先日ひと足早い夏休みで沖縄に行って来ました。
友人が最近移住したので、あちこち地元の人しか行かないようなところを案内してもらい、久しぶりに心身ともに解放されたバケーションを過ごすことが出来ました。
しかーし!
とにかく暑い!
暑いと言うより焦げる!!
行く前に友人に、「みんなサンドレスとか着てる感じかなぁ♪」なぁんて常夏のリゾートをイメージしながら聞いたら
「とんでもない!地元の人は泳ぎもしないし、上から下まで
肌は一切出さないですよ!」と言われ、急遽長袖長ズボン、スカーフ、帽子、アームカバーにサングラス、、、と重装備で向かいました。
確かに、5分と歩けないほどの陽射しに一撃されました。
半端じゃない!
おかげで帰ってきた時の東京は猛暑猛暑と大騒ぎでしたが、いやいや、暑いっていうのはこういうのを言うんじゃないよ、息が出来なくなって口もきけなくなるんだよ、とまさに”涼しい顔”をしながら、今年は快適な夏を過ごしています(笑)。
美ら海水族館、真っ青な海。
オリオンビールにチャンプルーにソーキそば。
日本の中の外国のようで、ちょっとやみつきになってしまいそうな予感。
牛タン、笹かま、萩の月。
やっぱり食べ物に呼ばれますよね。
待ってて仙台!!
三舩優子(ピアノ)
この5月・6月は、アインシュタインの軌跡を辿るようなコンサートがありました。
まず最初は北九州の門司港。
訪れた旧門司三井倶楽部は、1922年にアインシュタインがノーベル賞受賞の知らせを聞いた船の旅の最中に泊った場所のひとつで、今でもそのお部屋がそのまま再現されて公開されていました。
100年前にこんなに洒落てたの?!というぐらい、純欧風のベッドと、猫足のバスタブがあり、アインシュタインもえらく気に入られていたそうです。
確かに門司は景色は良く食べ物もおいしく、個性的な地元のデザイナーのお店などもあって、アートへの関心度とサポートを感じた素敵なところでした。
次に訪れたのは日本のクラシックホテルの一つ、奈良ホテルです。
奈良は私の祖父母が住んでいたこともあり、子供の頃からとても馴染み深い土地です。
創業100年を越す奈良ホテルにも、同じく1922年の冬にアインシュタインが宿泊していました。
“アインシュタインが弾いたピアノ”として有名なこのアップライトは、おそらく1900年頃に作られたハリントン社のもので、戦争を挟み実は64年も行方不明になっていたそうです。
数年前に戻ってきてからはラウンジに飾られており、音楽祭の時などに開放されているそうです。
そのピアノを特別に弾かせて頂き、中のハンマーも見せて頂きました!
古いアップライト・・・のイメージから、「海の上のピアニスト」の曲やガーシュウィンを弾いてみたのですが、音色がすばらしく美しく、とてもどこかに行方不明になっていた100年前のピアノとは思えませんでした。
奈良ホテルにはプロコフィエフやメシアンも宿泊したそうで、廊下を歩くだけでも感慨深く、これぞ、「クラシック」!と感慨深い想いに浸っていました。
ピアノもヴァイオリンも弾いたというアインシュタインを追いかける旅がさらにあることをワクワクと願っています。
三舩優子(ピアノ)
こんにちわ!
せんくら5回目参加の三舩優子です。
また今年も皆さまにお会い出来ますのが心から嬉しいです。
今年は3公演。
まず、昨年好評で、出演した私たちも本当に楽しかった「ピアノ・フェス」。
今回は6人出演で、私は若きプリンス、金子くんと「くるみ割り人形」を弾きます。
これがな・なんと、連弾なのです!
この曲の2台ピアノはよくありますが「連弾」は初めてで、どんな感じになるのか私も今から楽しみにしているのです。
しかも金子くんと!!オバサンとでごめんよ~(笑)。
あとは今年も0歳からのコンサート☆ちっちゃい子供たちが楽しんでくれて、パパママたちがとても熱心に聴いてくださる大好きなコンサートです。
今年もピアノの中を覗いたり、下にもぐったりしながら聴いてください!
ピアノの音を体で感じてもらえたいと思います!
そして、昨年は南米作品集からでしたが、今回のリサイタルはドーンと1曲、「展覧会の絵」にしました。
一つでも多くの曲をたくさん聴いて頂きたい、といつも頭をひねっていましたが、このあたりで一度まとまった作品を演奏したいかも、と選びました。
導入ももちろんロシアもので、まずラフマニノフの「ヴォカリーズ」。
何度聴いても泣ける、名曲ですよねぇ。
何人かの編曲がありますが、どれを弾くのかはお楽しみにしておきます。
秋は仙台、せんくらで。
第二のふるさとのようで幸せです。
今年もよろしくお願い致します!
三舩優子(ピアノ)