
はじめまして。コントラバスの村上満志です。仙台フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として活動する一方、東京都内をはじめとする音楽大学での講師としての活動などもあり、自宅のある千葉と仙台を“行ったり来たり”の生活を送っています。
ところで、突然ですが、コントラバスがチェロと同じ音符を見て音を出した時、実はチェロよりも1オクターヴ低い音を出していることをご存じでしたか?そんな楽器ですので、独奏する時は逆に普段オーケストラで演奏するよりも殆ど1オクターヴ高い音域を“行ったり来たり”する状態なんです。
なので、ソロをする時は、それなりに演奏する上での大変さもあるのですが、またコントラバスならではの味わいもあります。10月の「仙台クラシックフェスティバル」で、そのへんも聴いて頂ければと思っています。というわけで、今週は、そんな大きな楽器と自らも向き合い、若い人たちとも一緒に勉強している村上満志の一週間を紹介させてください。