旅が多く、いつ練習しているのか?と聞かれることがあるのですが、実はある特定の日をしっかり練習の日として開けて、一気に三ヶ月分の曲や、大変な本番の前はその曲の練習のために費やすことがあります。
この日を作らないと本当に自分の演奏が崩壊します。
これは何が何でも死守しなくてはならないのですが、こういった日は1日こもっているため、一般から見ると手帳もその日は真っ白なので、「お休みの日」に見えるかもしれませんね。
ピアニストはとにかく読まなくてはならない音符が多く、上手い下手以前に全く音符が読めていないという状況が長く続くので、それが終わってからやっと本当の練習に入ります。
外に出てリハーサルをしたり、本番をしたりしているのは本当に氷山の一角で、実は幼虫、蛹の状態のいわゆる譜読み、練習の時間が実は一番重要な時間かもしれません。
いつもリハーサルが終わっても家に帰ると、そこからが一番重要な仕込みの時間、練習が始まります。
よってどうしても1日中練習しなくてはならなくなるのですが、これはこの楽器を選んだからには腹をくくらなくてはいけませんね。
さあ練習練習・・・