好きな事【読書】

2011.09.21| 河村尚子

今日でいよいよブログ担当が最後の日です。
でも、「せんくら」まであと数日。すぐにお会い出来ますね!

最後の日のテーマは「読書」です。
移動が多い職業なので、飛行機や電車に座っている時間が沢山あります。
疲れているときは移動中ずっと寝ているのですが、様々なジャンルの本を読む事によって移動時間を楽しんでいると思います。

それは専門知識的な本であったり体験論や参考書、かと思えば漫画、小説や伝記。

読書をする際一番好きな瞬間が、周りを気にせず時間も場所も忘れてページをめくっているときです。

この瞬間はたまりません。

つい最近まで経験した事が無かったのですが、先日電車の中で余りにも集中して読書をしていて、アナウンスがあったにも拘らず降りなくてはいけない駅に気付かず、つい降り過ごしてしました。

駅まで迎えに来て頂いていたので、かなり恥ずかしかったですが…

この1週間、お付き合い頂きありがとうございました。

今年度の「せんくら」には、より一層沢山の方々に音楽を楽しんで頂ければ幸いです。

仙台へ向かう新幹線で乗り過ごさない事を祈って。
河村尚子(ピアノ)

 

好きな事【絵画】  

2011.09.20| 河村尚子

沢山の街を訪れる度に足を頻繁に運ぶのが美術館。
(本来ならば)一瞬にして作ったものが消え去っていく「音」と正反対で、作ったものが永久に残る「絵」を描く画家たちの作品を見つめるのが好きです。

絵画はどこかレコードやCDなどの録音と似た所があります。
頭や心の中で出来上がったインスピレーション、アイデアやコンセプトを絵の場合はキャンバス、音の場合はテープに記して、一つの作品として作者が納得いくまでひたすら練って塗り返す。
そして出来上がったものを初めて公開する。
その練って塗り替えしているプロセスはどのようなものだったのでしょう。

現在では発達した技術の為、特別なレントゲン手法を用いて絵画が出来上がるまでの段階を観察する事ができます。

例えば17世紀にオランダで活躍した画家ヨハネス・フェルメールの絵画。
「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」、「牛乳を注ぐ女」や「デルフト眺望」で有名な画家です。

現在の研究によると、フェルメールは仕上げたはずの絵の中にかかっていた絨毯を無くしてのっぺらぼうの壁にしたり、壁に掛けてあった絵を無くしたという事実が分かっているそうです。

一夜寝て、昨日の結果を客観的に見てみると、どうもまた違うアイデアが浮かぶのでしょうかね。

他に色の配分、光の出し方、人物の自然な動き、写真のように一瞬の出来事を語る絵画など、鑑賞の楽しみは色々あります。
皆さんは絵画をどのように楽しまれますか?

しかし、問題は空気。
美術館は絵画が沢山展示されていて素晴らしいのですが、館内の温度と湿度管理の理由で密室になっている為、私はよく呼吸困難になってしまい1時間から2時間の間で疲れ切ってしまいます。
折角沢山の絵が並んでいるのでもっと長い間観察していたいのに…
とついつい貧乏性が出てしまいます。
河村尚子(ピアノ)

好きな事【乗り物】

2011.09.19| 河村尚子

「乗り物」。幼い頃、母の車の運転に揺られて毎回車酔いしていたものの、自分自身が運転するとどうでしょう。
酔うどころか、スピード魔になってしまいました!!

私が住むドイツの高速道路は幸い速度制限も無く(工事中や補正されていない道路を除く)、運転しているとあっという間に時速180キロを出してしまいます。 (勿論安全運転が一番ですが…心掛けています!)

自動車の運転は大好きです。オートマ式の自動車は渋滞時や町中を運転するにはとても楽ですが、ギヤ式の運転はそれとは格別だと思います。
自分自身で車を動かしている、という感覚がより強いです。

しかし、自動車だけではありません。自転車の運転も大好きです。
自動車と違って、周りの空気に直接あたる事が気持ち良いですよね。

小学校時代、私は大変活発な少女だったようですが、ローラースケート、アイススケート、スケートボードなども乗り回していました。
ふざけて遊んでスケートボードに座り乗りしながら左手の指の爪を地面とタイヤの摩擦ではがしてしまった事もありました。
さすがに怖くなったらしく、それ以来スケートボードには乗りませんでしたが…

旅が多い今となっては電車や飛行機の中から(空の上から)の景色を見るのが大好きです。
特に日の出の時期のロシアの冬景色が素晴らしく奇麗で、毎回感動します。
河村尚子(ピアノ)

好きな事【動物】  

2011.09.18| 河村尚子

私が住むドイツの住民もそうですが、日本の皆さんもペットを飼っている方が多いですよね。

動物ではありますが、一緒に暮らしてみれば家族の一員。
毎日ペットの姿を見る、触る、話しかける、見つめられる、行動を監視される…
それだけで心が癒されますよね。

私は動物が大好きです。
犬、猫、ウサギのような小動物から馬、熊、ライオンのような大動物、そしてトカゲやカメ、鳥類や昆虫類など観察していると切りがありません。

ドイツの中学校システムには社会実習の期間があり、学校に通う代わりに2週間毎日好きな仕事の職場に行って、その職業の仕組みや役目を自分自身で体験します。

クラスメートは警察や薬局、設計士、銀行など幅広いジャンルの職業に願書を出しました。
私は獣医師に願書を出し、幸い承諾して下さり、私は2週間だけそのアニマル・クリニックの「アシスタント」の一員となりました。

診察机の消毒、診察の立ち合い、レントゲンの撮り方、手術の準備と立ち合い、請求書の書き方などをして、意義深い毎日を過ごしました。

獣医師は動物との触れ合いが沢山あるのですが、クリニックを訪れる動物は予防注射を除くと残念ながら皆ほぼ病気です。
長い期間していた治療の効果が上がらず、結局安楽死させるケースもほぼ毎日あり、それは10代半ばの私には結構ショックな体験となりました。

その頃、音楽家の他に獣医師を目指すのも良いなと思ってはいましたが、この2週間の体験を通して正直感じた事は、音楽をしていて死と境遇する事は毎日ではないであろう、ということでした。

それでも、動物は今でも好きですけどね…

写真は先月訪れたミュンヘンの動物園のサイです。

気難しい顔をしてどうしたんでしょうね。
河村尚子(ピアノ)

好きな事【地図】  

2011.09.17| 河村尚子

皆さんは方向感覚が良い方だと思いますか?
男性と女性、どちらの方がより良い方向感覚を持っているか?
と訊かれたら、やはり大抵の方は男性と答えるでしょう。

そう、今日のテーマは「地図」。

私は地図が大好きです。地図を何時間でも眺めていられます。
建物の案内図、街の地図、日本地図、世界地図、鉄道の地図、車道の地図、山の地図、昔の地図。

地図を見ていると大変ワクワクします。新しい街や国を発見したり、街と街とのつながりや、どの道路がどこの小道に繋がっている等がはっきりと分かる所が楽しい。

また、地図はカラフルで濃い色や薄い色によって何が幹線道路か、どこが野原、川や湖かがすぐに分かる。

時々、川のラインが誰かの顔に似ていたり、地形が動物のシルエットを思い出させたり。
遠いと感じていた場所が、地図で見てみると案外近かったり。

私が地図を好きになったのはまだカーナヴィゲーションが普及していなかった頃、10代半ばになって母が運転する乗用車の助手席に乗り、初めて訪れる街の地図を見ながら先導したことによってです。
その為、方向感覚も悪く無い方だと思います。

仙台の街中も何度か歩きました。
また新たなる発見を求めて時間が許す限り、10月も歩きたいと思います!
河村尚子(ピアノ)

好きな事【植物】  

2011.09.16| 河村尚子

今日のテーマは「植物」。
長い演奏旅行から帰って来て一番心配なのが、家の植物がまだ生きているかどうかという事。
幸い近所に住む友人が定期的に水やりに来てくれるので、枯れるという事はないですが、 帰宅した3週間後には毎日世話をしていた頃の姿と必ず変わっているので毎回少々焦ります。

いきなり花がポンと一輪咲いていたり、枯れた葉っぱが増えていたり。

植物に話しかけながら手入れをすると元気に育つ、とよく言われますが皆さんはどう思われますか?

これまで何回も経験して来た事なのですが、枯れかけでもう見込みがないだろう、という植物でも根気よく少しずつ水を与えたり、日陰や風通しの良い場所に置き換えたり、短期間少し放っておきながら関心を向けなかったりすると、案外新しい芽が出たりするのです。
生きる力って凄いな、と毎回思います。

水をあげ過ぎても駄目だし、放ったらかしているだけも枯れるだけ。
ちょうど加減の良い植物への接し方は「バランスを取る」という意味で良い勉強になります。

写真は、5年前に水を沢山やり過ぎて葉っぱも無くなった状態の蘭が素晴らしく花を咲かせている今の状態です。
河村尚子(ピアノ)

好きな事【料理】  

2011.09.15| 河村尚子

皆さん、こんにちは!
ピアニストの河村尚子です。

この度の東日本大震災により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心より祈念いたします。

「せんくら」には2年前の2009年に初めて参加しました。
大変大きな音楽祭ですが、「せんくら」の事務所やボランティアの皆さんの密な計画力と素早い行動力、観客の皆さんの音楽に対する集中力と演奏者への温かい拍手、そして10月上旬の澄んだ空とぽかぽかと気持ち良い太陽がとても印象的でした。

その為、今回また出演させて頂ける事を大変嬉しく思います。
先ずは今日からの7日間、このブログにてどうぞお付き合い下さい!

今回私が選んだテーマは「好きな事」。
ステージ上の姿しかご存知ない皆様に、普段の私自身が好んでいる事を知って頂こうと思いました。
いくら小さな事でも、好きな事をすると毎日が楽しいですよね。
生きていくエネルギーとして、大変大切な事だと思います。

第一日目のテーマは「料理」。
これは毎日の気分転換です。
何を食べようか?という時点から楽しいですよね!
材料、作り方、出来上がりなどを想像しているとついワクワクしてしまいます。

料理とお菓子作りは和風、洋風、エスニックなどのジャンルにこだわらず、色々と新しいことにチャレンジしています。
今日はチーズケーキを作ってみました。カテージチーズ、生クリームバター、卵、砂糖に小麦粉、と結構ボリュームがあるケーキではありますが、大好きなケーキの一つです。

この頃は、インターネットで沢山の様々なレシピが検索出来るので便利ですよね。

それでは、いただきまーす!
河村尚子(ピアノ)

「最後に」

2009.09.05| 河村尚子

一週間というのは、あっという間に過ぎてしまいますね。
最初は何について書いたら良いのか分からずに戸惑っていましたが、あっという間に最終日。皆さん、7日間、お付き合い頂いてありがとうございました!

この6日間音楽とは関係ないことを書いたので、最後はやはり「音」で締めくくりたいと思います。

オーケストラから室内楽、ソロ・リサイタル、リート、オペラ、ミュージカル、民俗音楽等、音楽会の種類は沢山ありますが、皆さんは何を目的にホールへ足を運ばれますか?
好きな作曲家やその作品とメロディー、気に入っている楽器や優れた音響のホール、応援しているオーケストラや演奏家、音楽会の雰囲気、社交や休日の楽しみ等、色々な理由があると思います。これらはどれをとっても「音楽」です。聴衆の皆様に「音」を「楽」しんで頂ければ、私たち演奏家にとってこんなに幸せなことはありません!

私も音楽会を聴きに行く機会が多いですが、客席に座っていて時々気がつくのは、 少なくとも4つの耳(演奏家一人の耳2つと聴衆一人の耳2つ)が同じ空間でひとつの音楽を同じ瞬間に聴いて、脳の中で反応を起こして、心と体で感じて、もしかしたら感動して・・・という出来事がどれだけ素晴らしい事か!

この非日常的な世界に自分がいる事に気付く時、それはたとえ一瞬でも本当に幸せなひとときです。

「せんくら」で出演する3日間でも、「いつもとは違った」時間を皆様にご提供できればこの上ない幸せです。

それでは、一ヶ月後に仙台でお会いしましょう!
河村尚子(ピアノ)

 

「蝶々」

2009.09.04| 河村尚子

ドイツ、スイス、オーストリアの3ヶ国にまたがるボーデン湖は、バラトン湖〔ハンガリー〕、レマン湖〔スイス、フランス〕に続く、ヨーロッパでは3つ目に大きい湖です。
ボーデン湖はオペラ・ファンの方々にとって、オーストリア・ブレーゲンツで行われる音楽祭でお馴染みでしょう。オペラ舞台が湖水上に設備され、街中のオペラハウスとは少し違った雰囲気を楽しめるため、常に話題になっています。

ボーデン湖北西部に浮かぶマイナウという小さな島があります。現在はスウェーデン系貴族のベルナドッテ家に所有されています。島全体が1つの公園になっていて、敷地全体に広がる花園はもちろん、ワイン畑、18世紀に建設されたバロック宮殿、孔雀がいる小動物園、イタリア風バラ園、そして蝶々館などがあり、見どころはつきません。

蝶々といえば、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」やシューマンのピアノ小品「蝶々」、グリーグの叙情小曲集「蝶々」など、音楽作品のタイトルにも多く使われるように、私たち音楽家にとっても馴染み深い存在です。

さて、たまには息抜きを、とある日ふらっとマイナウに遊びにいった時のこと。
夕方に公園に入場した私は、 先ず19時に閉館するという蝶々館に 急ぎました。
動物園のようにガラス越しに蝶々を観望する、と思い込み入館してみると・・・
なんと、80種類以上にも及ぶ様々な模様と色の蝶々が館内を自由自在に飛び回っているではないですか!
この蝶々館はドイツ一の面積を誇るそうです。大きくて立派な蘭やバナナの木、蝶々の繭まで展示されていて、繭から這い出そうとぶら下がる生まれたての蝶々も観察することが出来ます。
しかしこの蝶々館、常に湿度80−90%、気温30度近く保たれ熱帯地にでもいるような気分になり、「折角、日本の夏を避けてきたのに・・・」と汗びっしょりになりながら日本の猛暑を思わずにはいられませんでした。
河村尚子(ピアノ)

「苺」

2009.08.31| 河村尚子

日本でピアニストとして演奏活動を始めてから早くも5年が経とうとしています。日本の聴衆の皆様が温かく見守って下さるからこそ、今日までの成果と成長があるのだと思います。
本当にいつもありがとうございます!

頻繁に帰国するようになった今日でも、毎回日本で驚くことがあります。
今日は、その沢山ある「ビックリ事件」の中からひとつお知らせします。

それは、2006年の1月でした。
成田に到着した私は、仲の良すぎる上まぶたと下まぶたを離れさせようと一生懸命努力しながらリムジンバス停留所まで歩きました。外に出ると、辺り一面真っ白。普段温かい関東地区でもこんなに大雪が降るのか、と帰国初めての「ビックリ」。
後日、オーケストラとのリハーサルを終え、少々放心状態で散歩している途中、ふと目に入ったあるコンビニの「ストロベリー・シーズン・フェア」。「ストロベリー」という甘い響きに誘き寄せられて入ってみると、チョコレートやクッキー等の菓子類包装が全てピンク色に染まっていて、その側には苺のショートケーキや苺大福が並べてあるではありませんか!!
甘い物が大好きな私は目移りする中、「はて、冬にイチゴ?」とふと疑問に思いました。もちろん国際的な輸出入が盛んな現代ですので、年中暖かいイスラエルやエジプト産の苺がドイツでも真冬に販売されています。いわゆる苺は春から夏(5ー7月)にかけて畑で収穫されるのが常識として育った私には、雪が降る季節に甘くて美味しい「シーズンのイチゴ」を口にするという事は、かなりショックな出来事でした。
即、この事を日本の友人に話すと、今度は彼女がビックリ!最終的に私をノックアウトした彼女の言葉は「えー、苺なんか6月に採れないよ!」…
河村尚子(ピアノ)

初めまして!

2009.08.30| 河村尚子

今日から一週間「仙台クラシック」のブログを担当します河村尚子です。
「せんくら」に出演するのは今回が初めてです。大勢の音楽家が仙台の街に集まり演奏する、素晴らしい企画に参加させていただけて大変嬉しく思います。仙台の街を訪れるのが初めての私にとって、発見がいっぱいの秋になることでしょう!

普段ブログを書くことが無いので、何について書いたら良いのか戸惑ってはいますが、舞台から離れた旅行のこと、日常のちょっとした思い出や出来事を書こうと思います。
短い間ですが、みなさまどうぞお付き合いください。

さて、初日の今日は、学校時代の事に少し触れてみます。
日本人駐在者が大変多いドイツ・デュッセルドルフで子供時代を過ごした私は、当時在校生が1000人にもおよぶデュッセルドルフ日本人小学校に通っていました。そのため、与えられた教育環境、そして家庭環境は日本的なものでした。
今でも日本の文化の中に身を置くとホッとするのは、23年間ドイツで生活したとはいえ、私自身がやはり心の中では純粋に日本人だからなのでしょう。

デュッセルドルフ日本人学校の教員は日本から派遣されます。先生方の駐在期間は3年間。ドイツの生活環境に慣れ始めたら日本へ帰国しなければならないという状態でしょうか。私は小学校1年生から6年生までこの日本人学校で過ごしましたが、最後の3年間を担任して下さった先生は、仙台市の出身でした。

担任の先生が頻繁に変わる中、毎春の始業式には名簿確認が行なわれます。漢字で書く名前とは不思議なもので、様々な奇想天外(?)な読み方があります。その中の一つが私の名前です。普通に読むと「なおこ」や「しょうこ」、祖父が頭を捻って考え出した名前だけに、小学校の先生にもなかなか「ひさこ」とは読んでいただけませんでした…
そんな事も忘れかけて転校した現地校。外国人がたくさん住むドイツの学校にはドイツ人のほかに、フランス、ポーランド、ハンガリー、ロシア、トルコ、イラン、インド、韓国…そして日本からの私。
ドイツ人は、母音が多い日本の名前を覚えるのが苦手らしく、科目ごとに先生が入れ替われば私の名前の呼ばれ方も変わる…。「Hasikoハジコ」「Kasihiカジヒ」「Hosakoホザコ」「Kahasiカハジ」…うーん、どれも惜しい!!覚えてしまえば「ヒサコ」と簡単なのに…

※写真は、デュッセルドルフ日本人学校
河村尚子(ピアノ)

漆原啓子(3)

2008.05.27| 河村尚子

今日は今回の共演者、須関裕子ちゃんのことをお話します。
彼女に出会ったのは去年の春。秋吉台で行なわれたセミナーのときでした。このセミナーでは、先生と生徒が一緒に演奏をするという形式で、
そこで初めて裕子ちゃんと共演したのでした。
演奏した曲目はシューマンのヴァイオリン・ソナタの1番。裕子ちゃんはとても上手くて、どこにも何の問題もなく、なんと一時間のレッスン時間がほとんど余ってしまったのです。本当に素晴らしい演奏で、私は『中学生なのになんて上手なんだろう!』と思っていました。そして、感動のあまり裕子ちゃんに「小さいのに上手だねぇ」と言ってしまったのです。

その後、このセミナーの主宰者である金木さん(東京フィル・首席チェリスト)に教えてもらいました。
「須関さん、大学4年生なんだよ」

・・・・・え゛!!!!!

裕子ちゃん、あの時はごめんなさい。

セミナーのときにトリオやカルテットなどでも大活躍だった裕子ちゃんと共演したい、そう思ってその後岡山のリサイタルで共演してもらいました。

せんくらでも、素敵な裕子ちゃんのピアノと演奏します。みなさん、どうぞ楽しみにしていてくださいね!

おまけ…
岡山のリサイタルの時の飛行機にて。。
二人で並んで座っていたら通りがかったスチュワーデスさんが、「良かったらどうぞ」
裕子ちゃんに手渡したものは、なんと飛行機の絵が描いてあるよだれかけ!
母娘に見られたのですね…裕子ちゃんのかわいらしい姿にも注目です。
(演奏する姿は、立派なピアニストですよ!)

漆原啓子

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