ブログ最終日は、長年趣味として楽しませて頂いている写真について書きたいと思います。
スペインにいる間使ったカメラは1920年代ドイツで発売された二眼レフの元祖であるローライフレックスですが、シャッタースピードや光加減の調節などがとても難しいフィルムカメラです。
使い始めてあまり時間が経っていないので慣れていないのと、二眼レフのため画面に見えるのと実際の写りに差があることなども難しく感じる要因です。
長い間ずっとデジタルカメラやスマートフォンで撮っていたため、その便利さに慣れていましたが、ローライフレックスを使い始めてまた久しぶりにフィルムカメラの魅力にどっぷりハマりました。
まず一番の魅力はフィルムを預けて出来上がるまでの待ち時間がとてもワクワクすることです。デジタルカメラの時忘れていた「待つ」ということを改めてしてみて、その間の感情も貴重なものなんだと思いました。
そして2つ目は、全ての機能を手動で設定することです。とても難しい反面、一枚一枚いろんなことを考えて撮るため、全ての写真が記憶にちゃんと残ります。
何十枚も撮ってその中から選ぶのではなく、できる限り良い写真を撮るため時間と手間をかけることに、演奏することとの共通点を感じます。
写真も演奏もさらに手間をかけて、共に成長できればと思います。
3日間ブログを読んでくださり、ありがとうございました!
せんくらでお会いできることを楽しみにしています。
ローライフレックスで撮った写真です。ローライフレックスならではの光の表現がとても気に入っている一枚です