
昨日はグリーのお話をしましたが、私の数少ない趣味に映画鑑賞、舞台鑑賞があります。
リラックス出来る時間がある時は必ず映画館に行くか家でDVD。
これはもしかしたら幼少期のアメリカでの週末の過ごし方の名残なのかもしれません。
小学生の頃から、金曜日は友達と近くのシアターに誰かの親御さんに車で連れて行ってもらって、終わる頃にまた迎えに来てもらうというのが習慣でした。入場料が安いというのも大きかったですね。
または、マンハッタンまで両親と出て行って、カーネギーホールでコンサートを聴いたり、ブロードウェイでミュージカルを観たり、と、今思い出してもよく子供のうちからいろいろなものを観させてもらったなぁと感謝しています。
その鮮烈な印象や思い出は、年とともに強くなったりするもので、何十年かののちにようやく一本の線として繋がるのだと最近気付きました。
それと同じことを自分の娘にもさせたいと(ホントは自分が観たいからなんですけどね)、なるべく生の舞台などは観に行っています。
中でもふたりの一番のお気に入りはコーラスライン。
「ブロードウェイ・ブロードウェイ」というドキュメンタリー映画を最初に観てから、次にマイケル・ダグラス主演の映画を観て、そしてこの夏私の誕生日に、来日していた現・メンバーの念願の舞台を観に行きました!
自分の仕事柄、役者さんたちの気持ちや、舞台に立つまでの苦労が手に取るように伝わって来てしまい、すぐに涙があふれてきてしまうのが困ります。
ありふれた言い方かもしれませんが、やっぱり努力って素晴らしい!
人は皆パフォーマンスの向こうに、その日までに積み上げて来た努力や苦悩を通して視るので感動を覚えるのだと思います。
生のステージの素晴らしさは、その瞬間にしか味わえない感動です。
我々出演者は、すぐそこで演奏します。闘います。
早く皆さんとお会いしたいです!
三舩優子(ピアノ)