ショパンの話  

2010.08.25| イリーナ・メジューエワ

こんにちは。イリーナ・メジューエワのマネージャー井上です。

今日は「ショパンの話」をイリーナに聞いてみましょう。
井上:ショパンのCDを多くリリースして、おかげさまでレコード芸術でも特選を何度か頂いていますが、イリーナにとってショパンとはどのようなものでしょう?
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イリーナ:ショパンは私にとって子供の頃から特別な存在でした。ショパンの音楽を聞くたびに、そのあまりの美しさに感動して、よく泣いていました。ショパンの曲を弾けるようになりたくて一生懸命ピアノを練習したのも、今では懐かしい思い出です。
ショパンの素晴らしさというのは色々ありますが、どんなに難しい曲でも「手」にとって無理のない書き方をしているというのは、ショパンがピアノという楽器のことをほんとうに熟知していたことを示していると思います。もしショパン自身の演奏(録音)が残っていれば、どんなに素晴らしいだろうかと思うのですが、その演奏は想像するしかありません。
今年はショパンの生誕200年の記念イヤーにあたるということもあって、ショパンの作品を弾く機会が多いですね。ピアニスト冥利に尽きます。これだけショパンで盛り上がるのは、次は50年あるいは100年待たなければなりません。皆さんも是非ショパンの音楽を楽しんでください。

今回はイリーナのオール・ショパンプログラムがございます!皆様、是非ご一緒にショパン・イヤーを祝いましょう。
公演No.47 10/2(土)15:30~16:15 エル・パーク仙台 ギャラリーホール
ポロネーズ 第2番、ノクターン 変ホ長調、エチュード(4曲)/変イ長調「エオリアンハープ」/ヘ短調/イ短調「木枯し」/ハ短調、プレリュード「雨だれ」、スケルツォ 第3番
イリーナ・メジューエワ http://www.jesc-music.org/artist/artist_04.html

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