せんくらファンの皆さま、こんにちは!
【助川ブラザーズ】の兄の助川太郎です。
今年のせんくらのステージでは、選曲のテーマを「サウンドオブミュージック」に絞り、
皆さんご存知の名曲の数々を助川ブラザーズ風の味付けで楽しんで頂こうと思っています。
でも、助川ブラザーズ風の味付けって一体何でしょう?
それは2人に共通する音楽の原体験にあると思います。
前回の弟のブログにはあるように、我々兄弟はほぼ同時期に楽器を始め、同じような音楽を聞き、同じように感動して育ちました。
それはちょうど、私の高校3年間、弟の中学3年間に当たります。
その後、私はジャズ、弟はクラシックと進む道が分かれ、プロとして共演するまでに20年の歳月が流れる事になるのですが、
その間も顔を合わせれば好きな音楽の話をしたり、その音楽を流しながら一緒にノッたり(笑)。
そういう関係は変わりませんでした。
今年は比較的早い段階からプログラムのテーマを「サウンドオブミュージック」に定め、そのためのアレンジ作業に取り組んで来ましたが、その時に必ず立ち返るのが2人の好きな音楽のエッセンスを如何に注入するか、でした。
アレンジをしなくても、名曲の数々はそのままで成立してしまいます。
でも、ギターとコントラバスだけでそれを演奏しても、何か寂しい、、、。
もう一味欲しい、、、。そんな心の違和感を丁寧に掬い上げ、しっくりと来るアレンジを見つけるまでのプロセスは本当に壮絶の一言でした。
次回はそんなアレンジの秘密に迫ります。