癒しの時間

2010.09.17| 鈴木慶江

午前中はひろしま美術館へ。
ロマン派・印象派を中心に素晴らしい絵画に溢れているこの美術館は、日本の中でも特にお気に入りの美術館のひとつです。
その佇まいはシンプルで、芝や木々の緑に白の建物。
静かな美しい美術館です。
ひとつひとつの作品から音楽や景色や忘れていた風景・・・
いろんな事を感じます。

イタリアに住んでいた頃は、よく美術館巡りやいろんな街の教会巡りをしました。
日本ではなかなか心静かに過ごせる場所が少ないので、こうして地方に来れる時は貴重な時間です。
美術館や神社仏閣巡りは 私にとってとても大切な時間。
作品に触れて気づく 心のよりどころだったり
感じる事が静かに溢れてきます。
美しい絵画に出会うと、この絵画のような音楽を奏でるにはどうしたらいいのか・・などなど。
こうした時間に癒され、あまりの心地よさに今日もついつい長居してしまいました。

東京へ戻り、そのまま知人の画廊へ。
スペインの現代作家ロレンツォ・フェルナンデスを迎えての彼の日本初個展を記念したオープニングパーティーに駆けつけました。
彼の作品は前から大好き。
キュートなセンスがいっぱいで 見ていると幸せになります。
写真??かと まじかで見ても思ってしまうその技法に脱帽。
ご本人は とてもとてもいい方で 質問にも色々教えて頂きました。
個展は10月2日まで 銀座の「ギャラリーためなが」で開催してますのでご興味のある方は ぜひ♪
http://www.tamenaga-exhibition.com/LorenzoFernandez/jp/index.html

素晴らしい芸術作品達に癒されまくった一日~♪感謝。

鈴木慶江

広島の夜  

2010.09.16| 鈴木慶江

今日は広島でリサイタルでした。
本当は前日に広島入りの予定で一度駅まで行ったのですがなんと台風で新幹線が遅延。。。
何時間待つのかわからなかったのでそのまま帰宅。
再び今朝出発~・・・
東京は台風一過で少し涼しくなったのに広島は暑かった~~
そんな中、3時間も前からお客様が並び始めて下さったそう。
本当にありがたいです!ありがとうございました!
今日のテーマは 「心に残る 美しいうた」
イタリア歌曲 日本歌曲 スペイン歌曲 アヴェ・マリア オペラ・アリア・・・
それぞれの曲への想いをお話しさせて頂きましたが、言葉に耳を傾けてくださったり、歌を聞きながら涙して下さったりを感じると、「ああ 心に届いたかな・・」と、とてもうれしくなります。
場所やお客様の事を考え毎回選曲しているのですが、聴いて頂きたいいい曲がたっっくさんあるので絞るのはとても大変な作業です。
今度のせんくらでも色々悩みました~
喜んで頂けるように願いつつ・・お楽しみに!

心の底から、おなかの底から、大地パワーまで総動員して歌いきった後は 美味しい時間に癒されま~す。
みんないい顔!
スペイン料理の「バスク」で主催者の皆様と!
すっごく 美味しかった~~
素敵なマスターから カヴァのプレゼント♪うれしい~~~!!
ありがとうございました~~!!

今日も 感謝でいっぱいの一日♪
鈴木慶江

稽古の後は・・  

2010.09.15| 鈴木慶江

オペラの稽古の後は へとへとです。
そんな時は美味しい時間が必須!!
昨日は帰りになんと「利休」へ行きました!!
私 牛タンは「利休」さんの大ファンなのです。
仙台に行った時のみならず、仙台近郊に演奏に行った時は仙台駅は新幹線乗り場横の「利休」さんへ必ず立ち寄ります。
池袋に東京店があるのを偶然見つけ、早速仲間たちとモリモリ食べました♪
(赤坂店もあり 吉祥寺店が近々開店との事。東京でもがんばって~!)
仙台店と変わらず、大好きなテールスープもおネギたっぷりで美味しかった~♪
(このスープはお取り寄せもしてるほどのお気に入りです。)
どんなに疲れても、美味しい時間を楽しく過ごせると 翌日は元気モリモリになります。
せんくらの時が楽しみです。またお世話になりま~す!!
鈴木慶江

二つのオペラ  

2010.09.14| 鈴木慶江

今 二つのオペラの稽古を抱えています。
ひとつは「シラノ・ド・ベルジュラック」。日本初演です。
有名なフランスの戯曲がアルファーノというイタリア人作曲家によりオペラ化されており、私はロクサーヌを演じます。
演劇の方にはもうすでになじみが深~い作品なので「シラノ」の話をすると思わぬ所からの反応があり面白い毎日です。
今までも何度か日本初演のオペラ上演に参加してまいりましたが、今回の役は中でも特に難しい役です。
ですので 個人稽古を8月から始めています。
何より音楽が・・・難しい~~!!
今はまだ音楽と言葉とを重ねるのに苦労していて、毎回稽古が終ると 脳が飽和状態です(笑)。

もうひとつは「うずら」。こちらも初演作品です。
童謡詩人:清水かつらの随筆をもとに未発表の8つの作品に新たに曲をつけ、”童謡詩劇”としてひとつの物語になりました。
私は瞼の母役。
出番は少ないですが美しい子守唄もあり素敵な役です。
大きな子供が3人います(笑)。
中でも一番末っ子の”はなちゃん”に「おかあちゃ~ん」と呼ばれると胸が締め付けられて毎回困ります。
子供から大人まで楽しめる素敵な作品になると思います。

というわけで今年の夏はバカンスなしでしたが、どちらの役も日本初演公演で歌わせて頂くのですから、初めてでもその役を最高に引き出せるようにしたいと思い、勉強する毎日です。
鈴木慶江

9/13  

2010.09.13| 鈴木慶江

皆様こんにちは!
まだまだ暑いですね~
去年に引き続き、2回目のせんくら出演させて頂ける事、大好きな仙台にまた伺える事、今からとっても楽しみにしてます♪
その頃には すっかり涼しくなっている事を願いつつ・・・

写真は、先日コンサートをした台湾で休憩中のひとこまです。
二日間にわたり二つ別々のプログラムを組み演奏しました。
台湾の皆様は 一曲一曲に真摯に耳を傾けて下さり
日本語でも台湾語でもない歌達により心が通じ合ったのを感じました。
美しい音楽は言葉の壁を超える。
改めて実感しました。

今回のせんくらでは 「オペラ・アリア」中心のプログラムと 「祈り」をテーマにしたプログラムを作りました。
皆様の大事なひと時が ハートフルな時間になるよう 心を込めてお届けしますね♪

素敵な一週間を!
鈴木慶江

カテゴリー