さて予告通り私の変な!?経歴をご紹介いたします。
私は34歳です(7月30日現在)←次回のブログでもう一つとっておきの情報をお届けいたします!!
なぜ私が歌手になろうと思ったか。
正直子供のころ全く歌手には興味はございませんでした。
私の夢はプロバスケットボールの選手でした。
高校のバスケ部の顧問であった父の影響で3歳ごろから体育館で過ごし、
中学では迷わずバスケ部に入部しました。
自分で言うのもなんですがまあまあ活躍していました。
千葉県代表で全国大会にも出場しましたし、アメリカ遠征もしました。
もちろん高校もバスケットボールで入学しました。(勉強は・・・)
東海大学付属の高校で3年間寮に入り、親元を離れまさにバスケット漬けの生活でした。
3年次はキャプテンを務め本気でインターハイ目指し汗を流していました。

しかし、残念ながらインターハイ出場を逃し、夢破れました。
そこで進路を考えることに。
両親の影響もあり、中学校の教師になり、バスケ部の顧問になる!という夢を持ちました。
ただ机で勉強することが苦手だった私は、何か実技で大学に行けないものかと考えました。(高校受験みたいに笑)
もちろん体育の教師も考えましたが、父が体育科だったので違う教科をと。
そこで音楽という選択をしました。
今考えれば無謀ですね。なぜなら音楽大学に進学しなければなりません。
当時は音大受験の仕方すら知りませんでした💦
ただ若い時の好奇心はすごいもので、受験の仕方、そして音大の受験勉強(色々特別な教科があります・・もちろん実技も)を必死で勉強し、奇跡的に現役で合格しました。
大学時代ももちろん先生になるつもりで過ごし、教員免許を取得したのですが・・・
なんだかもう少し声楽を勉強したくなり、続けようと思ってしまいました。
勉強しているうちにオペラ歌手になってしまったというわけです。
人の人生は本当にわかりません。なにが仕事になるか。
もしインターハイに行けていたら!?・・・・・・・
今の私はなかったでしょう。
皮肉なことに、今年9月に日本でプロのバスケットボールリーグ、Bリーグが開幕します。
Bリーグで私の仲間でライバルだった鵜沢潤選手(名古屋ダイヤモンド)は現役として、佐藤博紀さんは千葉ジェッツの監督になられました。
夢を叶えた仲間たちを羨ましく思いますが、私はまた新たな夢に向かって頑張っています。
未だに夢に向かえる人生を送れることが、私にとって一番の喜びです。
なぜなら音楽家はとてつもなく難しい課題を、一生かけて勉強するのですから。
体育会系オペラ歌手!こんなこともあるのです。
それではまた次回!
西村悟(テノール)