もうい〜くつ寝ると♪、
もうすぐ《せんくら2016》が始まりますね。
実は仙台、お仕事で伺うのは初めてなのですが、プライベートでは何度か、仙台の老舗お酒屋さんが主催する《東北の日本酒を楽しむ会》に参加させていただいております。
ご主人はとてもクラシック好きでいらっしゃいまして、奥さまは日本酒を作る方々への愛情に溢れていらっしゃいます。
会ではいつも、たくさんの蔵元さんが、熱い想いと共に、とっておきのお酒を揃えてくださっていて…日本酒歴は浅いものの、わたしはすっかり東北のお酒のファンです。
澄んだ甘いお水としっかりしたお米があって、誠実で優しい方々が丹精込めて作るお酒、そりゃあ、美味しいにきまっています!!
せんくら期間、皆さまもぜひぜひ、たくさんのすてきな音楽と地元の美酒に酔いしれてくださいませ。
皆さまとお会い出来きますことを、心待ちにしております。
今日は、中秋の名月ですね。
皆さま、どちらから、どのようなお月さまを眺めていらっしゃいますか?
2014年、2015年と、沼尻竜典さん作曲、オペラ《竹取物語》で
かぐや姫を演じさせていただきました。
お稽古中も、舞台上でも、いつもいつも月を眺めていたからでしょうか。お月さまはいつも特別で、見上げると心はより素直に、少し切なくなる気がします。
十五夜の晩、月からの迎えがやってきたかぐや姫が、帝に捧げるアリアの一節。
〜どうか空を見上げるたびに、わたしを思い出して。その時キラリと星が流れたら、それはわたしの微笑み。
イタリアの作曲家ベッリーニのオペラ《ノルマ》では巫女のノルマが月に祈りを捧げます。
〜銀色に輝く清き女神よ、あなたが天で創り出すその安らぎを、この地にもお与えください。
ドボルザークの《ルサルカ》では水の精のルサルカが人間の王子に焦がれ、
〜銀色のお月さま遠くの彼を照らして、どうぞわたしがここで待っていると伝えてください。
と切なく訴えます。
優しい白銀の月の光に包まれ、遠く離れた愛しい人を想う、古今東西、みんな同じなのだなあ、と全ての想いが愛おしいです。
今宵あなたにも、あなたが思い浮かべる方々にも、すてきな夜が訪れますように。
せんくらファンの皆さま、こんにちは。ソプラノの幸田浩子です。
このたび、せんくらに初めて参加させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
大好きな、尊敬するアーティストの皆さんが奏でる音楽が、仙台の街中に溢れるこの3日間に、わたしも今からわくわくしております♪
実は今も、パンフレットの地図と公演スケジュールを眺めながら、どの公演を聴きに行こうかしら…と思案中です。
ふーむ。4つもコンサートに出演させていただくので、大好きな方々のコンサートと、微妙に重なっているような…(涙)
ともあれ、街に一同に介して、それぞれの会場で最高の音楽を奏でるべく、ベストを尽くす祭典。…なんだかオリンピックの時のリオのような雰囲気になるのかしら…?
皆さまに楽しんでいただけますよう、がんばりますので、どうぞご来場くださいませ♫