和谷泰扶(5)

2007.05.24| 和谷泰扶

5日目 『ドイツ』といえば皆さんは何を思い浮かびますか?

サッカー、ソーセージ、ビール、車、ローレライ・・・。

ローレライはライン川のほとりで川幅が狭く、船の事故が多かったことから、乙女の魔力によるものと言い伝えられていました。以前は川岸の岩肌にアルファベット表示の横にカタカナで『ローレライ』と書いてあり愕然としました。
丘の上に登ると乙女どころかごつごつとした女性の銅像がありこれまたガッカリ。コペンハーゲンの『人魚の像』のほうが良かったです。

私の小さな夢の一つは生徒さんとともにライン川下りをし、船上で『ローレライ』を合奏することです。

さて、今日のお話は『車』についてです。

私の住んでいましたトロッシンゲンはバーデン・ヴュルテンベルグ州にあり、ポルシェやベンツの本社があります。

高速道路(アウトバーン)は基本的には速度無制限ですが、都会周辺は混雑するので規制があります。しかし南ドイツ、特にシュトゥットガルトから南、スイスに抜ける方面(A81号線)は交通量も少なく結構スピードが出せるのです。スイスのお金持ちはフェラーリやランボルギーニなどのスポーツカーを 持っていても、スイスの高速道路は規制が厳しく、罰金も高いのでスピードを存分に出せません。それで南ドイツのアウトバーンで飛ばすのです。

私の勤めていました音楽学院の校長先生の誕生日へのプレゼントとして、先生と生徒でフェラーリをレンタルしました。学生の代表が校長先生を乗せて時速285キロを出したそうです。

ちなみに私は時速210キロが最高で、500キロの道のりを3時間半で帰ってきました。先日会った人が「横浜から九州まで約1200キロを8時間で走った」と言っていました。日本チャチャチャです。

さてスピードと比例して事故の危険度も上がります。

ある日アウトバーンで渋滞に巻き込まれました。工事中か事故です。まもなくして後方から救急ヘリコプターがやってきました。しかし降り立つことも無く引き返して行きました。

すると今度は後方から霊柩車が来たのです。私は2度見ました。またある時前方で車が炎上していました。消防車が駆けつけるのですが あまりにも遅いので抜かしてしまいました。皆さんスピードの出しすぎには注意しましょう。出したらカメラと覆面パトカーには注意しましょう。

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