せんくらブログ

世にも珍しいコントラバスの世界!!

2016.09.12| 名和 俊

皆さんこんにちは!

コントラバスの名和俊です。

 

今日のせんくらブログは、私名和が書かせていただきますm(__)m
どうぞよろしくお願いいたします!

 

私は去年の4月に仙台フィルに入団した新米のぺーぺーです 。
先輩方の背中をみて勉強しながら日々東北音楽ライフをエンジョイしております!

さて、今日は私の相棒であるコントラバスの悲しくも愛くるしい実態を皆さんに知っていただこうと思います‼

 

いまさらですが、皆さんはコントラバスという楽器をご存知でしょうか?

簡単に言ってしまえば、見た目は大きくてとにかく低い音が出る楽器です!

 

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こんな感じの楽器ですね!

 

見た目はヴァイオリンと似ておりますが、実はコントラバスはギターの仲間なのです‼(詳細はウィキペディアで確認ください)

そのせいなのかギターと同じようにクラシックだけでなく、ジャズ、タンゴ、ポップスなど幅広いジャンルで使われている音楽界には欠かせないとても重要な楽器なのです!

 

コントラバスってすごいですね!(^-^)

 

しかし、

そんな素敵な面とは裏腹に我々コントラ
バス奏者の悲しい実態があります!

まず、

持ち運びが大変!!

みての通り体長が約2メートルあるので、ちょっとの移動でもとても疲れます(´・ω・`)
時には楽器をかついで電車やバスに乗ることも多々ありますのでとっても大変です。

さらに

知名度が低い!!!

私が楽器を持って仙台の街中を歩いている時、
仙台の方々はとてもあたたかい方ばかりなのでよく頻繁に「大丈夫ですか?」「大きいですね!」
等と声をかけてくださります!

仙台って素晴らしい町ですね‼

そして、そのような言葉の後にものすごい暖かな目でこう続きます

「これはチェロですか?」

「立派なチェロですねぇ」

「チェロって素敵ですね」

……いいんです。
声をかけてくださるだけでとっても励みになります。

主に間違われるものを表にするとこんな感じです。

チェロ・・・・・・・・70%
ギター・・・・・・・・20%
家具・・・・・・・・・・8%
サーフボード・・ 2%

このように知名度としてはまだまだな楽器ではございますが、これを機会に少しでも興味を持っていただけたら光栄です‼

 

長々と他愛のない話をしてしまいましたが、

この10/1の西本さんと仙台フィル若手の演奏会にてさまざまなジャンルのコントラバスを弾かせていただきます!

この弦楽四重奏という編成だといつも仲間外れになってしまうコントラバスが今回は珍しくメンバーに入っております!嬉しい💦‼

聴きどころはイタリアの作曲家ロッシーニさんが
2本のヴァイオリンとチェロとコントラバスのために書いた弦楽ソナタ3番です‼

この編成のために書かれた唯一の四重奏曲といっても過言ではない作品ですので必聴です‼

 

皆様と素敵な時間を過ごせることを心から楽しみにしております。

イズミティ小ホールにてお待ちしております‼

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

名和俊(コントラバス)


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