2006年06月09日 

2006.06.09| 高山圭子

初めまして。このフェスティバルにピアノで参加させて頂きます石川祐介です。

仙台市で、宮城県沖地震の前年に生まれ、高校まで仙台に住んでおりました。その後山形. フランスのパリ、富山と経まして現在は東京に住んでいます。改めて書いてみると色々な土地に住んだなぁ、と実感します。

全ての土地が良い思い出で、引越の度に出会う新しい環境が現在ある僕の音楽観に大きく影響したのだと確信しています。僕の場合、素晴らしい音楽から影響を受けることはもちろんですが、音楽以外のことからも大いに影響を受けるみたいです。それは日常生活であったり、風景、建築物、テレビ番組であったりゲームなど多種にわたります。

ある作品を演奏しているときに、「あ、なんかこの部分は!!」と思ったのが、 ファイナルファンタジーの とてもファンタジックな場面であったり、ある建築物の壮大さを真上から覗いていたり。日常で経験できないような空想じみたことを、音楽と照らせ合わせてイメージする傾向があるようです。軽い妄想癖なのでしょうか。いや、しかし、音楽には少なからずこういったことが必要であるのだ、と言い聞かせております。雑学、そしてイマジネーション。即ち引き出しの数が多ければ多いほど人生においても豊かになると思いますし、何より得だと思います。

さて、そうなるとどのような音楽につながるのか。

これは皆様がどのような耳で聴いてくださるかにかかっております。

では、10月のコンサートでは高山さんとどのようなイマジネーションを創造できるか、お楽しみに!!

ピアニスト石川祐介

カテゴリー