私はこのところ無伴奏のレパートリーに多く取り組んでいます。
イザイの無伴奏ソナタやパガニーニの作品など、頻繁にコンサートの演目として入れています。そして無論、バッハの無伴奏ソナタとパルティータは生涯を通して究めていかなければならない作品でしょう。
この9月、紀尾井ホールにて行う「ソナタシリーズ2016」は自分にとってとても大きな意味を持つものとなります。
バッハ:パルティータ1番を演奏し、漸くヴァイオリン音楽の最高峰とも言うべき全6曲を制覇したことになります。
細かなモチーフを様々な表情で描く、試行錯誤の日々を送っています。
いつか全曲を演奏するコンサートを開いてみたいものです。