
ブログも今日で最後です。7日間って早いですね~!
さて、
私は音楽活動を始めてから、ハープの音が求められているなら、どこにでも飛んで行く、というスタンスでやって来ました。オーケストラ、アンサンブル、ソロ、レコーディング、子供たちの為の音楽教室、病院コンサート、などなど。。
この経験で感じた事は、どんな場所でもどんな編成でも、共通して得られる喜びは、聴いて下さっている方々と「音」と「呼吸」を分かち合える事。
これはライブ演奏が行われている「場」で生まれる独特なものだと思います。
複数のお客さまと、舞台の演奏者とが、1つになる、その「間」と「空気」。
幸せを共有、共感出来るって凄い!と毎回思います。
今回、せんくらの舞台で、ハープ独奏でヒンデミットのソナタから第3楽章を演奏します。
この曲はヒンデミットが、ヘルティという詩人の詩に感銘を受け、それを元に作曲しました。当日はその詩を読んでから演奏します。
この詩の中にハープが独りでに鳴る、という部分があるのですが、ヒンデミットはきっとハープが風に吹かれて微かに鳴るのを聴いた事があるに違いあり
ません。
私は以前、野外コンサートで風が止むのを待っている時に、その音を聴きました。その「音」をヒンデミットはまさにこの曲の中に使っているのです。
素敵な曲なのです!
是非皆さん、おいで下さいませ!
一緒に音と音から生まれる幸せな「空間」を楽しみませんか?
では、、1週間お付き合い下さりありがとうございました!
10月にお目にかかれますように!