ジュゼッペ・アンダローロと
(写真:鈴木加寿彦)
とうとう最終日になってしまいました。とはいえ、昨日も書いたように原稿締め切りが迫っているので皆様にとっての7日間が僕にとっては1日半!(秘)
こんなにあわてて書いたのは久々だあ。これが演奏会じゃなくてよかった〜。やはり準備は大切ですね。
6月に入り、今はあたらしいCDの製作に入っています。自分の録音を何度も聴くのもなかなか勉強になりますね。
今回は昨年行ったジュゼッペ・アンダローロとの一枚。フランクや、プロコフィエフ、クライスラーなどを入れる予定です。
10月にはできているようにしたいな〜
たとえぼくがお休みでも、いつもやっているのがオーケストラ。しばらく行かない日が続くと心配になります。生き物みたい。ちょっとづつ変化して、何かしら起こっていて、自分がいなくても別に何の問題もない。それがオーケストラ。みんなが集まって、何かが変わる。今求められている何かに向かっての方向性が勝手に出来上がる。一人ひとりの変化が微妙に何か関与してきて、分からないけど動いている。けれどだから飽きることがないのかもしれない。
そこで久々にオケに行ったときは人から言われる前に「あ、ひさしぶりだね〜!」と、向こうがしばらくこなかったように言ってしまうことにしている。この手はほかにも使っている人がいるみたい。なにしろ人によっては本番が食い違って1月ほども会わない人もいるのだから!
今月はシューマンのシンフォニーも演奏するし、10月に活かせるかなーとかおもっています。
いつも応援に来てくださる皆様ありがとうございます。そしていつも演奏会を待っていて下さるかたがたにもお礼をもうしあげます。今年は秋に「せんくら」をはじめ新日本フィルとの共演、ミッシャ・マイスキー氏、室内楽、など沢山あって、それぞれとても楽しみにしています。
新日フィルも是非聴きにいらしてくださいね。
では10月にお会いでき、演奏を聴いていただけるのを心待ちにしています。
お元気で!
西江辰郎
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/
新日本フィルハーモニー交響楽団
http://www.njp.or.jp/njp/index.html
仙台フィルハーモニー管弦楽団
http://www.sendaiphil.jp/
さて、ここ毎日お店のことばかり書いてきましたが、実はブログの期限に追われていて、やばいんです!
去年とは全く違う内容におどろかれたと思いますが、ぶっちゃけ日にち稼ぎです(^0^; ばればれか〜
ピアノの坂野伊都子さんとはもう何度も共演させていただいていますが、今年も一緒に演奏させていただきます。
僕が彼女のすごいと思うところは、特に本番のときの感性です。
練習でお互い疑問に思って色々試して解決できなかったところでも、本番になれば、それがうそだったようにそんなことを考えなくてすんでしまう、一見練習する必要があったのか?と思ってしまうところです。
みながそうか分かりませんが、僕の場合、最初に何も考えずぱっと何かを弾いた時に自分ではとてもうまく行った気がします。ところが、その曲を練習するうちにすべてがぎこちなくなってくる。音楽的にも技術的にも。そしてナーバス。そのうち、曲とは関係のないことで悩み、仕方がないので休憩。解決が思いつかないので、弾くこと意外で曲を勉強。それで前よりひどくなったと思って練習していると、お客さんの反応はそうでもない。あれ?ということで自分で録音して聴いてみてまたどん底・・・・・どん底がいやだから今度は本番直前は録音はきかずに「えいやっ」と本番をしてしまって、もうそのことは忘れて「ハッピー」。あとでまた少し反省。みたいなことの繰り返しです。
これはどういうことなんでしょう?練習すると自分の耳が良くなって、前より下手に聴こえるようになるんだなきっと・・・といつも自分に言い聞かせています・・・・・・・?
西江辰郎
今日は打って変わってめがねのお店です。
初めはめがね以外の用事でお世話になり、その後お茶を飲みにいってくだらない話をしたり、悩みを聴いていただいたりみたいな・・・何をしているんだ俺は!?
もちろんめがねもいくつか作っていただきました。
ほんとに珍しい世界のめがねがいっぱい!一見の価値があります。
店内でめがねを作る際の視力検査も可能です。
仙台
眼鏡専門店
オプティカル サイエンス
http://www.optical-science.com/
ここでしか見られない直輸入メガネ
とても個性的なベルギーのテオコレクションを初め、ドイツのマスケコレクション、オンケルコレクションも直輸入。またメガネの本場フランスのジェラ地方より、小さなアトリエで作られた、とてもきれいで可愛らしい、手作りメガネも取り揃えてご紹介してます。
ご主人製作の木製の眼鏡もあります。その他まつげの形の金属かついたサングラス、左右非対称の眼鏡などからウルトラマンスタイルなど。 一度遊びによってみてはいかがでしょう。
住所:仙台市泉区寺岡2丁目1-16
電話:022-772-0738
営業時間:8:00〜19:00
定休日:なし
駐車場:無料/5台
西江辰郎
僕らが、東京の山手線のなかでさえ、降りたことのない駅が沢山あるように、仙台のかたでも、市内で行った事のないところが沢山あるようです。音楽に携っていると、本番会場、リハーサル場所、本番後の食事など、色々行くので、結構食通のかたが多いのではないかとおもいます。それでその人が一緒に演奏した仲間を誘って気に入ったお店に行きだすと、あっという間に仲間内でそれが広まって、たまり場のように・・・なんてことがよくあるんですよ(^0^;
今日はパスタ屋さんです。サラダのドレッシングは息子さんが作られているそうです。
店内でなんどか演奏会もさせていただきました。僕が良くたのんだのはピザ・マルゲリータやカニのクリームスープスパゲティなどです。夜はライトアップされてもっとおしゃれな感じになります。
Ristorante Pasta
リストランテ パスタ
http://www.pasta-jp.com/
店長自らイタリアで研鑽を積まれ、ベガルタ仙台の選手やイタリアチームも訪れました。駐車場もたくさんあり、車で来られる方も心配ありません。平日のランチもお得!パスタ、ピザ、サラダ、チキン、魚料理、ワイン、手作りのティラミスなどのデザートもおすすめです。僕がよく行ったのは寺岡店ですが、南光台にもあります。
〒981-3204
仙台市泉区寺岡一丁目1-1
【営業時間】
AM11:30〜PM10:00
(オーダーストップ)
【ご予約・お問合せ】
Tel:(022)777-8444
〒981-3204
仙台市泉区南光台南二丁目1-3
【営業時間】AM11:00〜PM9:00
(オーダーストップ)
【ご予約・お問合せ】
Tel:(022)252-1170
西江辰郎
仙台というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?牛タン、ずんだもち、かまぼこ?松島・・・
僕は4年半という短い期間でありながら、オーケストラという場があったため、結構色々なところへいったと思います。仙台の見所は?おいしいものは?など、最近良く聞かれるのですが、街中はほんとに沢山の飲食店やお店があって、おいしいとこもいっぱいあるようです。逆に街中から離れると、個性があるほうが、はやっているように思います。手打ち実演のうどんであったり、素敵な庭のあるレストランだったり、メニューにこだわりがあったり、宣伝は一切せず口コミで広がるように良いものを出したり・・などなど。
僕が仙台にいた当時、北のほうに住んでいたので、どうしてもそちらに偏ってしまいますが、今回はお店をいくつか紹介させていただこうかなと思います。是非機会があったら行ってみてくださいね。
多和喜(たわき)
http://www.g-gyao.jp/s/0002063310/top/
和食処
Tel.022−377−3938
981−3212
仙台市泉区長命ヶ丘6−17−12
11:30〜14:00 17:00〜24:00
定休日 毎週月曜(月曜が祝日の場合火曜が休み)
地下鉄八乙女駅〜長命ヶ丘行バスで長命ヶ丘6丁目バス停下車シェルGSを右折、三菱GS右折して直ぐ
何しろメニューが豊富で味もぴか一、お値段も手ごろです。定食などとてもお得でうまい!
初めて店構えを目にしたときには、やばいお店かな、とても高そうだし、怖そうな人がいたりして・・・とか思っていたのですが、仙台フィルの楽団員の紹介で行ってみたら入ってびっくり。カワハギなんかが「ぽー」って口して泳いでて、お店の中もすっきりした小奇麗なかんじ。
食事後も、よく夜遅くまでお世話になりました。
仙台駅からは車でしかこれませんが、タクシーだと20分くらいです。駐車場は8台もとまるといっぱいです。
西江辰郎
— スヴェトリン・ルセヴと —
僕は2001年1月から2004年3月末まで仙台フィルのコンサートマスターとしていろいろな方にお世話になりました。
すでに今、伝田君という新しいコンサートマスターを迎え早2年?仙台フィルも僕がいた頃とはかなり変わっているのだろうと思います。
お客様も僕のことを知ってくださっている方が少しづつ減っているのではと思いますが、やはり仙台は行くより住むほうが好きですね。車があれば色々いけますし、海もすぐ、山もすぐ、温泉もあれば、大好きなお店にも、同僚の家にもすぐいけるし、楽しいですねー。今では時折仙台へ行くとき、ホテルに泊まると、どうしても街中ですべてをすましてしまう。僕は街中以外も好きなのに。「これじゃ東京いるのと変わらない」なんて寂しさがあります。
すでに仙台を離れて3年め、それなのに恋しく思うということは、それだけ魅力のある街ということなんですね!それ以上に仙台の人が好きですが。
今年のせんくらでは、前々から取り組みたいと思っていたシューマンのソナタ第2番に初挑戦。なんと10年来です。
1番は何度も弾いたのですが、2番は初めて。1番を弾いていると2番がいいと思い、2番を始めると1番もいいなと思う。こんなもんなんですかね。
曲の印象、聴いた演奏の印象というのも、練習を始める前としばらくしてからではいつも変わってきます。
そしてチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト。
ルゼヴ(第1回仙台国際音楽コンクールの優勝者)の名演が頭に焼き付いてしまっています。
ルゼヴといえば、このあいだチョン・ミュンフン率いるフランス国立放送響の演奏会に行ってきました。すばらしい名演で、三階までスタンディングでした。ルゼヴがコンマスなのでとても楽しみにしていたのですが、本当に行った甲斐がありました!
終演後、彼と話をして、その翌々日は二人で焼き鳥を食べに行きました。その後ルゼヴは仙台でトリオの本番があったようですね、「今度一緒に何かやろうよ」と声をかけてもらいましたが、なにをおっしゃるルゼヴさま、あなたと一緒に演奏ができたらほんと幸せです(*^0^*)/
西江辰郎
皆様お久しぶりです!そしてはじめてのかたもこんにちは!
僕はいま新日本フィルハーモニー交響楽団というところでコンサートマスターをさせていただいています。
せんくら出演は今年で2回目。沢山の皆様に仙台に来ていただき、また仙台在住のかたがたも「せんくら」に足をお運びいただけることを心より願っています。というか、是非聴きにいらしてください!
もうすぐ昨年のせんくらブログを書いてから1年・・・はやいなあ
正直、去年何の曲を弾いて、どんなことを書いて、というのは見直さないと忘れてしまっているんです。
仙台はいまごろ第三回仙台国際音コンで盛り上がっているんだろうな。
最近の僕はといえば、今年に入って、ソロ活動をやや絞り、秋に備えています。先日はヴェルディの弦楽四重奏曲というのを演奏しました。まず自分からは率先してやることのない曲だなと僕は思います。だってやっていることの割りに報われないから。うーん難しい。ヴェルディのたくさんのオペラを知っていたら変わるかな、と色々参考にはしてみたものの、ごく一部、似たようなスケルツォを見つけられたり、イタリア風な旋律を見つけたり。あとはハイドンみたいでメンデルスゾーンとベートーヴェンが混ざったようなところとか。何しろこの曲はヴェルディがナポリで「ドン・カルロ」と「アイーダ」を公演するときに「アイーダ」の公演の際、ソプラノ歌手が急病で、公演延期になり、その1ヶ月ほどのあいだで集中して書いたらしい、とても弦楽四重奏っぽい弦楽四重奏曲なんです。恥ずかしながら、本番とメンバーと演奏曲目が決まるまで、僕自身存在を知らなかった曲。なぜって、この本番、1年分の曲目がはじめに決まっていて、メンバーはオーケストラの中の人ではあるけれど、誰になるか分からない、そして誰がどの曲に当たるかも分からないという、面白い企画なんです。 演奏し終わってうれしかったのは、あるお客さまが「いい曲ですね〜!!」といってくださったこと。演奏する側もまだまだ半信半疑で、自分を信じて弾くしかなかったものだから、「いい曲に聞こえたならよかったなと。」もう一度今月演奏するので、今一度練り直さないとです。
さて、今年のブログは何を書こうか迷っているうちにこんななってしまいました。(^0^;あらら・・・・
去年のはきっとまだ見れるんでしょうから、似たようなことを書いてもなー
どーしよー
昨年のブログはこちらから
http://sencla.com/2006/blog_nishie.html
(1)せんくら — 2006年07月09日
(2)坂野伊都子より他 — 2006年07月10日
(3)イタリアにて(1) — 2006年07月11日
(4)イタリアにて(2) — 2006年07月12日
(5)スイスにて — 2006年07月13日
(6)2006年07月14日
(7)仙台フィル&新日フィル — 2006年07月15日
西江辰郎
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/
新日本フィルハーモニー交響楽団
http://www.njp.or.jp/njp/index.html
仙台フィルハーモニー管弦楽団
http://www.sendaiphil.jp/