
みなさま、今年もせんくらが近づいて参りました。
せんくらが 5回目…ということはセレーノも5回目の出場!になります。
セレーノの結成は2002年ですから、カルテット暦はさほど長いわけではありません。
が、たった四人で世界を作るカルテットはなかなか長く続かないと言われます。
しかもファーストバイオリンの西江氏は仙台には住んでいません。
それでも細く長くやっていけたら、自分の財産の一部になると感じています。
応援よろしくお願いします\(^O^)/
写真は結成した頃の、本番後の一枚。
真ん中は私の大好きなアイリスオーヤマの社長夫人でございます。
で男の子たち、ホテルマンみたいじゃありません?
イケメンに囲まれていいですねーといわれますが、確かにそうかもね…と思えるお気に入りの一枚です。
…しかしみんな若いなぁ(^o^;
今回は、第一回の仙台国際コンクールピアノ部門の優勝者、ジュゼッペ・アンダローロとのシューマンも楽しみですが、ベートーヴェンの最後のカルテット第16番が私は一番の楽しみです。
なぜなら、実際にあまり演奏されないから。…そこまでいけないからというべきかな。
直前の15番、大フーガなどは壮大な世界も感じられ、挑戦したりしますが、最後の16番はなんとも単純なメロディーラインと、その追っかけっこで成り立っています。
私が最初に演奏会で聴いた時は、ちっともいい曲に思えませんでした。
あのベートーヴェンが最後に何を書きたかったのか。
特徴がこれといってないなぁと思っていましたが、わかってきたことが一つ。
大人じゃないと弾けない…。
見せびらかすようなテクニックも、演歌のような歌い回しもありません。
でも、静かな何かがそこに存在するように思うのです。
セレーノが挑戦します。
小川有紀子