とある学校の放課後・・・
「ねーねー、今年のせんくらのプログラム、発表されたね。」
「うん!またシエナも来るね!去年のステージも、めちゃ楽しかったね。」
「そう!ブラスの魅力が満載で、笑いあり涙あり…。」
「さすがシエナだね。あら、今年の指揮もトシちゃんじゃない。」
「ちょっと誰よ、トシちゃんって?」
「松沼俊彦さん。去年の指揮はステキで、トークも絶好調だったのよ。」
「うそー!?去年はシエナ全部聴けなかったんだ。大人気だからチケットが売り切れちゃって…。」
「シエナは定期演奏会も地方公演も、なかなかチケットが買えないらしいからね。」
「今年は早めにゲットしておかないと!今年の吹奏楽ステージ<シエナ24>のプログラムは?」
「どれどれ…うわーっ、また知っている曲ばかり!のだめもやるし、パイレーツも!私大好きなんだ~。」
「また、ど演歌であの人のソロがあるのかしら?去年はめちゃウケ!」
「ディスコ’70とか、サザンとか、うちのお母さんも喜びそうだわ。」
「たまには親孝行で誘ってみれば!?連休の時だしね。」
「今から楽しみー!」
「今年の<せんくら>も、先ずはシエナを押さえなくちゃ!!」
・・・と、既に大評判なのであった。
執筆:トロンボーン 塚本修也
皆さんOH!バンデス。
シエナは、今年のせんくらでモーツァルト作曲のセレナード第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」を演奏します。
いわゆる「吹奏楽」とは趣の違う作品ですが、アンサンブルと言うには編成が大きいです。その内訳は、オーボエ2、クラリネット2、バセット・ホルン2、ファゴット2、ホルン4、コントラバス1と言う編成です。
モーツァルトは「セレナード」というジャンルの作品を全部で13曲作っていますが、このうち3曲が管楽合奏です。この3曲が作られたのは、モーツァルトがザルツブルグからウィーンに移って間もない頃で、当時オーストリアの貴族の間では色々な管楽アンサンブルを召し抱えるのが流行していたみたいです。お抱え楽団を持っているなんて贅沢ですね。羨ましい…さて、曲の内容ですが、全部で7つの楽章に分かれている大曲です。一つ一つの楽章はそれほど長くはないのですが、どれか一つを抜粋して聴いても聴き応えのあるものばかりです。特に第6楽章は「主題と変奏」といって、主題の後に6つの変奏が演奏されます。まるでこの楽章だけで一つの作品のような感じもします。そんな大曲ですが、演奏する我々も今から非常に楽しみにしています。
ちなみに、リヒャルト・シュトラウスも「グラン・パルティータ」を意識して作曲したと言われている「13管楽器の為のセレナード」と言う作品を残しています。こちらも名曲なので機会がありましたら是非聴いてみてください。
今年のせんくらでは、いつものシエナとはひと味もふた味も違った響きを皆様にお届けします。
乞うご期待!
執筆:ホルン 林育宏
打楽器と聞いて真っ先に思い浮かぶ楽器といえば何でしょうか?小太鼓や木琴、それにドラムセットなど!?誰もが一度はどこかで見たり聴いた事のあるとてもメジャーな楽器だと思いますが、さて打楽器は一体いくつの種類があるのか?数えだすと実にとてつもない数になります。
世界中に色々な楽器があり、叩き方も千差万別。そして用途もコンサートやライヴで演奏する為だけでなく、時には日常生活の中での会話の手段として使用される事もあるそうです。中には植木鉢や空き缶なども楽器として使う場合があります!植木鉢を軽く叩くと実はいい音が鳴ったりして、その音が好きで曲を作った方もいらっしゃる程です。打楽器というものは本当に無限の可能性を秘めているものなんですね。
そして今回のせんくらでは、様々なジャンルのパーカッションアンサンブルの曲を時には激しく、時には静かに、そして何よりも面白く!シエナ・ウィンド・オーケストラの打楽器奏者が演奏致します。
楽器も色々と出てきますのでそれぞれの楽器の魅力、そしてそれら個々の楽器が1つに合わさった時の響きの面白さを是非ご堪能下さい。
執筆:パーカッション 村居勲
前回大好評だったサクソフォン・カルテット。今年は「情熱と疾風のサクソフォン」と題しまして去年よりさらにパワーアップして皆様にお届けいたします。
「バーレスク」の軽快なリズムに乗り、また「ロンドンデリー」や「日本の歌」ではしっとりとまた情感たっぷりに歌い上げ、「マリア」では愛する人への想いを。「アディオス・ノニーノ」では悲しみと切なさと希望を、そして「彗星」ではこれでもかといわんばかりのめまぐるしい展開とスピードを楽しんで頂けると思います。
これだけの時間の中にこんなに内容盛り沢山のシエナ・サクソフォン・カルテット。これは聴きに来ないと勿体ない!
是非皆様お誘い合わせの上ご来場下さい、スリリングな展開をどうぞお楽しみ下さい。
執筆:サックス 栄村正吾
「ARE YOU WHICH ONE?」
Aさん「ねえねえ、知ってる?今年もシエナブラス5がせんくらに出演するらしいわよ。」
Bさん「シエナブラス5?何それ?新しい歯ブラシ?」
Aさん「そうそう新型の、、って違うわよ!トランペット二本、ホルン、トロンボーン、テューバの五人で演奏する金管五重奏よ!」
Bさん「ああ、シエナって吹奏楽じゃなかったっけ?」
Aさん「そうそう、そのシエナ・ウインド・オーケストラの中から、とびきり元気な金管楽器奏者をピックアップして結成したグループなのよ。」
Bさん「でもコンサートってクラシックでしょ?私そういうの苦手なんだよね、知らない曲をただ演奏されても眠くなっちゃうし、クラシックって一曲が長いじゃない?眠くなっちゃうのよね。」
Aさん「大丈夫、今回のコンサートも絶対みんなが聞いた事ある様な曲を、楽しいトーク付きで聴かせてくれるみたいよ。しかも一曲一曲が5分ぐらいで聴きやすいわよ。どう一緒に行かない?」
Bさん「うん、考えとく。」
あなたはAさん?Bさん?
執筆:トランペット 上田仁
今年の<せんくら>には、シエナのクラリネットカルテットも出演します!
<せんくら>は三歳以上の方ならどなたでも入場できるだなんて、素敵ですね~。
幅広い年代の皆様にお楽しみいただけるように、バラエティーにとんだ曲をお届けいたします。
小さいお子様や、お子様がいてなかなかコンサートに行けないママさんたちには、ディズニー・オン・パレード。
昔はジャズ喫茶によく行ったものだ、との渋い方には、ベニーグッドマン・メドレー。
せっかくのコンサート、聞くだけでなく歌でも口ずさみながら楽しみたいという方には、日本の歌~浜辺の歌~見上げてごらん夜の星を。
あまりクラシックは聞き慣れないわぁなんて方にも、ご存知のメロディが変わっていくのをお楽しみいただける、キラキラ星変奏曲「クラリネットカルテットヴァージョン」。
私たちも今からワクワクしています。
演奏はパリっと、演奏する姿はキリっとしたステージにしたいと思います。そして皆様が、[せんくら]の[しえくら]ステージに[くらくらっ]となっていただけたら幸せです!
執筆:クラリネット 近藤薫
せんくらブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは!(^O^)/
“シエナ☆フルーツ”です!!
と、言われましても、、
何の人タチなのかしら……。(?_?)。。て感じですよね。
シエナ・ウインド・オーケストラ(吹奏楽団)のフルートセクションの“ふたり”+パーカッションのアンサンブル☆ユニットです♪
みなさんはフルートについて、どのようなイメージをお持ちですか?
『癒し系』??
フルートのあたたかくて、やわらかい音色に身をゆだねてしまって下さい(^_^)ね。
そして、シエナ☆フルーツはそれだけにとどまりません!
『元気!パワフル!!p(^^)q』
吹奏楽でつちかった、カラフルな“音色”と“トーク”
そしてダンス!(本当かっf^_^;(笑)?)
でみなさんと一緒に楽しいステージを作っていきます。
今回の『シエナ☆フルーツ』の公演は2回!
【踊るフルート!叫ぶマリンバ!元気がでるコンサート】
10:30~11:15 せんだいメディアテーク
曲目:ブラジレイラ/ミモザ/シエナ☆フルーツ~秋のメロディ/ヴェニスの謝肉祭/グリーンスリーヴス・ファンタジー
様々なプログラムで、ノンジャンルにお送りする45分!シエナ☆フルーツワールドにどっぷりつかって下さい。(´∀`)
【ふえとたいこ(0歳児からのコンサート)】
14:00~14:45 太白区文化センター展示ホール
曲目:フルーツ☆ポルカ/ディズニー・メドレー/ジブリメドレー/キラキラ星変(!?)奏曲
0歳から『老若男女問わず♪』どなたでも参加できる楽しいコンサートです。(^O^)/
“ふえ”と“たいこ”は音楽の原点ですよね。ウキウキトークをまじえながら、踊り出したくなるようなサウンドから、しっとりとした音楽まで、さまざまな“お楽しみ”をお届けします!(^_-)-☆
さぁ。せんくらで『シエナ☆フルーツ』を聴きにいこう!
執筆:フルート 金野紗綾香
~シエナ☆フルーツ情報~
★ 金野 紗綾香(かねのさやか)
→「さやちゃんのブログ」http://swo-blog.seesaa.net/
★ 西田 紀子(にしだのりこ)
→H.P. http://homepage2.nifty.com/ayasenoriko/index.html