せんくらブログ

2日目

2016.07.17| 池山 由香

今日は、私がアルパに出会い、今の演奏スタイルとなった経緯を書きます。

 

私は、小学生の時に父の仕事の都合でアルゼンチン・ブエノスアイレス市に2年弱住みました。

 

サッカー、タンゴ、お肉、、、と魅力満載の現地の文化を何か一つでも取り入れて帰ってこようと考えた母が見つけて来たのが隣の国・パラグアイのアルパで、ブエノスアイレス在住の先生が日本人駐在員の奥様にレッスンしているのを聞いて、便乗しました。(ちなみに兄は、ケーナとチャランゴを習いました)

 

【画像2】アルゼンチン

 

通った学校は日本人学校ではありましたが、日本では経験できない思い出はたくさんあります。

特に修学旅行は、長らく地平線しか見えないパンパ(草原地帯)をガウチョさん(現地のカウボーイ)と一緒に馬に乗って片道2時間以上かけて釣りに行く、という非常に大胆なものでした。
自作のルアーを使い、黄金の魚・ドラドは釣れませんでしたが、名前を覚えていない白身魚を釣ることが出来、帰ってその晩に食べました。パンパの夜の星空の綺麗なこと!忘れられない思い出です。

 

ちなみに近年、日本で流行っているガウチョパンツを私は愛用しています。

 

中学・高校では合唱部に燃え、大学は声楽科に。大学2年生の時に合唱に参加した大学院オペラ「イドメネオ」でエレットラを歌っていらして当時から憧れの的だった嘉目真木子先輩、受験生の時にソルフェージュ教室を紹介して下さったピアニスト森下唯さん、同じ先生のもとで学んだバリトン草刈伸明先輩もせんくらに出演なさるとのこと、楽しみです!

 

このような流れで、アルパと歌を組み合わせて、弾き語り奏者として活動をしています。現地パラグアイでは弾き語り演奏も少なくありません。せんくら公演では、楽器演奏のみの曲と弾き語りの曲、両方をお送りします。

 

【画像3】川口リリア

 

こちらは先日の、フルート奏者・篠原梨恵さんとの七夕コンサート後の写真。篠原さんはメキシコ、私はパラグアイの民族衣装を着ています。
せんくら当日も民族衣装も着ますので、そちらもお楽しみ頂ければ嬉しいです。

 

池山由香(アルパ、メゾソプラノ)


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