
何の写真かお分かりになりますか?
ちなみに・・・インスタントコーヒーの封を切った日ではありません。
実は昨年の夏の終り頃、ご近所の方にカブトムシの幼虫を4匹いただいたのです。
カブトムシの幼虫。
昆虫に触る事も出来ない私に果たしてお世話が出来るのか?
と心配だったのですが・・・
何しろ、土の中にいるまま全然出て来ないのです。
なので、虫籠の中に土を入れてそれを家の中に置いているだけ。
時々、忘れないでお掃除。
私でも、問題無くお世話出来てきたのです。
それらの幼虫が越冬に成功し、5月、6月頃には蛹室という幼虫が蛹になるためのお部屋を作り始めるのです。
本当は、そのお部屋を土の中に作って、知らない間に蛹になり、知らない間に成虫になり、ある日突然土の上に出て来るらしいのですが・・・
どうせなら、蛹になったり羽化したりするところを見てみたいではありませんか?!
という訳で、幼虫一匹ずつインスタントコーヒーの空きビンにお引越しいただいて、その中に蛹室を作って貰いました。
そうしましたら!!!
ちゃんと、ビンの壁面も利用して蛹室を作ってくれたんです。
つまり、蛹室の中が何とか覗ける!!!
昆虫の一生の中で、蛹になり、成虫へと変化する過程って本当にドラマチックなのですよね。
どうして、まるっきり違った形の生物が皮を一枚脱皮しただだけで誕生するのか、と。
それを毎日、わくわくしながら観察しているんです。
只今、続々と成虫になって、いつか土の上に出て来る日を待っているところです。
ビンの蓋の日付は、それぞれ蛹になった日、成虫になった日と
分かる範囲での性別です。
(蛹に角があるか無いかでオスかメスか判別出来ます。)
いずれは、卵を・・・
と楽しみにしているのです。
その為には、4匹幼虫がいたら、オスとメスが両方混じっている確率が高いから、という事で、昨夏に4匹幼虫を下さったのですが・・・
今のところ、分かる範囲内では3匹がオス。
残りの一匹は全身像が見えない所に蛹室を作ってしまったので、性別不明。
土の上に出て来て、全身を見せてくれる日までドキドキ感でいっぱいです。
一応、念のためご近所でやはりカブトムシの幼虫を育てている方と「婚約」だけは整えて・・・
只今土の上に出て来るXデー待ちです!
仲道祐子(ピアノ)