はじめまして!
アルパ&歌の池山由香です。
せんくらに仲間入りさせて頂けてとても光栄です!どうぞよろしくお願いします。
早速ですが、楽器の紹介から。簡単に説明させて頂くと・・・
アルパ(Arpa)は、スペイン語で「ハープ」を意味します。
何故スペイン語かというと、中南米のスペイン語圏で発展したハープだからです。
歴史はさかのぼること16世紀。スペインがアメリカ大陸の植民地化を行った際にハープなどの西欧の楽器も持ち込み、その後ハープ=アルパは中南米風に進化を続けました。
従って中南米各地に形の違うアルパがありますが、日本にあるアルパはパラグアイのアルパが一番多く、私の演奏するアルパもパラグアイのアルパです。
奏法の特徴としては、自分の爪で弾くので、クリアでシャープな音色がします。力強さも必要で、現地では男性奏者が主流です。(グランドハープは指の腹)
自立しないので、置くときはこのように横にして置きます。
パラグアイアルパの特徴は
・ナイロン弦
・弦の数は37本前後(工房によって違う)。グランドハープより約10本少ないです。
・重さは約7kg。タクシーの後部座席に乗ります。
といったところでしょうか。
また、グランドハープのように半音操作のペダルがありませんので、半音を出すことは得意ではありません。ピアノで言う白鍵のみで演奏するようなイメージです。
なお、上の写真のアルパには弦の上部にレバーがついていて、比較的簡単に違う調への調弦ができますが、曲中にコロコロ変えられるものではありません。
アルパの名曲と言えば、間違いなく「コーヒー・ルンバ」です!
スペイン語では“Moliendo Café”(コーヒーを挽きながら)と言います。
ベネズエラのアルパ奏者、ウーゴ・ブランコの作曲&演奏で世界的に大ヒットし、日本ではアラブの偉いお坊さんがコーヒーを教えてあげた曲として親しまれていますね。
せんくらではアルパの名曲「コーヒー・ルンバ」は勿論のこと、日本で人気のラテン曲「ベサメ・ムーチョ」、ケーナ&サンポーニャ奏者・高橋易宏さんをお迎えして「コンドルは飛んで行く」など親しみやすい名曲をお送りしますのでお楽しみに!