はじめまして!!

2013.06.07| 濱地宗


はじめまして。
群馬交響楽団でホルンを吹いています、濱地宗と申します。
この度はせんくらに出演出来ます事、本当に本当に嬉しく思います!

群馬交響楽団に所属しているとはいっても、大学は東京の大学で、出身は宮城県仙台市です!
みなさん、僕の事なぞ知らない!とお思いでしょうから…、
自己歴やPRを初回にしたいと思います!
少しでも興味がおありでしたら最後まで見てくださいね!
長いので途中で挫折したらまた明日にでも覗いてください。

では、スタート!!!!

中学校は仙台市立八軒中学校。

高校は東北学院高校に入学し、卒業は常盤木学園高校という、少し変わった学歴です。

中学校は、今ではコンクールは全国常連、全国でも有名になってしまった八軒中学校吹奏楽部ですが、僕らのころは良くて東北大会まで、と今ほどは盛んではなかったです。

ですので、部活が緩いこと緩いこと!!
サッカーや野球を部活の時間にやるなど、先生には迷惑をかけてばかりの中学生活でした。
ですが、そのゆるーい部活動のおかげで、音楽の道へと進む第一歩である「仙台ジュニアオーケストラ」に所属できることになります。

ここで、恩師である、仙台フィルが誇る首席ホルン奏者、須田一之先生に出会います。
須田先生のレッスンは今考えればとても皆に羨ましがれる程に幸せな環境であったと思います。
この時は、ジュニアオケに所属すると
• 周りからうまいと認められちやほやされる。
• 出会いが増える
• モテる
と言われており(今は違うでしょうが…)不純な動機で音楽をやっていたのは言うまでもありません。
しかし、2番の出来事は違う形で本当のものとなるのです。
ジュニアオケの尊敬する先輩に
『学院高校で一緒にブラスをやらないか』
と言われ、自分は求められている?と勘違いをして受験。
見事に合格をするも、入学早々に腕を複雑骨折してしまい、吹奏楽部入部を断念。
音楽を離れ普通に大学受験をし、普通にサラリーマンになるんだなぁ、と思っていました。

しかし思わぬ方向に進むことになります。
ジュニアオーケストラは続けていたのですが、姉の卒業した常盤木学園が音楽科のみ共学になる、という話を聞いたのです。

そこで僕は考えました。
現状維持→今の学力→私立の二流大学→モテない
常盤木へ行く→女子校→ハーレム→モテる
よし!!!常盤木へ編入だ!!!
その次の日には東北学院高校に退学届を出していました。

常盤木に編入した(同級生にはなでしこJAPANの鮫島さんなどがいました)僕に待っていたのはハーレムではありませんでした。
誰も口をきいてくれないのです!!!!
そりゃあそうです。
今までできた女子トーク、女子会ができないのですから!!

僕は練習室にこもりました。
ホルンと愛と勇気だけが友達になりました。
そんな現実とは裏腹に先生からは、どんどんうまくなるわね!
複雑です。
しかしそんなときに先生から、日本音楽コンクールがあると知らされます。
学校の宣伝のために受けることになります。

ヴァイオリンやピアノとホルンは少し異なり、小さいころからレッスンを受けるなどまともに教育を受けることは稀です。
ですので、プロでもコンクールに入賞、ましてや、一次予選を通過できない人もたくさんいるのです!!!

そのコンクールに高校生が二次予選に通過したのです。
運命の歯車は動き始めます。
その効果は絶大で、高校に奨学金や学費免除の話が大学側から来ていたそうです。
僕は大学に行けるならばもうそれでよかったのですが、あくまでも男子第1号は現役芸大合格!!
でしたのでぼくはその思いを内に秘めました。

そして須田先生との二人三脚、紆余曲折を経て、東京芸術大学に合格するのです。
おめでとう!!!!
その名残で今もひっそりと群馬でホルンを吹いている次第です。
須田先生と同じプロになることができてうれしいです。
いつか須田先生が老衰してきたころに、須田先生よりうまくなったぜ!!と言ってみたいです。
あと40年はかかるでしょうか。

それではまた次回!!!!

濱地 宗(ホルン)

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