仙台、仙台コンクール、仙台フィル、また私自身

2006.07.13| 松山冴花

初めて仙台にいったのは、1995年の若いチャイココンクールの時。何もわからず母と行きました。

その時の仙台の思い出はフルーツがおいしかったこと。夏の最後で桃とか母にねだって買ってもらったのを覚えてます。2004年仙台コンペに仙台に戻った時も95年の私の事を覚えていてくれた人が多く、嬉しく思いました。

で、気がついたらもうあれから11年。時がたつのがはやすぎてびっくりします。でも顔は変わってないみたいです。チビの頃の写真どおり顔はぬいぐるみみたいで全然変わりなく。高校以来会ってない友達にこの前偶然地下鉄で会ったら彼、一発で私が誰だか分かりました。私は案の定、向こうが大人になって誰だかさっぱり。頭の細胞は昔のまんま。ホントに全く。昔の知り合いに会ったら私、母そっくりになってきたと。ついでなら脳の方も母に似てほしい。

また話がそれた。

仙台コンクールの時はいい思い出ばっかり。ま、確かに勝ったからいい思い出に繋がるんですが、それ以外にもいっぱい。私のホストのなお子さん家族としょう子さん家族は本当によくしてくれました。ご飯を届けてくれたり、私のお守りをいっぱいしてくれて。仙台に行く度に時間を作ってくれて遊んでくれるので感謝いっぱいです。

来年、2007年の2月には仙台フィルとチャイコの協奏曲を弾きます。チャイコ、仙フィルと弾くのは95年の若いチャイココンクール以来。12年目です!あの時よりもっと深く弾きます。

そして、あの時より美人になってること願います。

松山冴花(ヴァイオリン)

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