
今日は、ワイマール観光について書きたいと思います。小さい町なのでそんなに時間がかからないかなぁ、と思っていましたが、全部徒歩でまわったせいか、あっという間に時間がたってしまいました。
まず、駅からブラブラと町の中心地に歩いて行くと、とても小さな教会を発見。なんとなく中へ入ってみると、なんとオルガンの演奏の最中でした。小さなオルガンではありましたが、低い低い低音から天に抜けるような高音まで、体に浴びたような感覚でした。
演奏のあと教会の説明書を読むと、なんとゲーテが結婚式を挙げたり、シラーが埋葬されたり(今は、別の場所に移されゲーテと仲良く並んでいるそうですが…。)している由緒ある教会ということがわかり、びっくりしました。
教会から、さらに中心地に向かって歩いて行くと、今度は劇場を発見。なんと、リストが指揮をしていた所で、ワーグナーのローエングリンの初演が行われた劇場だそうです。
昼食を食べたあと、今度はゲーテの住んでいた家へ。ゲーテは、物凄く裕福だったそうで、まるで迷路のようなお屋敷でした。収集が趣味であっただろうたくさんのお皿を飾ってある部屋、石ばかり飾ってある部屋、絵を鑑賞するための部屋…など一つ一つ、違う目的の部屋がたくさんありました。このような環境で暮らしていたからこそ、あれらの作品が生まれたんだなぁ、と感じました。仕事部屋(他の部屋に比べると、とっても広い!)と、小さな寝室が隣接していて、そこに展示してあるベッドで亡くなったそうです。家の裏には立派な馬車も展示されていま
した。今の感覚で言えば「超高級な車と車庫」という感じでしょうか?
ちょっと長くなってしまったので、続きは、また明日(^_^;)
引き続き、お楽しみに!!
【添付写真】
1.ゲーテが結婚式を挙げたヤコブ教会
2.ローエングリンの初演が行われた劇場。前にたっている銅像は、ゲーテとシラー。
3.ゲーテの家の前に待機していた、観光用馬車。乗りたかったんだけど、時間が足りなくなっちゃったので、断念しました(>_<)
漆原啓子(ヴァイオリン)