高山圭子4日目  

2011.09.13| 高山圭子

皆さんこんにちは 高山圭子です。

今日でブログ最終です。ので、写真を載せてみました。
この写真は、オーストリアにあるクーフシュタインという小さな町にあるお城です。
実はここの町には大変面白い仕掛けがありまして、何か、といいますと、少し分かりにくいのですが、上の写真の左下に少しだけ見える建物。
オレンジ色の屋根が少しみえていますが、ここは広さ3畳くらいなんですが、パイプオルガンの鍵盤があるんです。
そして、パイプは・・・と言いますと・・・右上に一番大きい円柱の建物があります。
ここにパイプがあるんです。
どういうことかと言いますと、下で弾いた音がずっと上のパイプを鳴らして、町じゅうにオルガンの音が響き渡るという構造なのです!

パイプのある部屋から下を見下ろすと下の写真の風景が見えます。
そして・・・・・・・・・・弾いてるのは赤い矢印の辺りです。

オルガン奏者の方は本当に大変ですね。
毎日決まった時間に演奏をするのですが、間違えでもしたら、町じゅうの人がズッコケル(笑)という恐ろしいプレッシャーの中で弾かなくてはいけないという・・・恐ろしい町、クーフシュタインです。

いえ、素敵な町クーフシュタインです。

私はヨーロッパのこうした田舎町が大好きで、色合いがとても綺麗ですよね。
パステルカラーといいますか、オーストリアはこのようにパステルの色の建物が多いような気がします。
西洋音楽をやっている者なら、だれでも憧れるであろうヨーロッパの風景、何度訪れても心躍る風景、そして何度歌ってもいつも憧れているその響きに心躍りながら、いつまでも歌っていきたいと思う今日この頃であります。
Vielen Dank!!
高山圭子(アルト)

今日は何についてお話をさせていただきましょうか・・・  

2011.09.10| 高山圭子

またまた私にまつわる声楽のお話しにさせていただきます(笑)

皆さんもたぶんご存知の通り、私の声の声質はアルトです。

ソプラノよりずっと低い音域を歌っています。
実は私の声はときどきソプラノと間違われることがあります。
ですが、みなさん、楽譜は正真正銘低い音域をうたっています。
声の質なのでしょうか?それほど高い音でない音を歌っていてもずいぶん高く聞こえてしますようです。

それはさておき・・・

一般的に有名なのはソプラノのアリアだったりしますが、私はもちろん歌えません。
若い頃は憧れて、プッチーニなんてのを自分の部屋でひそかに練習してみたことがありました(笑)
ですが、感のいい私は(?)すぐにこれは私の歌ではないと悟り、あっという間に夢から醒めることができました。

今私が主に取り組んでいるのは、ドイツ歌曲、中でもシューベルトが多いです。
大人になった私は(いい年になった・・)プッチーニよりも、シューベルトの方が私に合うんじゃないかと思ったんですかね。

ですが、シューベルトは、手強いのです。
聴いてるとなんでもない、例えば、有名な“のばら”は、本当に難しい。
ですが、本当に素敵な曲ですね。
“のばら”生で聴く機会がございましたら、是非聞いてみてください。
退屈するようでしたら、それは・・・・・・
ワクワクできたら、素敵な野ばらに出会うことができたのです。

そんな音楽を出来るように頑張っていきたいと思っています。
高山圭子(アルト)

こんにちは高山圭子です。

2011.09.09| 高山圭子

今日は私が出演させていただくベートーベン“交響曲第9番~合唱付き~”
にまつわる私の話しを少しだけさせていただこうと思います。

初めて第九を歌わせていただいたのは、大学3年の時の合唱でした。
12月恒例のその当時の私達声楽科の学生にとっては一大イベント!!

正直私はその第九を歌いたくて、学校を選んだと言っても過言ではないくらいでした(笑)

私の大学は声楽科が1学年何と200人もいまして、男声に比べて女声はもちろん多く、その競争率と言ったら、凄まじいものがありました。

例えば1回でも合唱の授業を休めば、出演できない・・・
風邪のシーズンは大変です。
高熱を出しても合唱だけは休めないと、出席していた同級生もいました。

オーケストラの練習場でのオケ合わせは、なんだか自分がプロにでもなったかのような勘違い気分で向かいましたね。
そしてソリストとの合わせ・・・これはもう!!

オーラが眩しい!!歌えばなおさらそのオーラは輝いて・・・
口を開けたまま聴いていた私。

オーケストラが入ってからの練習はもう、舞い上がることだらけでした。

そして本番。
テナーの弱い部分をアルトが少しお手伝いをする所がありまして、張り切って、舞い上がってる私は、少しだけのお手伝いから、完全なテナーへと変化していきました。

・・・気づいたのは、どうしても出なくなった低い音域のある場所でした・・・
ちなみに私はアルトの真ん中の席でそれをやってのけました。
終わってから、周りの友人に“良く低い声が出るなあ”とオホメの言葉?を頂いて、そして謝罪をした記憶があります。

私の失敗談を長々と話してしまいましたが、第九は皆さんご存知の通り、歌っても、聴いても、本当にパワーをもらえる曲です!
あの“Freude schoner ~”の部分になると、何度聴いても鳥肌がたちます。
今はおかげさまでソリストとして出演させていただいていますが、あの部分はいつも歌いたくてうずうずしますね。

皆さんも是非体感なさってください!
高山圭子(アルト)

高山圭子1日目  

2011.09.08| 高山圭子

2006年のせんくら以来5年ぶりの出演をさせていただきます高山圭子です。

震災後のせんくらに出させていただけるということで、何か特別なものを感じています。

何日かブログなるものを書かせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

私は地元仙台からの出演ということで、まずはやはり3月に起きた震災のことを書かせていただきたいと思います。

私はその日コンサートのリハーサルをしている中での地震でした。
皆様もご存知の通り、本当に長い長い時間揺れました。
その日は、帰れずに、いつもお世話になっているレストランパリンカさんにお世話になりました。
とても寒い日で、地震の後には3月の半ばというのに雪が降ってきました。

そんな電気も何もない夜にパリンカさんでは暖かい食事をだしてくださり、暖炉に火を入れてくださり、店内には懐中電灯が1本だけありましたので、その明かりと暖炉の明かりで、過ごしました。
近所の方達にも声をかけ、総勢何人でしょうか、たくさんの人がその日パリンカで不安な長い夜を過ごしました。

近くで何が起きているのか知ったのは携帯のテレビからです。
小さなテレビから流れてきたニュースは、私には全く理解できませんでした。
その晩私は今回第九でご一緒させていただく高橋正典さんとこれからどうなるのかと、長い時間話をしました。
全く先の見えない夜でした。

震災からもうすぐ6ヶ月仙台市内は日常を取り戻したようですが、その少し先ではまだまだ6ヶ月前とほとんど変わっていなく、私達は何ができるのか、何も出来ないのか、その自問自答の繰り返しの毎日です。

まだまだ復興には時間もお金もかかります。
継続してなにか出来る事をやっていくしかないと、そう思っています。
高山圭子(アルト)

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