音楽は演奏する人、それをサポートする人、聴く人のすべてがいて、成り立っていますよね。
皆さんも楽器を演奏する喜びに浸ってみませんか?(今からでも遅くないですよ!)
自分が演じることで、それをサポートしてくださる人たちへの感謝や聴衆の皆さんへの感謝の気持ちをより、実感できると思います。それによって聴き手としての喜びもさらに分かりますし、コンサートを準備している多くの方々の努力もさらに分かり、コンサートに行くことにも喜びがさらに増すと思います。演奏するがこそわかる演奏会の楽しみを味わってみませんか?
一週間のおつきあい、ありがとうございました。それではコンサート会場でお会いしましょう!
須川展也(サクソフォン)
サクソフォン吹きにとっては、吹奏楽は切っても切れない関係です。吹奏楽で演奏する曲はクラシックからジャズ、ポピュラーとジャンル広く多くの方に愛されています。
サクソフォンはその中でも自在な表現を求められている楽しいパートです。美しいハーモニーを作ること、ほかのパートのソロやメロディにそっと寄り添って吹く歓び、そして、たまに出てくるソロや大いに目立つアドリブソロなどでは、スタンドプレイもして、喝采を浴びられる・・
すべての役割をこなせてしまうこの楽器。人気沸騰になるのは当然かもしれません。
今回演奏する私のプログラムにあります、吹奏楽とサックスのために書かれたアルフレッド・リード作曲の「バラード」を、ピアノと演奏するアイディアを得たのも、吹奏楽の魅力を知っているからこそ生まれたものなのです。
須川展也(サクソフォン)
サクソフォンという楽器は1840年代にベルギーの楽器発明家アドルフ・サックスによって考案されました。彼の名から、「サクソフォーン」と名付けられました。1846年に特許を取得しています。言ってみれば、この楽器ももともとはフルートやクラリネットなどの木管楽器と、トロンボーン、トランペットなどの金管楽器の両方の良いところを兼ね備えた楽器として、考えられたのです。屋外でも十分に響き渡る豊かな音量、フルートやオーボエに匹敵する繊細な表現など、自由自在に音を操れる楽器なのです!
だからこそ、人間に近く、多くの人に愛されているのですよ。
須川展也(サクソフォン)
私はプロの演奏家ですので、コンサートがたくさん続きます。クオリティの高い演奏を残すには、いつまでたっても練習が不可欠です。
でも練習をしなくては、と思うと、人間ですから時には逃げたくなることもあります。そんなときは、初めて楽器を手にした子供の時の気持ちを思い出すようにしています。
初めて音が出たときの感激があるからこそ、今につながっているのです。いつも自分では、楽器で遊ぼうと思って楽器を吹いていると、いつの間にか集中して練習ができているのです。何事も工夫次第、ですね。
須川展也(サクソフォン)
今日はサクソフォンの魅力について書いてみたいと思います。
サクソフォンは人間の声に近い楽器です。言ってみれば、「人間そのもの」ではないかと思います。美しい歌声から、潰したような音、怒っているような音、楽しくてしょうがいない音・・
こんなに自由自在に表現をできるサクソフォンだから「人間そのもの」といえるではないかと思います。
私が演奏する3回のコンサートもそれらの要素がたくさん盛り込まれています!
とかく人間の力を超えるテクノロジーがどんどん進むこのご時世、せんくらで生の楽器の音色を聴いて、「人間らしさ」を共有しましょう!
須川展也(サクソフォン)
皆様こんにちは!今週一週間「せんくらブログ」を担当させていただく、サクソフォンの須川展也です。
今年も昨年に引き続きせんくらに2回目の参加をさせて頂くことになりました。また仙台の皆さんにお会いできますことをとてもうれしく思っています!今年も素晴らしい演奏を手軽に、自由に選べて聴けるせんくらの企画には楽しみがいっぱいですよ。
お客様が自分で“プログラミング”して、“自分だけのコンサート”の組み合わせを作れるのですよね!どうぞプログラムをじっくり眺めて、今のうちから計画を立てておいたらいかがでしょうか。きっともっと楽しみが広がりますよ。それではまた明日!
須川展也(サクソフォン)