「ARE YOU WHICH ONE?」
Aさん「ねえねえ、知ってる?今年もシエナブラス5がせんくらに出演するらしいわよ。」
Bさん「シエナブラス5?何それ?新しい歯ブラシ?」
Aさん「そうそう新型の、、って違うわよ!トランペット二本、ホルン、トロンボーン、テューバの五人で演奏する金管五重奏よ!」
Bさん「ああ、シエナって吹奏楽じゃなかったっけ?」
Aさん「そうそう、そのシエナ・ウインド・オーケストラの中から、とびきり元気な金管楽器奏者をピックアップして結成したグループなのよ。」
Bさん「でもコンサートってクラシックでしょ?私そういうの苦手なんだよね、知らない曲をただ演奏されても眠くなっちゃうし、クラシックって一曲が長いじゃない?眠くなっちゃうのよね。」
Aさん「大丈夫、今回のコンサートも絶対みんなが聞いた事ある様な曲を、楽しいトーク付きで聴かせてくれるみたいよ。しかも一曲一曲が5分ぐらいで聴きやすいわよ。どう一緒に行かない?」
Bさん「うん、考えとく。」
あなたはAさん?Bさん?
執筆:トランペット 上田仁
3日目。さてさて、今日は『ハーモニカ発祥地・トロッシンゲン』と言われる由来についてお話しましょう。
ハーモニカは一枚のリードを息で振動させながら音を出しますが、クラリネットのように口の中に入れるのではなく、管の先に取り付けられています。
このような原理は今から3500年前の中国「殷」の時代にさかのぼり、雅楽の笙に似た形でした。時代とともに形を変えながら、ロシア経由でヨーロッパにパイプオルガンの一部として入ってきました。高い音が出し難い事から、音を出すきっかけとしてリードが用いられました。
そこからヒントを得て生まれたのが足踏みオルガンです。
話をハーモニカに戻します。ハーモニカを発明したのはドイツ人のブッシュマンであるという説がありますが、他説もありはっきりはしていません。
また、1821年のドイツの書物にハーモニカらしい楽器に関する記事がありますが、それによるとウィーン近郊で発明されたと書かれており、「ムントエオリーネ」と呼ばれていたようです。いずれにせよ当時は楽器というより玩具的なものでした。
では、それがどうしてトロッシンゲンと関わり合うのでしょうか?
その当時のトロッシンゲンでは農閑期には時計作りが行われていました。皆さんも良くご存知の鳩時計です。時計を作ってはヨーロッパ各地へ売り歩くのです。行商の旅先でハーモニカらしき玩具を子供の土産に買い求めましたが、程なく壊れてしまいます。
しかし、そこは時計職人。腕を生かして修理をしていくうちに、改良を重ねて実に良い物を作り出していったのでした。その職人はトロッシンゲンに住むクリスチャン・メスナーという人でした。その後、多くの時計職人が競うようにハーモニカを造り、トロッシンゲンの町から世界中に広まりました。
日本へは19世紀末に「カテドキ笛」という名称で入ってきました。
では、また明日。
今年の<せんくら>には、シエナのクラリネットカルテットも出演します!
<せんくら>は三歳以上の方ならどなたでも入場できるだなんて、素敵ですね~。
幅広い年代の皆様にお楽しみいただけるように、バラエティーにとんだ曲をお届けいたします。
小さいお子様や、お子様がいてなかなかコンサートに行けないママさんたちには、ディズニー・オン・パレード。
昔はジャズ喫茶によく行ったものだ、との渋い方には、ベニーグッドマン・メドレー。
せっかくのコンサート、聞くだけでなく歌でも口ずさみながら楽しみたいという方には、日本の歌~浜辺の歌~見上げてごらん夜の星を。
あまりクラシックは聞き慣れないわぁなんて方にも、ご存知のメロディが変わっていくのをお楽しみいただける、キラキラ星変奏曲「クラリネットカルテットヴァージョン」。
私たちも今からワクワクしています。
演奏はパリっと、演奏する姿はキリっとしたステージにしたいと思います。そして皆様が、[せんくら]の[しえくら]ステージに[くらくらっ]となっていただけたら幸せです!
執筆:クラリネット 近藤薫
2日目。昨日はゆっくりおやすみになりましたか?
今日は昨日の続きでドイツ留学からです。
私の住んでいた街トロッシンゲンは南西ドイツの『黒い森』の東の外れに位置し、人口は約15,000人ほどのかわいい街でしたが、国立音楽セミナーハウス、州立音楽大学、市立音楽学院、ジュニア音楽学校があり『音楽の町』と呼ばれていました。
市立音楽学院には80名ほどの学生がおりアコーディオンが中心ですが、ハーモニカを授業に取り入れた学校で私は招待留学生としてスタートしました。
ドイツでの日常生活ですが、自分で比較のしようもなく、これがドイツの文化と思えばそれはそれで納得したものです。その代表的なのが下宿部屋に風呂どころかシャワーすらなかった。ドイツの本を読むと「体に石鹸を塗り、濡れたタオルで3~4回こすればきれいになる」と書いてあったので当初はそのようにしていたのですが、今から考えれば変ですよね!
そのうちプールのシャワーでシャンプーを使えることを知り、よく通ったものです。風呂付の部屋に住むのが夢でした。私の訪れた年は大変寒く、マイナス30度まで下がりました。当時ドイツ語がほとんどわからず、ヘルムート・ヘロルド先生や学校の皆さん、街の皆さんには感謝です。
明日は『ハーモニカ発祥地・トロッシンゲン』についてお話しましょう。
せんくらブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは!(^O^)/
“シエナ☆フルーツ”です!!
と、言われましても、、
何の人タチなのかしら……。(?_?)。。て感じですよね。
シエナ・ウインド・オーケストラ(吹奏楽団)のフルートセクションの“ふたり”+パーカッションのアンサンブル☆ユニットです♪
みなさんはフルートについて、どのようなイメージをお持ちですか?
『癒し系』??
フルートのあたたかくて、やわらかい音色に身をゆだねてしまって下さい(^_^)ね。
そして、シエナ☆フルーツはそれだけにとどまりません!
『元気!パワフル!!p(^^)q』
吹奏楽でつちかった、カラフルな“音色”と“トーク”
そしてダンス!(本当かっf^_^;(笑)?)
でみなさんと一緒に楽しいステージを作っていきます。
今回の『シエナ☆フルーツ』の公演は2回!
【踊るフルート!叫ぶマリンバ!元気がでるコンサート】
10:30~11:15 せんだいメディアテーク
曲目:ブラジレイラ/ミモザ/シエナ☆フルーツ~秋のメロディ/ヴェニスの謝肉祭/グリーンスリーヴス・ファンタジー
様々なプログラムで、ノンジャンルにお送りする45分!シエナ☆フルーツワールドにどっぷりつかって下さい。(´∀`)
【ふえとたいこ(0歳児からのコンサート)】
14:00~14:45 太白区文化センター展示ホール
曲目:フルーツ☆ポルカ/ディズニー・メドレー/ジブリメドレー/キラキラ星変(!?)奏曲
0歳から『老若男女問わず♪』どなたでも参加できる楽しいコンサートです。(^O^)/
“ふえ”と“たいこ”は音楽の原点ですよね。ウキウキトークをまじえながら、踊り出したくなるようなサウンドから、しっとりとした音楽まで、さまざまな“お楽しみ”をお届けします!(^_-)-☆
さぁ。せんくらで『シエナ☆フルーツ』を聴きにいこう!
執筆:フルート 金野紗綾香
~シエナ☆フルーツ情報~
★ 金野 紗綾香(かねのさやか)
→「さやちゃんのブログ」http://swo-blog.seesaa.net/
★ 西田 紀子(にしだのりこ)
→H.P. http://homepage2.nifty.com/ayasenoriko/index.html
『仙クラ』ファンの皆さま、今年もブログの季節到来です。
トップは私、クロマティック・ハーモニカ奏者の和谷泰扶(わたにやすお)です。これからの1週間、お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介:京都生まれ 実家は創業200余年の和ろうそく店『わた悟』の二男としてこの世に現る。幼少のころは『神童』と巷では言われていたそうですが、私の記憶にはございません。
ハーモニカとの出会いは兄がハーモニカ下手だったことから習いだしたのがきっかけです。私の小学生のころは音楽の授業でハーモニカがありました。(驚いている方は若い方、うなずいた方はそこそこお年の方です。私はそこそこです。)
別に他の音楽家の方のように子供のころから練習漬けの毎日ではなく、普通にごく普通に育ちました。大学3年生のときに異変が起こります。その兆候は以前からちょくちょくあったのですが、ハーモニカ連盟主催のヨーロッパ旅行で『ラリー・アドラーとトミー・ライリー』の二人の巨匠に出会ったのです。その2年後にはドイツ留学の長い旅に出たのです。
今、文章を書いていてあらためて人との出会いの尊さを感じます。私がハーモニカ奏者として今日演奏できるのも色々なところやタイミングで出会うべくして人と出会い、その道がつながっているのです。
10月仙台では皆さんとどのような出会いができるのか今から楽しみです。