の怪人」は私が10年弾き続けて来た十八番。
でも、今回は坂本龍一さんの名曲「ラスト・エンペラーのテーマ」がイチオシです。

10月6日(日)11:45~12:30
エル・パーク仙台 スタジオホール
バロックからジブリまで~エレクトーンならではのサプライズ!
もうとにかく楽しん下さい。
クラシックフェスティバルなのに、こんなプログラムあり?という思いっきりのサプライズです。
ポピュラー曲を弾いても、クラシック演奏家の持ち味はきちんと保ちますのでご安心を!
ルパン、めちゃくちゃカッコいいですよ。

と、個性的な魅力たっぷりの4公演、ぜひ大切な人たちと一緒に聞きに来て下さい。
他にも素晴らしい演奏が目白押しのせんくら。
私も出番の合間にいくつか聞きにいくつもりです。
神田将(エレクトーン)

神田将
2013.08.21

ありがとう、せんくら。

こんにちは、エレクトーンの神田将です。

8年目を迎えるせんくら。
ルーキーだと思っていた私も今回で5回目の参加となりました。
初参加の時のドキドキが少しは余裕に変わってもいい頃ですが、期日が近づくに連れ、緊張がじわじわと迫りつつあります。

まだ緊張するには早いのでは?と思われるかもしれませんが、実はちょうど準備のピークを迎えており、仙台で少しでもよい演奏をお届けするために、編曲や稽古をコツコツと進めているところです。

さて、私にとってせんくらが特別なイベントだということは、このブログでも毎年お伝えして来ました。
あたたかいお客様、親切なスタッフ、そして演奏家たちからの刺激など、「365日ずっとせんくらだったらいいのに」と本気で考えてしまうほど楽しい3日間であるばかりでなく、今をときめく名手たちが集うクラシックの祭典に、エレクトーンという楽器を快く迎えてくれた喜びは、決して忘れることができません。

せんくら以前と今では、私自身、エレクトーンを演奏するということに対する自信の持ち方がまったく違います。
過去4回の参加を通して、数多くの経験をさせていただいたおかげで、オーケストラの代用品ではなく、エレクトーンならではの楽しみを積極的に提案できるようになりました。

そして、お客様や一流アーティストとの交流から、たくさんのインスピレーションをもらえるのも、せんくらならではの体験です。

私の場合、せんくらではソロコンサートがほとんどで、なかなか共演の機会がないのですが、バックステージでのちょっとした会話や、ステージに向かうエネルギーを遠くから感じるだけでも、たまらなく大きな刺激です。

今や私にとって欠かせない場となったせんくら。
おこがましいかもしれませんが、心のふるさとと呼ばせていただきます。

ありがとう、せんくら!
神田将(エレクトーン)

せんくら事務局
2013.08.19

スタッフだより「よくある質問にお答えします」

公演番号71「東北大学学友会吹奏楽部 MEETS シエナ!」では、当初からアンコール演奏をご案内しています。
曲目は、シエナ・ウインド・オーケストラさんのコンサートでは定番の
「星条旗よ永遠なれ」
客席の皆様と一緒に演奏します。ご来場の皆様はぜひ楽器をお持ちください。
楽器をお持ちになる方は下記にご留意ください。
*調は「変ホ長調→(転調)→変イ長調」です。
*楽器は、他のお客様のご迷惑にならないようにご自身で管理してください。
*客席通路は緊急時の避難通路になりますので、ふさがないようにご注意ください。

「ということは、楽器がなければ楽しめないのでしょうか?」
との質問をいただきました。

いいえ、そのようなことはございません。
演奏に合わせて口ずさんだり、手拍子したり、踊ったり(?)、 音楽との楽しみ方は多種多様。
ステージ上のアーティストとの共演は100倍面白い!しかも客席にも降りてくるらしい…
(聴いているだけでももちろん楽しいですよ!)

楽器を持参できない方も楽器未経験の方も、ぜひ演奏の楽しみを体感してください。

【日  時】10月6日(日)11:15~12:00
【会  場】太白区文化センター 楽楽楽ホール
【出  演】東北大学学友会吹奏楽部&シエナ・ウインド・オーケストラメンバー
指揮:中村睦郎、中村匠汰、石郷岡信成
【入場料】 1,000円(指定席)
【対象年齢】3歳以上

せんくら事務局
丹野裕子

 

せんくら事務局
2013.08.18

スタッフだより 「仙台の今」

こんにちは。

仙台もこれぞ”夏”という暑い日が続いていますが、今年は「楽天イーグルス」の大躍進に気持ちも熱い!
連日、勝負の成り行きにハラハラドキドキしています。

買い物中のスーパーや商店街から
「楽天イーグルス~楽天イーグルス~勝利をこの手に~ 楽天 楽天イーグルス~ 勝つぞ 勝つぞイーグルス~」
と公式球団歌が聞こえてくると、あの勇姿が目に浮かび、心が奮い立ちます。
優勝に向けて一直線、日々の一勝から大きな喜びと楽しみをもらえることに感謝し、ひたすら応援しております。

(少々無理のある展開であることを承知で続けさせていただきます)
そう、音楽は心の琴線に触れて、喜びや嬉しさ、幸福感を創造してくれる…音楽の力は偉大です。
時には楽しく、時には甘く切ない思い出とともに過ごせる“せんくら”にぜひお出かけください!

せんくら事務局
丹野裕子

東北大学学友会吹奏楽部
2013.08.17

指揮者の決意

偶然、縁があってこのような大きな音楽の祭典に演奏者として、指揮者として参加できることを、大変光栄に思います。

今回この演奏会のために編成したバンドは、初々しい一年生から頭でっかちの大学院生まで揃っており、かなり層の厚い集団となっております。

少ない練習時間でありましたが、その中で精一杯音楽に向き合いました。

今回はトッププロであるシエナの皆様とご一緒するということで、少し緊張しておりますが、できる力を全て出し切りたいと思っています。

是非お聴きください。
東北大学学友会吹奏楽部
石郷岡信成(指揮)

 

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