2007年09月12日

2007.09.12| 仲道郁代

先日、今年の秋にリリースされるCDのジャケット撮影を行いました。
カメラマンの齋藤清貴さんは、女性誌などでご活躍。女優さん、モデルをきれいに撮るとひっぱりだこの方です。

最近、写真には特にこだわりの増した郁代さんが「どうしてこんなに上手なんですか!」と思わずつぶやいてしまったほど。郁代さんがきれいに写っているのはもちろんなのですが、1枚の写真の中に漂う空気感、あるひとつの世界が、しっかり主張されていて、とても魅力的なのです。

ところで、撮影いただいた写真をその場でパソコンに取り込んでいただき、画面でチェックしながらの会話。

「あっ、これいいですね。優しい感じ。」と、いつもお願いしているヘアメイクさん。
「これも素敵ですよ。少し憂いをおびて・・・」と、私。
「すっごく良いですね・・・さすが齋藤さん」と、アート・ディレクターさん。
そこへ郁代さんが、「私って、本当に・・・たれ目なんだねぇ」とひとこと。
思わず「そんな、今さら・・・」と言ってしまった私。
つくづく、言葉はよく考えて、よく選んで話さなくてはいけないと自戒しつつ、ヘアメイクさんの「そこが魅力なんですよ!だからかわいいんです。の一言に救われたのでした。

好評いただいています「デビュー20周年記念リサイタル(11月11日)」のチラシで使っている写真も斎藤さんに撮影いただいたもの。ぜひこちらでご覧ください。
http://www.japanarts.co.jp/html/2007/piano/nakamichi/index.htm

そして9月26日にリリースされる「Celeste 仲道郁代愛奏曲集」、10月24日にリリースされる「仲道郁代の軌跡」、演奏はもちろん写真もどうぞお楽しみに。
仲道郁代(ピアノ)

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