せんくら、いかがでしょうか?
最後は自転車です。
週末天気がいい日は数時間自転車で飛ばします。
自転車購入する前はLに外に出てジョギングしようとよく誘われましたが私は以下の理由で却下:
1.Lは私より30cm以上背が高い=足の長さは私のとは比べ物にならない。
2.私の走る速度—このトロトロさでは風が感じられるはずがない。
3.飽きるのが早い。
4.日差しが脳みそを煮ているように感じる。
でも自転車は話が違う。風!あー、爽快。
NYでは自転車を乗るときは必ずヘルメットを着用します。それと人を抜かすときは出来るだけ左。なのでパスする時は大声で、
“左!!!!!!!”
これがまたスカッとする。
L:サエカ、足凄い筋肉だね。後ろ姿はロードレーサーみたい。
私:足だけはね、バリバリなんだよ。他はへロヘロだけどね。
L:だけどヘルメットかぶってるサエカの顔はドングリに似ている5歳児にみえる。
いつか仙台で自転車暴走してみたいです。
仙台に行くのはいつも首を長くして待っています。沢山の方々にせんくらに来てもらえて光栄です!
有り難うございました!
松山冴花
Lと昼間の映画に行った後、散歩中に献血募集の張り紙を見たので飛び込みで献血してもらいました。
献血の前に血色素や血圧のテスト。私は看護婦さんから血色素や静脈を褒められて気分ルンルン。
そこから始まった。私とLのバカ競争。
L:血色素、いくらだった?
私:15.9だったよ。(12.5以上じゃないと献血無理)。Lは?
L:ウソ!(私の血色素が書かれている紙をとりあげて)...僕、14.5だった...
私:あはははは。勝ったべ。私、いい静脈て言われたよ。
L:...僕、褒められてない...
でもLの方が早く献血終った。
L:ほら、僕の方がよく走るいい血だよ。
私:んなの、私の方が高価で濃厚な血だからゆっくりなのよ。(もしかしたら好物の酒と塩でドロドロ?)
分け解らん事言い合ってるバカ2人。
献血終った後は夕飯の材料を買い出し。血を採られても全然平気。気分爽快。
しかし帰る途中に状況は急転換。
一瞬にして立てなくなった。ジェットコースター乗ってそれが一気に落ちる気分。目の前がくらついて冷や汗どっぷり。そう、低血糖。地下鉄で倒れた。
でもさすが冷静L。献血室からもらってきたクッキーとジュースを即座に強制的に私に食べさせる。
意識が落ち着いた所で(大げさ)地下鉄のベンチでちょっと休憩。
私:トンネル(あの世)の向こう見えたよ。
L:へー、何色だった?光ってた?
私:...真っ黒だった...
L:それはそれは。お気の毒に。
松山冴花
今日はオスのポテトデー。お付き合い下さいませ。
ポテトはやんちゃ。水が入っている物は次から次とたおしていく。花瓶たおして床ビチャビチャ。コップに水が入っていると取り合いになる。おかげで私とL、水飲むときは水筒。
ベッドメイキングは毎朝の楽しみ。ベッドを作っていると保証付きで邪魔しにくる。どいてよ。おまえが乗るとシーツ動かないのよ。漬物石みたいに重いのよ。
喋り魔。特に朝は耳元で起きろ起きろとワンワン吠える。かわいいさ、おまえ。声も体に似ず子猫みたいでね。でもね、いくら可愛いい声でも耳元では鼓膜に一直線で心臓が痛いのよ。
好物はパン。特にフランスパン。数日前はポテト自身より長いバゲットをかっぱらって逃走しようとした所をキャッチ。
暑がり。いつもおなかを出してお昼寝。生まれてすぐシェルターに連れて行かれたみたいなので路上の生活を知らない為か顔は幸そのもの。がむしゃらに何処触っても彼は喜ぶ。犬みたい。
母がアパートに顔出しにくる度にポテトの顔を見てはこうコメント:
可愛い幸せそうな顔してるじゃない!全然苦労してませんって顔ね。そこはあなたそっくりじゃない!
...ウグッ、少しは私、苦労しているはずだが...
松山冴花
今日はチキン(メス)の性格デーです。
チキンは極端の寒がり。冬はヒーターを抱いて、夏は決してエアコンが入ってる部屋には入って来ません。私のコンピューターが熱くヒートアップした時は彼女の一番の幸せ。コンピューターを抱いてお昼寝。コンピューターのキーボードが彼女の爪を研ぐのに一番気持ちよいらしく気がついたらキーが20%ぐらいない...
時々チキンは私の上で朝寝。ああ、確かにおまえはポテトよりも軽いさ。私を頼ってくれて可愛いいさ。でもね、やはり重いのよ。悪夢を次から次と見るのよ。それも全部息が苦しくなる夢。お願いだから体を半分ぐらいベッドの上にたらして。
何故かプリンター大好き。プリンター開始の音が聞こえると全速で走って来て紙が出てくるのを待機。でも彼女をその場にほっといたら出入りする紙がボロボロ。Lはたまにしか機械を使わないのでチキンの必殺技を忘れ悲鳴をあげてます。
もらって来たときヴァイオリンを弾いたらどうなるのかと思うと全然平気。それどころか興味津々。少ししたらミーミー鳴き出した。おお、歌ってるじゃん。一緒にデゥエットね。一時したら足下に。どう、私、うまいやろ?、ってチキンに聞いたらアキレスをガブッと噛まれた。
歌ってたんじゃないのね。やめろと言ってたのね。失礼しました。
チキンの好物はミルク。冷蔵庫の前に行って私の目をちゃんとみてミルク出せと命令します。
松山冴花
3年間Lにミャンコほしい呪文をかけ続け、昨年夏にオーケーをもらいました。
シェルターに直行。
何故かその時期1匹猫引き取ったら2匹目タダ。それも$25。
そこに居る猫みんな家に連れて帰って、またたびパーティーしたい。
Lは私の考えている事まるわかり。2匹だけ、と約束された。
お招きした猫はオスとメス一匹づつ。私が名付けていいという事だったので遠慮なく:
オス:ポテトチップ/ポテト。愛称ポーポ/ポポ。
メス:チキン。愛称同じくチーチ/チチ。
人生なめてません。
その時ちっちゃかった猫も食っちゃ寝、食っちゃ寝のおかげで大きくなって。特にオスのポテトの後ろ姿はサッカーボールそっくり。
明日、明後日は猫の性格について。
はい、猫バカです。
松山冴花
2008年のハロウィーンに相棒Lからプロポーズされました。
場所は近くのフォートトライオン公園で。
その日は彼がオフの日だったので晩ご飯の下支度をして公園内の中にあるレストランで一杯。
帰る途中、公園の人気が薄くなった所でLがお決まりプロポーズ言葉開始。
L:僕はサエカとずっと一緒にいたい。で...
私は彼が人生賭けてるなんてこれっぽっちも思っていないので彼の頑張りを完璧にスルー。彼の言葉を遮って、
“あらー、優しい事言うじゃない。ありがとう。”
彼のプロポーズ、勝手に3秒で終了。
Lが一瞬凍り付いたのが印象的。
でも彼は偉かった。こいつは解っていないと即解釈し、ひざまづいてダイヤ取り出し根気よくパフォーマンスを続けてくれました。ピカピカ石を見たとたん私は壊れて指輪を口の中にポン。
いえいえ、飲み込みませんでした。Lは懐痛い思いをした指輪が一瞬にして私の胃の中に収まるのかとパニック。吐き出せ吐き出せと嘆く。
はいはい、すみませんでした。
めでたしめでたし。
しかしLよ、私は見逃さなかったぞ。アナタがひざまづいた時、かすかにアナタがため息を漏らしたのを。
松山冴花
今日から7日間、ブログをかかせてもらうヴァイオリンの松山冴花です!よろしくおねがいします!
もうすぐ始まるせんくらでは、四季と皆様おなじみのピアニスト、津田裕也君と一緒に弾かさしてもらいます。津田君とはもう5年強のおつきあい。いつも彼の根気よさ、忍耐強さには感心されます。特にツアーの時。津田君がいないと方向音痴の私はきっとスーツケース引きずって同じ場所をグルグルまわって終りそう。
彼は凄くいい人なので私のトンチンカンにいつも付き合ってくれます。そのかわりツアーが終る頃には彼の目下に深い黒いクマ。
では、この場を借りて、
ごめんなあ、津田君。
一応謝ったのでこれからも宜しく。
反省ゼロ。
ヒヒヒ。
ではまた明日。
松山冴花