日本に本帰国をする前に、僕は夢を描いてきました。
基本的に16−29歳までの間(途中少し日本に帰ってきましたが)青春時代、自分を形成する時期をアメリカで過ごしたので、アメリカンドリーム、夢は大事にしています。
僕の人生の夢は、オペラ歌手としてロバート・メリルやディミトリ・ホヴォロストフスキーの様な、魅せることが出来る歌手になる事です。
この夢に向けて日々努力をしており、一日たりとも怠った日はないと思います。
塩竈だからとか、仙台だからとか、東京だからとかで、芸術は場所が関係しているとは思いません。
意識次第で、どうにでもなると思います。
ですが、夢は一つだけではありません。
僕はもう一つ仙台塩竈で実現したい夢があります。
それは、コーラスで、一般の人からゴスペルという音楽で自分を解放させてあげて、表現する楽しさや生きる楽しさ、そして目指すはニューヨークやヨーロッパでも通用出来る音楽を作る事です。
言うのは簡単ですが、もの凄くこれは大変な事です。
僕はゴスペルのスペシャリストではありませんが、発声や発音は専門的に細かく指導できます。
日本語の発声から抜け出して、如何に西洋風な発声を身につけさせるか。
というのが大きな課題になっています。
しかも、これを東京ではなく、地方でプロではなく一般人がやるのに価値があると考えております。
2011年10月16日に塩竈市壱番館遊ホールにてこの夢に向けた大きな一歩があり、僕が指導しているコーラスが3つ集まって、ファンキーなコンサートを行います。前半が日本語の曲で、後半が英語の曲、ゴスペルです。
自分の夢がこれでかなったといは全然言えませんが、大きな第一歩となっています。
コーラスでいうと、外人のコーラスを作るという夢や、オペラコーラスを作るという夢がありますが、時間をかけてゆっくりと行いたいと思います。
どうか、僕の夢を優しく見守って頂ければと思います。
高橋正典(バリトン)