9/19  

2010.09.19| 長谷川陽子

さて、1週間担当させて頂いた「せんくら出演者ブログ」本日で次のアーティストにバトンタッチです。

最終回は私の近況報告を・・・。
今年は1月にバーバー/エルガーのチェロ協奏曲のアルバム(指揮・下野竜也/オケ・チェコ・ナショナル響)に続き7月には久しぶりの小品集【愛の小径@チェロ名曲集~長谷川陽子】がリリースになりました。
このところ続いていた渋めなアルバムとは少し変えて、音のブーケのような一枚を作りたくて、リストの【愛の夢】やチャイコフスキーの【舟歌】、カッチーニの【アヴェ・マリア】などなど。
ある曲はピアノ、ある曲はハープでの伴奏で、例えばお茶を飲みながら、もしくはドライブのお供に、リラックスして楽しんで頂ける一枚になりました。

そして本日19日は東京文化会館小ホールで、リサイタルをします。ラフマニノフ&ショスタコーヴィチのアルバムでも共演して頂いた野平一郎さんと。今後は毎年少しずつ無伴奏チェロのジャンルももう少し手を広げてみたい・・・今年はブリテンに挑戦です!

それから・・・最近ツイッター始めてみました。(ID @yoko_vc)と言っても、あまりつぶやかず、のんびりゆるゆるですが。
ブログ、相変わらずマイペースで楽しみながら書いています、こちらにも是非遊びにいらして下さいね^^

1週間お付き合い下さり、本当にありがとうございました。せんくらで是非お会いしましょう!!
長谷川陽子

 

9/18

2010.09.18| 長谷川陽子

弦楽器はピアノと違って、人に聴かせられるような音が出せるまでが大変な楽器です。
私もチェロを習いたての子供の頃、練習していたら、口の悪い祖母から「まぁ、ガマガエルが鳴いているのかと思った!」と言われたほどです・・・^^;
ショックでした・・・。

例え同じ曲を聞いても、耳に心地よく心にじんわりと語りかけてくる音、それは聴いて下さる方の楽器の好みにもよるかもしれませんし、演奏家の好みのタイプかもしれません。

理知的な音が好きな人、情熱的な魂をゆさぶる系が好きな人、色々です。

せんくらでは、数々の名曲が、これまた沢山のアーティストたちによって、演奏されます。

しかもチケット代はお試し価格!
あなたの好きな音を探しに、是非せんくらツアーにお出かけ下さい。
長谷川陽子

9/17  

2010.09.17| 長谷川陽子

今年の春から赤ちゃんウサギさんを飼い始めました。
ピーターラビットのモデルになったネザーランド・ドワーフという品種です。
きれいなキャラメル色なので名前はキャラ。これがまた予想以上に可愛い!!

「ウサギはあまり表情が変わらないんじゃない?」と聞かれますが、そんな事ありません。
ケージから出してあげると、大喜び!ヒネリ技を入れながらぴょんぴょん元気よく部屋中をジャンプして、全身で楽しさを表現してくれます。
興味のあるモノの匂いを嗅ぐ時はしっぽが、ピン!
ひとしきり遊び疲れると、ぐるりと私のまわりを一周し、膝に乗って腕をペロペロして、なでなでをリクエストしてきます^^

やはり小動物には癒し効果があるのでしょうか、おかげで我が家にキャラが来てから、私もゆっくり熟睡出来るようになりました^^
長谷川陽子

9/16  

2010.09.16| 長谷川陽子

今年のせんくらでは2公演出演します。
【公演番号6】 《美しいチェロの名曲~長谷川陽子で聴く チェロ三昧~》
こちらは嬉しい事に既にチケット完売だそうですが、タイスの瞑想曲、サン・サーンスの白鳥、ピアソラのリベルタンゴなどなど。
こういう小品を集めて弾くのは、まるで音のブーケを作っているよう。

【公演番号46】 《ショパンの愛したチェロ~ショパン・イヤーに長谷川陽子が選んだ名曲》
こちらはどーんと重量級プログラム。鳥肌が立つほど美しく情熱的で優美なメロディにあふれたショパンのチェロ・ソナタは数多くのショパンの残してくれた名曲の中でも、最高傑作という声もあるほど。
最晩年に、エネルギーを絞り出しながら1音1音ショパンの全人生が音世界に込められています。
ピアノは今日の写真でも共演している仲道祐子さんと。
じっくりチェロというものを聴いてみたい、と思われる方、是非いらして下さい。
お待ちしています!
長谷川陽子

9/15  

2010.09.15| 長谷川陽子

皆さんは【天使の拍手】という言葉ご存知でしょうか?
今日は私の趣味のお話。

もう1年半ぐらい前から単発のパン教室に通っています。
教室ではイーストで作ります。イーストだと早く発酵が出来る分、便利ですが、まとまった時間をパン様のゴキゲンに合わせて、過ごさなくてはなりません。

そんな訳で自宅ではホシノの天然酵母でゆっくり発酵させています。
これだと夜フードプロセッサーで捏ねて、2~3時間常温に置いてから
寝る前に野菜室に入れて、翌日の昼には発酵終了。
あとは成形、二次発酵、オープンで焼けば焼きたてパンの出来上がり!!
ハード系は私もまだ難しくてなかなか上手く焼けませんが、ふわふわパンは結構簡単に美味しく焼けます。

定番は山食やバターロール、手間いらずのリュスティック、人にプレゼントする時はシナモンロールや豆パン、クリームチーズのクリームを巻き込んだお菓子パンなど。

冒頭の【天使の拍手】ですが、山食やバゲットなどが上手に焼きあがった時は、オープンから出した瞬間に、小さなパチパチとパンの表面がひび割れる音がするんです。
それが【天使の拍手】。捏ね、温度・湿度管理、発酵具合、成形、そのどれもがいい感じに行った時しか、聞く事が出来ないのです。
何だか、コンサートに似ていますね。

演奏家、プログラム、ホールの響き、客席の雰囲気、湿度やお天気、幸せな偶然が全て重なった時のような。
先日は山食を焼いて、久しぶりに天使さんから拍手を頂きました♪

長谷川陽子

9/14  

2010.09.14| 長谷川陽子

今日は日頃よく取材や皆さまからご質問頂くことにお答えします。

Q:チェロを始めたきっかけは?
A:私の両親がアマチュアのヴァイオリニストと同じくアマチュアのピアニストで、家の中でギコギコ弾いているのを聞いて育ったのですが、ある時カザルスの録音を耳にして「チェロってヴァイオリンやピアノと違ってなんてステキな音なんだろう!」と感激した訳です。両親と天下のカザルスを同じ土俵で比べるとは、既に幼少期にして一生分の親不孝をしました・・・^^;

Q:1日どのくらい練習するの??
A:最近は全く何も用事のない日というのがほとんどなく、隙間時間を見つけて練習しています。実際楽器を持っての練習は1日4~6時間、プログラムが多い時はそれ以上になります。

Q:右腕の筋肉がすごいんですけど、筋トレしてますか?
A:特に何もしていません。チェロを弾くとやはり自然と筋肉がついてきてしまうようです。。。

Q:将来の目標は?
A:与えられた仕事に感謝しながら一つ一つの本番、音を大事に弾いていくこと。それを積み重ねていくと、一つの大きな本番が終わった時、自然と次の目標が見えてきます。今現在は9月19日の東京文化会館小ホールでのリサイタル【チェロの個展】!!ピアノは巨匠・野平一郎さん。
ブラームス、ブリテン、ショパン・・・これぞチェロ!と言える真剣勝負のプログラムとなりました。
こちらは、せんくらと並んで今是非お聴き頂きたいハセガワ秋シーズン一押しコンサートです。 日曜の2時なので、お出かけいただけたら嬉しいです。

Q生まれ変わっても、チェリストになりたい?
はい!!
長谷川陽子

9/13  

2010.09.13| 長谷川陽子

こんにちは、チェロの長谷川陽子です。今年も【せんくら2010】皆勤賞で出演させて頂きますこと、心から嬉しく思っています!!毎年せんくらでは、いつもいらして下さる温かいお客様との交流のおかげで、すっかり今では、私もせんくらファン!!

いつもコンサートは次から次へとバトンタッチで行われていくので、楽屋のロビーでは、「きゃ~、久しぶり!元気?!」なんて久々の再会をする演奏家たちの声が!!
そのロビーにはまた美味しい珈琲や仙台銘菓が並べられているのですから、出演が終わった演奏家はゆっくりソファでくつろいで・・・、これから出番の人は本番前のエネルギー補給に・・・と賑やかです^^

私は、今年はチェロの可能性に挑戦(?)、数々のヴァイオリンやピアノの名曲のあれやこれやを集めた【公演番号6】 《美しいチェロの名曲~長谷川陽子で聴くチェロ三昧~》と【公演番号46】《ショパンの愛したチェロ~ショパン・イヤーに長谷川陽子が選んだ名曲》に出演します。ショパンがピアノ以外に愛した唯一の楽器は何だと思いますか? それはチェロです!! 今年はぜひショパンのチェロ曲に酔ってください^^
長谷川陽子

カテゴリー