ピアノの練習を集中して行うためには、息抜きも大切です。
ふだんは練習の合間に散歩することが多いのですが、これだけ暑いとさすがに外へ出る気になれません。
ということで、家の中で息抜きすることに…。
美味しいお茶とお菓子は至福のひとときですね。
数年前、せんくらで仙台に滞在した時にたまたま立ち寄ったティールームで飲んだ紅茶の味が忘れられず、仙台に行くたびに必ずそのお店で紅茶を買うようになりました。
特にミルクティーは絶品です。
プレゼントとしても友人たちから喜ばれています。
このあとは、またハードな練習が待っています。
今月下旬から「せんくら」までの期間に、大阪、長野、富山、台湾での演奏が控えており、リサイタルやコンチェルト、レコーディングなど、内容・曲目も多岐にわたります。
10月に元気で仙台の皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエ
昨日は日曜日ということでブログをお休みさせていただきました。
さて、13日の横浜でのリサイタルは無事終了。
大勢のお客様にお越しいただいて嬉しかったです。
2000席の大ホール、やはり緊張しましたが、会場のあたたかい雰囲気を感じながら、力いっぱい演奏させていただきました。
サイン会も長い行列ができるなど、大いに盛り上がりました。
お客様をはじめ、主催者、スタッフの方々に改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
終演後は仲間たちと中華街で打ち上げ。
仕事を終えたあとのビールの味は格別です!
9月に訪問予定の台湾についての情報もゲットしました。
明日からはまた練習生活に戻ります。
頑張らねば…。
イリーナ・メジューエワ
今日はいよいよコンサート本番。
2時間のリサイタルを弾き通すには、相当の体力が必要です。
コンサートを弾くたびに1〜2キロ体重が減ることもあります。
前日はスタミナ補給が不可欠、ということで昨日は鰻をいただきました。
鰻はロシアでも食べますが、味付けが全然違います。
もちろん日本の鰻のほうが美味しいです。
ロシアからのお客さんを鰻屋さんに案内すると、ほとんど例外なく喜んでもらえます。
世界に誇る美味しい食べ物のひとつだと思います。
イリーナ・メジューエワ
明日(8月13日)、横浜でリサイタル本番があります!
今回はオール・ショパン・プログラムです。
ショパンはピアニストにとっていちばん大切な作曲家。
私も子供の頃からショパンの音楽が大好きでした。
その最大の魅力は「ポエジー(詩情)」ということになるでしょうか。
もちろんロマンティックな音楽ですが、それ以上に音の論理・構造が強い点で古典的だと思います。
そして、なんといっても「高貴」であることの素晴らしさ。
若くして離れた祖国へ一生戻ることが出来なかったショパンの気持ちに想いを馳せながら力いっぱい演奏したいと思います。
そのためにも今日はひたすら練習です。
イリーナ・メジューエワ
この度の東日本大震災により被災された皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。
大好きな仙台の町も大きな被害を受けました。
とても悲しい出来事に心を痛めておりますが、人々が一日も早く元気を取り戻して、町が一日も早く復興することをお祈りするばかりです。
今秋もまた「せんくら」で仙台に来られるというのは、大きな喜びです。
これまで三年間続けてお世話になった仙台への恩返しをするつもりで、万感の思いを込めて演奏したいと思います。
今回はベートーヴェン、シューベルト、そして今年生誕200年を迎えたリストの作品を取り上げます。
いずれも深い内容を備えた素晴らしい楽曲です。
音楽家として「思い」を込められるのは「コトバ」でなく「音楽」しかありません。
「音楽」という素晴らしい共通語を通して、会場の皆様と心をひとつに出来ることを願っております。
仙台の皆様にお会いするのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエワ